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アルプス席の母
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アルプス席の母の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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野球をやってる子供がいる人はもちろん、スポーツをやってる子供がいる人にも共感してもらえる感動作でした。とにかく惹き込まれて、あっという間に読み終わりました。 | ||||
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良い物語だった。2人の息子が高校野球をやった親としては、読んでいて「あるある」「そうそう」などと、ものすごく感情移入してしまった。親の会のしきたり、監督への気遣い、背番号、スタメン、応援、etc。15年ぐらい前を思い出し涙が出た。それにしても、最後の夏に主人公が活躍できて良かった。1年で背番号1桁が、3年の夏は2桁。自分の2人の息子も同じ境遇だったので、主人公の母親の気持ちを察することができた。ホント高校野球は子供も大変だが、親も大変。でも楽しい思い出。読んで良かった。 | ||||
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野球少年の母親、野球少年、野球に興味のない人にもお勧めできる一冊です。 父母会のくだらないルールや確執などのちょっとしたドロドロから、母子の絆、友情、前のめりで一気に読んでしまいました。 映画化されたら絶対見に行きます。 子供にも読ませたいけど、下ネタまではいかないものの、そういった言葉が出てくるのはちょっとなぁと思いました。 | ||||
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野球だけのみに限らず、色々な分野の世界でも、監督、指導者、保護者、本人との軋轢等沢山あると思う。この作品を通して、痛快に、そして、爽やかな気分にさせられた。また、早見氏の別の作品を拝読したいと思います。 | ||||
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体育会の雰囲気に嫌気がさす親はいっぱいいるだろう。僕の母親もそうだった。僕自身もいち部活にこんなに熱中する保護者に気持ち悪さを感じているタイプだがそれは外から見た印象でしかない。中にいる人はこんなにも子供のことを思って自分の中の正義を貫いているのか、僕の母親も自分の中の正義を貫いていたのか。そんなことを考えさせる話だった。 航太郎がいいやつすぎて何度も泣かされた。 | ||||
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タイトルだけで泣きそうになっております。 読んでいくのが楽しみです。 | ||||
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やばいです。名作です。 個人的に、今まで読んだ小説の中で一番好きな作品になりました。作者の方に感謝しかありません。本当にありがとうございます。 | ||||
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高校球児とその母親の物語がメイン。高校野球の裏を見ると、耐え難いこともあるが、アルプススタンドには、いろいろな思いを持った人々で埋められていることが描写されている。 本の内容ではないが、知人のアルプススタンドの思い出は、娘さんが、他校への友情応援で、ブラスバンドで演奏する姿を観戦したとのこと。こうした隠れた美しい話が詰まった物語。 | ||||
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親元を離れて寮生活を送る野球少年の母親が主人公です。強豪校に勝つことを夢見て頑張る息子が、親には見えないところで挫折を味わい成長していく傍らで、直接手を貸してやれない母のもどかしさと愛情が強く伝わってきます。 中学受験に出題される可能性があると思って購入しました。 子ども目線での共感を呼ぶような、少年が努力して壁に立ち向かうストーリーはたしかに定番です。しかし本作がそれらと一線を画しているのは、親も子と同じように悩み、環境の理不尽さに怒り、誰にも言えない思いを抱えるという人間らしい一面が丁寧に描かれているところです。小中学生にとっては、自分とは違う立場からものごとを見る経験ができる一冊となるでしょう。 | ||||
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まさに、ドラフト会議を特集した番組に登場する母子家庭のリアルですね 筆者は、自身が野球エリート高に行っていたし、作家としての取材の積み重ねもあるので、迫真の一冊です | ||||
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保護者も大変なんですね。。。 | ||||
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あっという間の高校3年間 それを体験できるような小説 がむしゃらに毎日過ごす高校生活で ふと振り返るとその道のりに我ながらびっくりする そんな経験を思い出させてくれた 毎年全国にいる何十万という高校球児 また何百万人といる高校生 とその親 それぞれにこんな物語があるんだと思うと 日常が眩しい物に感じてくる | ||||
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秋山菜々子と航太郎の高校野球の話で、中学を卒業したら強豪校の希望学園に特待生で入り、最初はピッチャーとして活躍しました。しかし、後に肘の手術を受けることになり、一時的にショートのポジションでプレイすることになりました。また、佐伯監督と保護者たちの折り合いも描かれており、各家庭から毎年、外部から新しい選手をスカウトする名目で5万円を徴収することに対して、菜々子が反対しました。その反対運動が航太郎にも影響を与え、高校野球の深い世界を垣間見ることができました。 保護者会の中でも先輩後輩の関係があり、現在の日本社会ではあまり見られない縦関係が続いているのには驚かされました。紆余曲折の末、航太郎は甲子園で完投し、最高の姿で親孝行を果たしました。その心境の変化には、アルプス席で母が父の遺影を持つ姿を見て、「この母のために一生懸命頑張る」という一心がありました。その結果、航太郎が完投する姿には感動し、涙が止まりませんでした。私の息子も球児だったので、共感するところが多く、早見さん、本当にありがとうございました。 | ||||
