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殺人喜劇の13人



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殺人喜劇の13人の評価: 3.50/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(5pt)

「著者」の気概が伝わる名作

数多くの登場人物と癖のある文体に最初はやや戸惑いますが、中盤からぐんぐんと引き込まれていきます。様々なトリックや伏線をこれでもかと詰め込み、そしてしっかりと回収していく内容で、とても面白く読めました。癖のある文体にもしっかりと必然性がある事がやがてわかってきます。全く内容も毛色も違いますが、カズオイシグロの「日の名残り」を読んだ時と似た感覚を持ちました。またじっくり読み返したいと思います。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.15:
(4pt)

★★★★☆

★★★★☆
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.14:
(2pt)

合わなかった

相性が悪かったとしか言いようがない。
途中で文体に対する違和感の理由がわかったように感じたが、気のせいだった。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.13:
(5pt)

面白かったです

作者のデビュー作ということもあって書きたいことを全部やりつくしたといった感じに好感を持ちました。
京都の共同下宿を主な舞台に次から次へと連続殺人が行われ、間には誘拐事件が発生といったジェットコースター展開。
一連の殺人の行われた後、名探偵が登場して登場人物の手記を主に推理します。
解けた謎によって次の謎が解けていくといった真相解決も好きでした。
『不連続殺人事件』『りら荘事件』などの先達を意識しつつ書かれたと思われますが、どちらも好きな私には大満足の一冊でした。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.12:
(5pt)

私にはあっていました

いわゆる本格推理ものが好きで、その他、軽いミステリーやサスペンスなども読んでいます。以前からずっと気になっていた芦辺拓さんの小説。どうせならデビュー当時のものから読みたいと思い、鮎川哲也賞を受賞したこちらを購入しました。評価が低かったのであまり期待していなかったのですが、なかなかどうして私には非常に面白く読めました。確かに登場人物が多く矢継早に事件が起こります。また、その事件に対して手記を書いている登場人物の推理が(かなり論理的に)入ってきます。この辺りを面白いと感じるか、面倒くさいと感じるかで評価が変わってくるのでしょう。ただ、私はこういったものが好きで、最後の方(II部)で事件がほとんど論理的に集約されていくところでは読むのが止まらなくなりました。最後の最後に探偵がやっと登場して颯爽と(本編の主人公はちょっと頼りないキャラクターとなっていますが)解決していく展開はベタと言えばベタですが、そういったものが好きな方にはおススメです。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.11:
(2pt)

私には合わない。

芦辺拓の文章が私には読みづらい。がんばって最後まで読んだが、最後はほとんど飛ばし読み。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.10:
(2pt)

後半まで読みづらいし独り言、独りツッコミが寒すぎて不快

解決編までは登場人物の学生が書いた手記として書かれており読みづらかったです それ以降は読みやすい文章で作者本来の文なのだと納得しました 謎については時刻アリバイ、暗号物、密室等いろいろ詰め込み特に暗号を解けないと推理できないんじゃないかと思いました それに警察が無能すぎですし、犯人が建物に侵入を繰り返すリスクを何度も冒してたり、犯人、共犯者が15人中6人等つっこみどころが満載でした 共犯者が犯人に加担する動機もいまいちですしリスクの方が高く感じます 最後にこの作品はフェアとか書いてありますがフェアではありません
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.9:
(2pt)

芦辺拓さんの本は

芦辺拓さんの本は、内容の説明を読むと凄く面白そうなのですが、実際に読むとキャラクターに魅力が感じられず(薄っぺらな名探偵…)、内容も冗長で残念な気持ちになります。殺人喜劇の13人も説明文を読んで「面白そうだ」と購入しましたが、やはり結果は同じでした。作品の内容に関しては敢えて書きません、この方の作品どれでもいいので一冊読んでください、きっと分かっていただけると思います。
殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)より
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No.8:
(2pt)

詰め込みすぎてお腹がいっぱい

事件の様子を語り部が手記スタイルで綴る一部と,それを探偵が解決する二部の構成.
パーティの場面から始まる序盤は,人物紹介も兼ねてほぼすべての人物がここで登場し,
多くが入れ替わり立ち替わりする様子は,名前や彼らの関係を把握するだけで一苦労です.
そんな中,把握が追いつかないうちに事件や死者となるため,ますます混乱をしていきます.

また,語り部の青年が探偵小説作家志望で,たびたびそのことにも触れられるのですが,
事件や状況を自身の作品(当然,架空でありこちらは何も知らない)になぞらえてみたり,
読者に呼び掛けるような演出は,手記の体とはいえ,お世辞にも読みやすいとは言えません.

