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未明の家
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未明の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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W大学の院生が建築にまつわる謎を解くシリーズ第一弾。 館モノというジャンルがミステリにおける一大ジャンルとして存在するからこそ、館にまつわる謎を解くことを専門とした探偵が登場するのはある種当然の帰結……と言えるかもしれないミステリ(とはいえ、初出はもう二十余年前だが)。まさにその売り文句に相違ない作品に仕上がっている。ただシチュエーションとしては決して嵐の山荘に陥ったり、クローズドサークルで殺人劇の幕が上がったりはせず、そもそも探偵たちは死体に直面することすらなく(一応人は殺されるが)、真相を射貫く推理にしても、それほどロジックに凝っているわけでもなく、あくまで蓋然性から想像できる範囲に収まる程度なので、その点ではちと不満。ただ文章は端正で、引っかかりもなくすらすら読めた。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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有栖川有栖氏の著作で紹介されていたので、興味をもって読み始めました。 謎めいた館、語られざる過去、豊富な蘊蓄…とミステリとしての雰囲気はかなりのもの。登場人物のキャラクターも立っていて、面白く読めます。 ただ、肝心の事件がどうにもしょぼい。主人公は事件を全て伝聞によって知るだけで、発生現場には立ち会いません。それが事件の生々しさを消してしまっています。しかも謎解きはありきたりで目新しさもなし。裏表紙に「衝撃の真実」(うろ覚え)と書いてあるのには思わず苦笑です。 ミステリの雰囲気は充分にまとっていますが、雰囲気だけに留まっているといったところでしょう。 シリーズ一作目ということですが、それならなおさら読者のハートを鷲掴みにするような魅力的な事件を描くべきだったのでは…と思います。 | ||||
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ご所有の《西洋館》の鑑定承ります アルバイト半分研究半分のこのチラシを見て桜井京介のいる研究室にやってきた遊馬理緒。 彼女は祖父の残した黎明荘を母親が取り壊そうとしていることに不満を抱き、なんとかしてほしいと依頼してくる。 だが理緒の頼みはそれだけではなくて…… キャラクターはなかなか魅力的ですが、それほど真新しい感じもしなかったかな…… 一目見たものをなんでも覚えてしまう理由ありっぽい少年蒼。 長い前髪を上げればものすごい美貌が顔を出す京介。 女性じみた名前のくせに熊のような容貌を持つ深春。 シリーズが進めば愛着がわくんでしょうが、一巻目はキャラクターの個性がなんだか無理矢理取ってつけたもののように感じてしまいました。 肝心の「館」の魅力も今ひとつ。 大げさな舞台設定なのにあの結末ってどうなの……。 特にブルーサファイアが出てくるあたりでは、あまりのありきたりさにちょっと笑ってしまいました。 作者にだまされた! という要素がほとんどないし、思わせぶりだった伏線がそのままスルーされたりもしてちょっと物足りない。 ただ退屈するほどではなかったのと、これからどんな風にキャラクター達が動いていくんだろう、という興味は多少湧いたので次も買ってみようかなと思います。 | ||||
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ありがちなストーリー、謎解きの部分も奥行きがいまひとつ。なーーんてことはさておいて、この建築探偵シリーズはキャラクターが命です。京介、深春、蒼に張り巡らされた伏線に興味深々ではやく次シリーズが読みたーい。 | ||||
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