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グレイラットの殺人
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グレイラットの殺人の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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| M・W・クレイヴンのワシントン・ポー&ティリー・ブラッドショーシリーズ第4作である。原書は2021年刊で、原題はDead Ground。 第1作は英国推理作家協会賞の最優秀長篇賞を受賞しているが、本書は英国推理作家協会賞のうち、イアン・フレミング・スティール・ダガーのほうを受賞している。 外観がかなり厚い本で、実際、前作の『キュレーターの殺人』より約100頁多い。登場人物も25人で、前作より6人多い。あとまわしにしていると、積ん読本になりそうで、届いてすぐに読みはじめた。 私的感想 ◯『キュレーターの殺人』のように、面白くて止められなくて徹夜で読了とはならなかった。読了まで数日かかってしまった。 ◯国際陰謀的要素がからんで、捜査側も、悪の側も、話の流れも複雑で、ちょっと読みにくい。 ◯前作に比べると、中盤のテンポがやや悪い。後半になるとエンジンがかかってくるが・・。 ◯個人的には、ティリーが分析官、優秀な頭脳として、事件の解明に貢献する展開はたくさんあっても、前作のように、体を張ってポーを支える(泳げないのに、車で海を越えるような)展開がないのが物足りない。また、前作のように、ティリーがポーの家に泊まり、シャワーを浴びて、ドレッシングガウンで出てくるというウキウキ展開もない・・すみません。これは無理な願望でした。 ◯複雑な真相とその暴露をめぐる駆け引きはよく考えられていて、終盤の逆転また逆転は、十分楽しめた。ティリーさん大好きです。評価は★★★★★しかない。 | ||||
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