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殺しはエレキテル 曇斎先生事件帳



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺しはエレキテル  曇斎先生事件帳 (光文社文庫)

殺しはエレキテル 曇斎先生事件帳の評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

蘭癖=西洋ブーム真っ盛りの大坂の、奇妙な異国趣味が楽しい

芦辺拓先生描くところの本格ミステリ+時代ミステリ連作短編集コミカル風味。
探偵役を務めるのは橋本曇斎先生。いまは亡きソノラマ文庫の大傑作『虚船』では対UFO光線兵器を開発した(!)実在の蘭学者であります。
蘭癖=西洋ブーム真っ盛りの大坂の、何だか海外の日本ブームを見ているような、鎖国時代の憧憬と誤解の混じり合った奇妙な異国趣味が楽しい。
びっくりしたのは大塩平八郎のキャラクター。いや、確かに大坂の町を焼き払った人には違いありませんがね。まさかこんな扱いだとは。
後書きでは続編執筆の意欲満々でした芦辺先生。本書の刊行から十年余、シリーズ再開を待っていますよ!
殺しはエレキテル  曇斎先生事件帳 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:殺しはエレキテル 曇斎先生事件帳 (光文社文庫)より
4334741800

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