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毒猿 新宿鮫II



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毒猿 新宿鮫IIの評価: 4.51/5点 レビュー 83件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.51pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全83件 81~83 5/5ページ
No.3:
(4pt)

もう一つの主人公「新宿」

冒頭に『新宿御園案内図』なるものが掲げらている。どうやらここがこの物語の重要な舞台になるのだな、と分かる。そして案の定その御園でのクライマックスの陰惨な「戦争」。このシリーズの主人公は一度食らいついたら離れない一匹刑事「新宿鮫」こと鮫島なのだが、もうひとつの主人公は『新宿』なのかもしない。そこで蠢く、台湾ヤクザ、殺し屋、日本のヤクザ、チンピラ、中国孤児二世のホステス、台湾から来た刑事…新宿歌舞伎町が抱きこむ暗闇の部分を魅力的にリアルに描きクライマックスに持って行く大沢の力量はここでも健在。特にニヒルな殺し屋に理屈無しに惚れていく奈美の存在が心に残った。
毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)より
4334726569
No.2:
(5pt)

一作目以上におもしろい。

一作目以上におもしろい。新宿という街や警察という機構、犯罪といった情報が読み進むに従い深みが増してゆき、作者の創り上げた「新宿」が本当に実在するかのように思えてくる。ニ作目では鮫島と台湾からやってきた鮫島とよくにた事情の警官が加わり、警官同士の友情の下に、台湾マフィアを追い詰めてゆく。このシリーズは、本当に圧倒的に面白い!
毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)より
4334726569
No.1:
(5pt)

頂点を極めた、新宿鮫シリーズ第2弾

新宿鮫シリーズの、第2弾にして最高傑作。映画「エイリアン2」の成功に習って、続編の書き方を研究したという本作は、エイリアン2と同様、主人公を差し置いて派手なドンパチがいっぱいです。そればかりでなく、敵味方に誇り高い魅力的な男を贅沢に配して、大沢流正攻法ハードボイルド炸裂です。でも、一作目の新宿鮫から読んでほしいなあ。
毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)より
4334726569

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