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エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ
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エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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被害者が著した『呪われた芸術家たち』の抜粋が数ヶ所挿入されている。これが決め手となるわけだが、 ある程度の知識がないと解けないのがイタい。密室は、不測の事態がからんだ、偶発的なものである。 磊落な大べし見警部、デリケートな性質の海埜警部補、一見浮薄そうでじつは聡明な探偵・神泉寺瞬一郎などキャラが個性的だ。 作者の絵画にかんする造詣の深さ、それを作品に活かすテクニックに感心した。 | ||||
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エコールドパリの画家たちの説明も書かれていて何となく絵が思い浮かびます。 | ||||
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「読み応え」はありました。トラディショナルな推理小説といったところです。 しかし、最後のオチがイマイチ。「は?それが事の真相かよ?!」としばらく呆然となりました。このくらい覚悟してハードル下げて読むなら良いと思います。 | ||||
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この著者の作品は、本作と『トスカの接吻』を読み、3冊目の『花窗玻璃』は10ページほどで断念しました。 どれも舞台装置は一見豪華。残念なのはやがてそれがベニヤ板の書き割りに見えてくることです。 こういうペダントリーを前面に出した作品は、言葉に読者を取り込むだけの力がないとしらけてしまいます。 特に外国語の引用は、要注意。 本作では、執事が主家の娘をちゃんづけで呼んだり(地の文までちゃんづけ!)、 母親が「娘に本を読んであげていました」などと言ったり、 日本語として違和感を抱かせられる表現があちこちにありました。 さらに登場人物は説明が多い割に存在感がなく、犯人に説得力がない。 人間が生きて立ち上がってこないんですね。 それからこのタイプの密室は、今までなかったと書いていますが ルブランのルパン・シリーズの短編に存在します。 むしろおもしろかったのは、エコール・ド・パリについての作中論文で 小説よりもこちらをふくらませたほうが良いのではないか、という印象を持ちました。 | ||||
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