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蒲公英草紙 常野物語



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蒲公英草紙 常野物語の評価: 3.90/5点 レビュー 68件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 1~20 1/3ページ
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No.47:
(4pt)

少し地味な感じかな

以前、光の帝国を読んで面白かったので、読んだのですが、2作目だったせいか、そこまで印象に残らなかったかな。面白く読めましたが。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
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No.46:
(5pt)

涙が止まらない、記憶と命の存在感

愛しい人々か切なくも、暖かく個々の命を燃やしながら生き、どうにもならない自然災害や戦争、時代を俯瞰しながら踠き、命の糸を紡いでいく。
ふと、現代の様々な現象とリンクしているようにも思い、涙が止まらなず、胸が熱くなった。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
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No.45:
(5pt)

大好きな1冊

常野シリーズがとても好きです。蒲公英草紙は感動して涙が出ます。自分自身の役割について考えさせられる1冊です。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
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No.44:
(5pt)

「素敵な物語をありがとう」

冒頭から哀しい結末を予感させる、しかし陽だまりのような温かな風景が、素敵な人々の姿が描かれる。
遠野一族は「運命を自覚して」生きている。聡子様も幼くして自分の運命を見通しながら受け入れる。そして光比古さんは物語に救いを与える。この二つのシーンには目頭が熱くなった。
私の方が言いたい。「素敵な物語をありがとう」
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No.43:
(5pt)

一気に読み終えた

「光の帝国」のレビューにも書いたが、前作をベースとして、特殊な能力を持つ一族の個々の家庭と現実世界(?)とのつながりについて描かれている。前作を読んでその世界観を感じていないと理解するのが難しいかもしれない。読みながら、「ああ、ここでつながってくるんだ。」という場面が多々あった。前作が「常野」を面で描いたとすれば、今回はその中の一点を抽出して線で描いたという感じ。より世界観が明確になってくる。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
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No.42:
(5pt)

自分がこの世で果たすべき責務を幼くして自覚した少年少女の姿に感動

オムニバス短編集だった前作と違い、農村を訪れた常野の人たちを描いた長編。超能力者と言うSF的設定ながら、戦時中でもノスタルジックなストーリーに不思議なくらい違和感なくマッチしていたと思う。そして常野一族はあくまで脇役的に描かれ、峰子と言う少女ヒロインの視点で語ったのが巧み。彼女が出会う人々との触れ合いを通じて、淡い恋愛感情も含めて戦争の影を感じさせ、台風により失われた友を常野の少年が超能力を生かし、まるで生き返ったかのように蘇らせるのは感涙もの。子供達を災害から救って命を落とした少女もそうだが、自分がこの世で果たすべき責務を幼くして自覚した少年の姿に、素直に感動した。
 傑作。
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No.41:
(5pt)

槙村家のお話

シリーズで一番最後に読んでしまった。
が、面白かった。
聡子さんでちょっとうるっとくる。
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No.40:
(5pt)

人の温かさと時代の冷酷さ

前作「光の帝国」に魅了され、待望だった続編が出版されたということで手に取った。前作と異なり、時代背景は明治維新前後の日本となり、主人公峰子のその時代に書き綴っていた「蒲公英草紙」の回想が作品の大半を占めている。前作と異なり、常野一族の能力は頻繁には出てこないが、時代に翻弄される人々のなかでの常野一族の微妙な立ち位置を考えさせられる作品ではないかと思う。少々退屈な場面もあったが、全体としては感情移入しやすくかつ表現の丁寧さ・美しさが私は好きだと感じた。
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No.39:
(4pt)

初めて利用しました。

表紙左上に荷重がかかって曲がっていましたが(買取りする前からなのでしょう)他はとてもキレイでした。 値段が安いので満足です
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No.38:
(4pt)

