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未明の家
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未明の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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なんのご縁か、読むことになりましたが、連続ドラマを見終わった気分です。凝りに凝ったトリックが使われる本格派ミステリというよりは、キャラクターの魅力とドラマ仕立てのストーリーテリングで引っ張っていくサスペンス劇場のようです。 '94発行なので古い言い回しはありますが、全体的に読みやすい文体です。 個人的には蒼が好きなので、次巻も読んでみたいですね。 | ||||
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小説の登場人物一人一人の特徴が良く判り、前半と後半の展開が全く異なっていくのでとても面白いです。 犯人はこの人?と登場人物の中でも印象が薄いですが我儘な性格が良く描かれて居ます。 | ||||
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イケメンの大学院生がどうやら建築探偵ということらしい。 それから、世界中を旅している男やら、なにやらいわくありげな少年など、探偵サイドだけでも色々なキャラクターが居る。 更に、容疑者側というか、そちらの方も、強烈な個性を持った方々が続々と登場して、賑やかなエンタテイメントになっている。 ただ、どのキャラも立ってはいるが、どこかで見たような・・という感は拭えない。 更に、こうした賑やかさから少し離れて、推理小説としてみると、これは少々ガッカリもの。また、肝心の建築探偵たる所以も今ひとつ説明されていない気がする。建築と犯罪の関係がクリアになっていないと思う。 とはいえ、読んで楽しめる物語には仕上がっているし、今後の展開も楽しみになる。 | ||||
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噂でなんとなく聞いていましたが、読んでびっくり、本当に面白かったです。一見ムク犬の如き容貌、実は・・・の桜井京介。蒼、と呼ばれる、いわくありげな少年。みはる、という名の・・・。癖のある人々の、まだまだ伏せられている設定は、それだけでも次を期待してしまいます。探偵役にされる桜井京介の、逃げ腰同然の謙虚さ。そのくせ最後には、建物と諸々の話や断片から、ジグソウ・パズルのピースを集めて一つの絵を復元するように、今はもういない人を物語り、残された家族を思い込みの沼から救い出します。どこか優しい結末。寧ろ、ミステリーは苦手、謎解きせずに話追っちゃって邪道かな、という私のような人に良いかもしれません。 | ||||
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第一作はイマイチ派手さも無く淡々と進んで行きます。読み終わった後もイマイチ記憶に残るものも無く。しかしこれから始まるシリーズの一作目でもあり、これからどんどん面白くなっていきます。がんばって読んでみてください。内容は館を全面に押し出しているので、本格が好きな人にもそれなりに楽しめる作品です。 | ||||
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始めにこのネーミングを見て、変なの、怪しい、とか思われる方も多いでしょう。そういう偏見はとっぱらってみてください。 ここでの探偵役は、建築にしか興味を示さなさそうな、探偵と言うには何だか片手落ちな気もする、そんな人物・桜井京介。ところが、本を読みすすめていく度に、彼は建築を見る前に、建築物に宿った“人”を見、そのロマンに浸っているのではないか、と思い直すことになります。 未明の家は、そんな建築探偵シリーズの中の1つ。日の当たらないパティオ。その悲壮な雰囲気に秘められた、人々の思いが、京介を振り回します。 | ||||
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