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高校球児を描いた話はたくさんあると思うが、それを母親の視点だけで描いた作品は他に詠んだことがなく秀逸だった。 秋山菜々子は息子の航太郎が小学生の時に夫を亡くし、看護師として働きながら一人で航太郎を育ててきた。 そんな中、甲子園を目指すにあたり寮がある高校に進学を希望する航太郎を全力で見守る母の姿は、笑いあり、涙ありと微笑ましく読めた。 中学卒業を控えた進路の話や、監督と学校関係者の大人の駆け引きから始まり、高校入学後は父母会心得帳なるものが出てきて球児だけでなく父母の中でも序列が生まれる。 さらに監督への心遣いをめぐる確執や監督と父母会との関係性、息子がベンチ入りできるかどうかでの親同士の関係性など、野球のプレーやレギュラー争い以外のトラブルも発生し、最後まで楽しめた。 高校に入り、いつの間にか成長した息子の姿を見つめる母の尊さ、適度な距離感の難しさ、そして何があっても息子を応援し続けるという強い想いに胸を打たれる感動の物語だった。 | ||||
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もしも子どもが夢中になる部活の父母会が ブラックだったら? 私なら逃げるか 自分を殺して流されるのみですが、 この作品の主人公は違いました。 夫を亡くした女性が、 甲子園を目指す息子のために 単身乗り込んだ慣れない土地で 奮闘するストーリーです。 共感200%! 不運でも、不遇でも、がんばり続ける 母子の姿が胸を打つ作品ですね。 描かれるのは球児たちのドラマの舞台裏。 人と人の繋がりに焦点を当てているので、 野球に詳しくなくても没頭できますよ。 舞台は時代錯誤な野球強豪校。 そこには横暴な監督、会則だけでなく 人間関係までブラックな父母会、 それでも母は息子の夢のために 理不尽の渦中に飛び込んでいきます。 少年の突き抜けた優しさと明るさも ビンビンに響きました。 この作品のおかげでこれまで 見えなかったものに気づくことができ 野球観戦の楽しみが増えましたよ。 不格好な母のエール、最高にカッコよかった! (対象年齢は13歳半以上かな?) | ||||
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母子家庭で、高校野球の強豪校に進む息子と寂しさやモヤモヤを抱えながら息子を送り出す母のストーリー。思春期の息子の母をウザがる感じや母の過剰な心配の描写、そうでありながら不器用にお互いを思いやるという2人の距離感が、本当にリアリティがあって絶妙。自分の母との記憶と確かにオーバーラップする部分があった。 翻って自分の親のことを考えると、親から受けた愛情の大きさに今更ながら気付かされた。まだ親への感謝が至っていなかったことがわかったし、これからも気付いてなかったことに気付かされるのかな。 親になった人は巣立つ子を想う気持ちに感情移入し、親に何か支えられたことが少しでも胸に残っている人は何かを思い出したり気付かされたりするのでは。 | ||||
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「令和版岸壁の母」と言えるかもしてません。戦争と高校の部活をくらべるな、というご批判もあろうかとは思いますが、ガチの高校野球は選手、指導者、父兄までも巻き込んだとてつもなく深い世界でした。 確かに高校野球の地方予選を観にいけばどこの高校も応援席にはそろいのTシャツを着た親御さんたちが声をからしていますし、通りすがりの観客にまでドリンクを配っていたりします。 自分で全力を尽くしていてもどうにもならない理不尽を乗り越える少年と母親のこころ温まる物語です。はじめはイヤなやつもいますが基本的には「善人の善人による善人のための小説」ですのでどなたにもおススメできます。 せっかく少年、高校野球のリアルに迫った作品ですのでちょっとした違和感がわいた点です。 「リトルリーグの大会をひとりで投げ切った」=のちへの伏線ですのでこの描写なのでしょうがきちんと球数制限があり1試合90球、2日で合計130球、3連投はできません。 「オープン戦」=プロ野球用語では?練習試合、招待試合だと思います。 「(喫煙者がほかの喫煙者に対して)一度タバコの匂いを感じ取ったことがあった」=非喫煙者が、ならわかりますが喫煙者同志では無理な気がします。そもそも子供たちがアスリートであれが絶対に禁煙するのでは? | ||||
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とても爽やかで、夢中になって読んでしまった。 とても面白かった。 | ||||
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重厚だった「八月の母」を彷彿とさせるタイトルに少々身構えて手に取った本作。あっという間に野球少年と母の物語に惹きこまれてしまった。 早見和真氏の作品はいくつかタイプがあると思っていて、本作は「ザ・ロイヤルファミリー」に近い印象。クライマックスの描き方、物語の着地も素晴らしかった。 「あの夏の正解」を読んだ時から、「早見氏の書く高校野球の物語」を読んでみたいというひそかな希望が、想像以上の形で実現したことに喜びを感じる。 | ||||
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著者のことも知らず完全にジャケ買いでしたが、大当たりの一冊でした。 元高校球児の親として自身も経験してきたことや、選手である息子、そして親の葛藤がすごくよく描かれていて、懐かしさとともに一気にのめり込んで読み切ってしまいました。 一般にありがちな野球小説とは一線を画してます。 正直ここまで泣かされるとは思ってなかった。 凄まじく読了感が心地よい、おすすめの一冊です。 | ||||
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