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黄昏の百合の骨
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黄昏の百合の骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
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ここ最近、立て続けに本を出版してきた作者だが、いよいよ本領発揮!といった感じの内容だった。まひる、クレオパトラは伏線や心理的駆け引きは面白かったが、結局のところは?という疑問が個人的に残ったので、いささか肩透かし気味だったが、これは文句無しに星5つ!!それに、作者の古くからのファンであるなら『理瀬』の名前を見ただけでも嬉しい。彼女もまた成長し、暗黒度がアップしている(笑)ミステリあり、心理的駆け引きあり、青春要素もちょっとあり、の盛りだくさんな内容が恩田テイストで程よく調和されていて、個人的にここ最近のベストだと感じている。 | ||||
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『麦の海に沈む果実』のヒロイン、水野理瀬を主役にした話で、『麦の海に沈む果実』のあとの話になります。奇妙な遺言、未詳の来歴の家、百合の匂いに霞む家、複雑な家族関係、エキセントリックな登場人物、姉妹と兄弟、屈託のない友人、憧れの従兄、ジュピターという名前の謎、行方不明の少年、死に行く小動物、病弱な目撃者……推理小説や少女漫画の、曰くありげな道具だてをこれでもか!ってぐらい突っ込んだアンニュイな空気の漂う作品。ピカレスクロマンにしては些か中途半端で、ラストも理解に苦しむ行動を取る登場人物がいて、頭が良い人間たちの物語という印象を著しく損なっているように思います。☆3つか4つか迷いましたが、それなりに楽しく読んだので、とりあえず4にします。 | ||||
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