常野の人たちとの心の交流

「光の帝国」とは一変して静かにまったりと時間が流れます。 格調高いエピソードを楽しみつつ、やがて悲劇が訪れます。 その悲劇が読んでいて東日本大震災と重なり合い二重に辛いのです。 そうした展開のなかでの常野の人たちとの心の交流は味わい深いのですが、 かなりハードルが高いことも否めません。
余韻の残る読後感はかなり悲しくもあるけど、 日本の昔にもどった世界感はなかなか良い感じです。
「光の帝国」が気に入った人にはぜひ挑戦して欲しいです。
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No.37:
(4pt)

「しまう」ひとたち

遠野に語源があると思われる常野一族の物語。蒲公英草紙、光の帝国、エンド・ゲームと三作書かれているがわたしはこの蒲公英草紙が一番好き。この物語に登場する春田一家は、人の人生をこころに「しまう」ことが出来る。それは、その人の視覚的な一生を情緒を付与してしまっておく、ということのようだ。決して美しいことだけではないに決まっているその「しまう」作業を、美しい書見台と共に淡々と生きていくこの一家のことを、わたしは時々思い出す。
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No.36:
(5pt)

胸にストンと落ちてくる小説

光の帝国が好きで、続編があると知り大喜びで購入しました。光の帝国とは違い、一つのつながった物語になっていますが、心情も情景も丁寧に書かれていて抵抗無く、気付けば随分時間がたっていたと言った感じで私の場合は読み進められました。
ラストには賛否両論、読む人によって様々な感情がありそうですが、私はあの終わり方だから蒲公英草紙を読み終わってあんなに余韻を味わえたのだと思います。
しっとりと、丁寧に、少し棘の残る作品だと感じました。
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No.35:
(5pt)

東北なら現実にありそうな・・・☆

『光の帝国』の前に『蒲公英草紙』を読みました。
何の予備知識もなく読み進むうちに
五木寛之の『風の王国』の主体となった一族の生き方を
ファンタジー風にしたのかと思いました。「天聴会」という
単語も『風の王国』を彷彿とさせました。

文体が現代風なので 時々明治時代だということを
忘れますが、日清戦争後あたりの東北が舞台です。
その頃の東北を考えると 確かに槙村家のような家柄の
人々は集落をまとめる役割がありましたし人々からの
信望を集めていたと思います。

槙村家に生を受けた聡子様は「アルプスの少女」のクララを
思わせ、お話相手の峰子はハイジのようです。

そんなファンタジックな設定の中に風のように現れる
春田家の使命は人の一生や音楽や物語などを「しまう」こと。

はじめ 何のことか分かりませんでした。しかし読み進むうちに
常野一族が「しまう」ことや 時空を超える不思議な力の意味
現実を生きる人々への使命の意味がだんだんとわかってきます。
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No.34:
(4pt)

海岸に打ち寄せられた貝殻のような

常野一族の2冊目です。「光の帝国」を読んだ後に読むと良いですね。
久しぶりに本を読みながら泣きました。
明治維新後、日本が大きく変わりつつある中、田舎に住む一人の女の子が、地域の中心となる一族と、常野一族の人々との関わりを通じて、今後、日本人はどうあるべきかに気付かされていきます。
人々の生活が「変わる」ことへの不安。希望の裏に隠された様々な思い。
21世紀を生きる者としては、19世紀末の日本人が、それも歴史に名を残さない普通の人々が、どんな風に変化を受け止めていたのかは、正直、想像もしたことがありませんでした。
田舎に住んでいる子どもでも、何かを感じていたのかも知れません。それは、今、中国やインドなどのアジア地域で起きていることなのかも知れません。
女の子は、何かを知りたいとか、まとまった考えを持とうとかしているわけではありません。
でも、周囲の大人たちや、常野一族の人々を通じて、大切なことに気付かされていきます。
それは、一言で言えば、日本人のアイデンティティということだと思います。
しかし、時代の波は、そんな大切なことや、人々の思いをいとも簡単に飲み込み、大きなうねりの後に、昔の日本人が予想も出来なかったところに日本を連れて来ました。
この本は、波に飲み込まれた貝殻が海岸に打ち寄せられ、ひっそりと転がっているように、当時の人々の思いを描いています。
貝殻を拾って見つめていると、遠いところと繋がるような気持ちになりますよね。
フィクションですが、そんな気持ちを感じさせてくれる本です。
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No.33:
(4pt)