そして,あまりに多くの犠牲者と疑問を残して二部の解決篇へと進んでいくわけですが,
語ることが多いのはそれまでからわかるものの,無茶や強引な部分を差し引いたとしても,
一部以上に詰め込みすぎてお腹がいっぱい,ページ数以上の長さを感じずにはいられません.

さらに,読者へのフェアを謳い,冒頭にてこれから起きるいくつかの場面先行で見せますが,
正直なところ,作品全体の一部としてミスリードに誘導されているようでしっくりときません.

このほか,D**大学や京都市*京区などといった,妙な伏せ字の使い方には違和感が拭えず,
著者が古い映画に思い入れが強いのか,登場人物を重ねたりもじったりしてはしゃぐ様子は,
残念ながらほとんど理解できなかったため,却って空回りをしているよう映ってしまいました.

なお,本作は『第一回鮎川哲也賞』受賞作で90年に刊行,98年には講談社文庫から文庫化.
復刊となる本巻では改稿され,『創元推理文庫版あとがき』と『解説』も収められています.
殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)より
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No.7:
(1pt)

今まで読んだ中で最も酷い駄作

こんなに酷い作品はそうそう無いと思う。
ミステリーは文章力を求められるジャンルではないが、あまりにも作者の文章が酷すぎて。。。。肝心のトリック、動機、も全て駄目駄目。読んだ人が可哀想になるレベル。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
4062639238
No.6:
(4pt)

学生寮学生連続殺人もの

第一回鮎川哲也賞作品としてリリースされた芦辺氏のデビュー作。
京都の学生寮を舞台にして学生達の連続殺人事件を描いた本格路線の作品だが、シリアス路線というよりライトタッチの青春ミステリーに仕立てられている。あらかじめ限定された登場人物達が次々殺されていき、トリックもアリバイ崩しに密室とてんこ盛りでサービス精神旺盛だが、ちょっと読んでいると詰め込み過ぎという感じもする。
京都弁での会話文体がやや読み憎く、文体もこなれていないので、ややストーリーを追うのに苦労する。
マニアックな本格推理だが、同時期の講談社ノベルズ系新本格作家の一連の作品とはややテイストが異なる感じがする。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.5:
(5pt)

記念すべき第一回鮎川哲也賞受賞作

記念すべき第一回鮎川哲也賞受賞作です。鮎川哲也さん著の「リラ荘殺人事件」を思わせるトリック満載の派手な本格ミステリ小説でした。きっと何年も練りこんだトリックを小説化したものだろうと想像します。芦辺拓さんの本は6冊読みましたが、この作品が一番面白かったです。先述の鮎川哲也さんの「りら荘事件」や、二階堂黎人さんの「人狼城の恐怖」などが面白かったという方には是非読んでいただきたい作品です。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
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No.4:
(4pt)

芦辺拓の処女作

私が所属するミステリー研究会に現役の同志社大學のミステリー研究会の会員が入会されたことに感激し、先輩である芦辺拓氏の処女作を購入しました。内容は流石でした。状態もかなりよく、満足しています。
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4062639238
No.3:
(4pt)

芦辺拓の処女作

私が所属するミステリー研究会に現役の同志社大學のミステリー研究会の会員が入会されたことに感激し、先輩である芦辺拓氏の処女作を購入しました。内容は流石でした。状態もかなりよく、満足しています。
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4062639238
No.2:
(4pt)

つくりこんだ

 1990年に出た単行本の文庫化。
 第一回鮎川哲也賞の受賞作。
 10人近くの死者が出たり、ちからわざなトリックが炸裂したりと、けっこう楽しい本だった。デビュー作らしい熱気と大胆さがみなぎっており、本格復権の出発点のひとつとなったのも十分にうなづける。
 著者が同志社出身で、「ほんやら洞」が出てきたり、京阪が犯罪現場に使われたりと、京都の人にとっては身近な場所が次々と使われているのも面白いかも知れない。
 文章にやや難あり。
殺人喜劇の13人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人 (講談社文庫)より
4062639238
No.1:
(5pt)

お見逃しなく

記念すべき著者のデビュー作。力が入っています。フーダニットから、ハウダニット、おまけに叙述トリックとてんこもりで凝りに凝っていて,これぞデビュー作・受賞作の醍醐味でしょう。この作者らしいくすりと笑える部分や,ほろ苦い部分まで、後の作品の原型を見ることが出来ます。芦辺拓作品が好きな人は,絶対に読まなければならないバイブルです!!
殺人喜劇の13人Amazon書評・レビュー:殺人喜劇の13人より
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