ほっこり、でも最後に涙

『光の帝国』に続く常野物語第2弾です。
『光の帝国』で出てきた春田一家のご先祖の話、
常野一族以外の家に保管されている書見台にまつわる話ですが
続きではないので『蒲公英草紙』から読んでも問題ありません。
また、『光の帝国』の様な短編集ではなく長編1話です。

語り手である峰子が常野ではないので
常野一族の能力は要所要所で出てくる程度ですが
もちろんそこはお話の重要ポイントとなっています。

ただ、『光の帝国』の様に様々なタイプの常野一族が出てきて
その能力に驚いたり感心したりしていた私にとっては
短編集の方がメリハリがあって好きでした。

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No.32:
(5pt)

良質な小説

基本的に「ですます」調の文体は苦手なので、しばらく「積読」状態であったが、いざ読み始めると、非常に良く構成され美しく描写された小説だった。開国直後の日本という設定は、時代小説と近代小説の狭間で、なんとも言えない甘い郷愁を私に思い起こさせる。おそらくあの時代の現実は、この小説の大半で語られる「古き良き日本」よりもずっと過酷だっただろうが、そこが小説の良いところ。ファンタジーの要素が組み込まれ、魅力的な登場人物が織り成す物語に素直に感動できた。百年後に現代を振り返ったら、やはり2009年も「古き良き」に見えるのだろうかとふと考えさせられた。
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No.31:
(4pt)

優しいさと・・・

他の2つの常野物語を読破してから、数年後に気になって読んでみました。(本来は2番目に読んでおくべきだったかも)でも、単独でこれだけ読んでも十分楽しめると思います。
聡子が語り手となって明治時代の農村のお話。前半は聡子が10歳前後の明るくて、ほのぼのする感じでしたが、途中で春野一家が村に現われてから雰囲気が変わってきます。そして最後に。。。聡子の最後の言葉が重たく、印象に残りました。また時間がたってから読んでみたいです。

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No.30:
(4pt)

宝石のように美しくも大切な想い出と、後味の悪さ

本書は『光の帝国』に続く「常野物語」シリーズ第2弾だが、前作の続きではなくシリーズの番外編といった方がよいかも知れない。
本書に登場する春田一家は、『光の帝国』に登場する春田一家のおそらくは二代か三代前の先祖と思われるが、彼らの能力もまた、『光の帝国』の春田一家と同様、「しまう」ことにある。
しかし本書の中では、一家の末息子である光比古の役割は重要ではあるものの、彼らはあくまでも脇役であり、物語の中心は語り手である峰子と、彼女の想い出の中心にほのかに輝く「聡子様」である。

峰子が「聡子様」と過ごした幼き日々は、彼女自身が述べるように、彼女が最も幸せだった時代である。
その彼女の記憶に語られる日々の出来事は、どれをとっても懐かしくも優しく、ときには悲しみや切なさを伴いつつも、いつまでもその至福のときが終わらなければいいのにと、そんなはかない願いがストレートに伝わってくる。
しかし、その優しい想い出のままで物語が終わればいいのだが、読後に残る思いは後味の悪さばかりである。

ラストでは峰子の現在である終戦直後に時が戻り、すっかり生きる気力を失い、途方に暮れてしまっている現実が映し出される。
締め括りの「彼らが、そして私たちが、これからこの国を作っていくことができるのか、それだけの価値のある国なのかどうかを彼(光比古)に尋ねてみたいのです。」との述懐は、単に峰子が置かれた終戦直後の暗い絶望的な状況に対する問いかけというよりも、むしろ現在の先行きの見えない日本に対しての、作者が峰子の言葉に託した読者へのメッセージではないかと思う。

しかし、その答えを、その救いを、作者自身に示して欲しかった。
あの救いようのない絶望的な物語である『光の帝国』においてさえ、救いを与えてくれた作者なのだから。
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No.29:
(4pt)

不安な時代への警句と希望

常野一族という一風変わった一族がいる。
『光の帝国』で、春田の血筋の書見台が一族ではない家に所蔵されていたとちらりと出てきた。
その書見台を有していた旧家と集落を中心に、19世紀末の「にゅう・せんちゅりぃ」を迎えようとする日本が牧歌的に描かれている。
だが、その新しい世紀が戦争の世紀であったことは、現代の読み手にとっては既知であり、描かれる世界が美しいほどに喪失の予感で胸が痛む。
「しまう」「響く」ことは特別でも、本を読み、人と触れあい、気持ちを揺れ動かすことなら、誰しも日常的にしていることだろう。
そうやって他者を感じながら、一人一人が、今、この時、この国を作っている。主人公の最後の問いかけは、読み手への問いかけであり、警句である。
不思議であると同時に美しい、静かに胸を打つ本だった。
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No.28:
(4pt)

聡子は日本の良心

時代は「にゅう・せんちゅりぃ」(21世紀ではありません。20世紀です)を迎えた頃、場所は山を越えれば福島、という阿武隈川沿いの農村地帯。絵に書いたような田園風景が目に浮かびます。大地主の末娘・聡子の話し相手としてお屋敷に上がることになった峰子の日記がタイトルの『蒲公英草紙』です。彼女が自分の日記になぜこの名前を付けたのか、何となくわかる気がします。うららかな春の午後、窓辺から黄色い蒲公英に紋白蝶が戯れている様子を窓辺から眺めていて思いついたようです。

 父親から帳面をもらった峰子は「しっかりお勉強をして世の中の役に立つ人間になりたい」と考えます。からだが弱く、成人するまでは生きられないだろうと言われていた聡子は、畑仕事を手伝う子供たちを見て「みんなあんなに働いているのに、聡子は何もしてないね」「聡子はぬくぬくとわがままをさせてもらっているのに、何も村に返してません」と言います。これから大人の階段を上ろうかという年頃の少女たちでも、普通にこんなことを考えられていた時代があったんでしょうね。家族のためとか、地域のためとか、国のためとか、とにかく自分のことだけを考えるのではなくて、誰かのために役に立つ人間になりなさいと親は子に教え、子はその教え通りに何か人の役に立つことをしようと思う、美しい日本人がたくさんいたんですね。

 聡子を見ていると、育ちがいいというのはまさに彼女のためにある言葉だと思います。美しい言葉遣い、周りの人への気遣い、感謝。清々しい心の持ち主は、周りにいる人の心まで暖かくさせる。そこにいるだけで心を和ませることのできる人。聡子を取り巻く人々も優しさにあふれていて、せわしない日本にも、かつてはこんな風に平和でゆったりと時間が流れていた時代があったんだなと、読んでいる私まで穏やかな気持ちになりました。

 だからこそ、村をおそった悲劇がひどくつらいものになるのですが、ここでみんなの気持ちを救うのが、常野一族の春田一家です。『光の帝国』の一話にもつながりのあるような家族が出てきましたが、みんなを「しまう」ことのできる彼らと村人たちとの交流は短くも心に残るものでした。

 最後は昭和20年8月15日。玉音放送を聴いた峰子は深い喪失感の中にいますが、だからこそよけいに聡子のとの楽しい日々に心を引き戻されてしまうんでしょう。平和な物語のラストとしてはちょっと切ない終わり方なんですが、だからこそ聡子の美しさが引き立っているような気がします。「自分が幸せであった時期は、その時には分かりません。」深い言葉ですね。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
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