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(短編集)
ぼくのミステリな日常
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ぼくのミステリな日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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送料込みで357円、本文及び表紙が綺麗なのはびっくりしました。 又、注文したいと思います | ||||
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若竹さんの作品を、最新作から遡って読んでいる中で出会ったデビュー作。全体の構成といい文章力といい、さすがの力量!謎も味わいが様々であり、人物造形の確かさや会話の面白さも加わって、一遍毎に楽しく読めた。が、最後まで読んで、うーんとうなった。ここまでの仕掛けだったとは?最後まで本当に楽しめた。 | ||||
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間違いなくミステリの傑作です。90年代に出た本ですが、いま読んでも設定の古さもあまり感じませんでした。 短編集のためか、ミステリの傑作にはあまり挙がりませんが、(ネタバレになるので書けませんが)作品の構造的には長編といってもいいと思うので、ぜひ一票入れたいです。 一気に若竹さんのファンになりました。こういう読書体験ができて幸せです。 | ||||
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きちんとした論理過程を経たもの、怪談あるいは一種のファンタジー性を 帯びたもの、その両者を併せ持ったもの、一口噺風のものなど収録編の作風は 多岐にわたっています。 特徴としては最後にギュッと一点に収束するというよりもどこか焦点が ぼやけていて、ややもするとつかみどころないふしぎな印象にとらわれます。 これは著者の資質によるものかと思うと終章で見事に裏切られ、 故意になされていることがわかります。一方は編集長が真相を言い当て ますが、より重要なもう一方はとんだ勘違いをして赤っ恥をかくのです。 通常の作家であればこちらのほうも正解させているでしょう。 この幕切れが象徴するように本作品群はわざとピントをぼかしてつくられて いることがわかります。著者はかなりの韜晦家か策士なのでしょう。 若干浮わついたロジック、論理とファンタジーの一体化、終章のために用意 された怪談、これらが混交し合い、異色の短編集と化しています。 | ||||
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著者のデビュー作。 社内報を担当する事になった若竹七海(著者と同名のキャラクター)が、頼った先輩を通じて受け取る社内報用の小話を載せる形式の連作短編。 様々なテイストの小話の連作としても読めるが、それが雑多ではなく、意味を持ったものであると気付いた時にはその見事さに手を打った。 初めに読んだ若竹七海作があまりにも面白かった為だろう。私にとってはこれは未だに最高作(読んだ事のある国内ミステリとしてもかなり上位)に位置している。 勿論他の作も面白いが……。 未読の方には是非進めたい一作だ。 | ||||
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なかなかおもしろい構成の作品でした。短編集で社内報の中の小説という体裁で書かれているのですが、最後にただの短編集ではない、ひとつのつながりがあることがわかります。なかなか考えられた作品でした。 | ||||
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なかなかおもしろい構成の作品でした。短編集で社内報の中の小説という体裁で書かれているのですが、最後にただの短編集ではない、ひとつのつながりがあることがわかります。なかなか考えられた作品でした。 | ||||
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建設会社の社内報に毎月一本ずつ、一人称で書かれ、実話 に基づいているという、匿名作家の短篇小説が掲載される。 四月から三月までを背景にした季節感溢れる全十二編の連載が終了した時、 編集長を務めていた若竹七海は、作者が小説に込めた驚くべき意図に気づく……。 それぞれが独立した短篇の外側に、プロローグとエピローグに相当する“額縁” (書簡や編集後記)を付けることにより、長篇小説に仕立てるという手法が採ら れた作品。 連載されたのが社内報という媒体だったこと、そして連載小説は実話 に基づいたものだったことなどが、本作全体を読み解くカギになります。 読み終えると、どうしても長篇としての大仕掛けにばかりに 目がいきがちですが、個々の短篇もそれぞれ違った味わい があり、楽しめます。 特に、精緻なロジックが美しい「桜嫌い」、タイトルも技ありな暗号解読もの 「あっという間に」、そして叙述トリックが冴える「バレンタイン・バレンタイン」 などが印象的でした。 | ||||
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建設会社の社内報に毎月一本ずつ、一人称で書かれ、実話 に基づいているという、匿名作家の短篇小説が掲載される。 四月から三月までを背景にした季節感溢れる全十二編の連載が終了した時、 編集長を務めていた若竹七海は、作者が小説に込めた驚くべき意図に気づく……。 それぞれが独立した短篇の外側に、プロローグとエピローグに相当する“額縁” (書簡や編集後記)を付けることにより、長篇小説に仕立てるという手法が採ら れた作品。 連載されたのが社内報という媒体だったこと、そして連載小説は実話 に基づいたものだったことなどが、本作全体を読み解くカギになります。 読み終えると、どうしても長篇としての大仕掛けにばかりに 目がいきがちですが、個々の短篇もそれぞれ違った味わい があり、楽しめます。 特に、精緻なロジックが美しい「桜嫌い」、タイトルも技ありな暗号解読もの 「あっという間に」、そして叙述トリックが冴える「バレンタイン・バレンタイン」 などが印象的でした。 | ||||
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推理小説じゃなくても、ステップアップパターンってのがあると思う。 同じような幅で事件が起こり、それを通じて主人公が経験値をあげる、別名ロープレパターンも多いよね。 これってランダムにいろいろな要素を盛りこめるから、広くあまねく対象を広げられるし、ベストセラーに多い気がしてる。 今で言うと、夢をかなえるゾウ、だっけ? ここに時系列を加味すると成長譚のできあがり。 あえて時系列を狭めて事件をランダムに流して、実は、と、 パズルとして最後に一気に展開して見せる、 こちらは、敬意を込めて<若竹七海・僕のミステリな日常>パターンと名付けたいね。 | ||||
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推理小説じゃなくても、ステップアップパターンってのがあると思う。 同じような幅で事件が起こり、それを通じて主人公が経験値をあげる、別名ロープレパターンも多いよね。 これってランダムにいろいろな要素を盛りこめるから、広くあまねく対象を広げられるし、ベストセラーに多い気がしてる。 今で言うと、夢をかなえるゾウ、だっけ? ここに時系列を加味すると成長譚のできあがり。 あえて時系列を狭めて事件をランダムに流して、実は、と、 パズルとして最後に一気に展開して見せる、 こちらは、敬意を込めて<若竹七海・僕のミステリな日常>パターンと名付けたいね。 | ||||
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短編ミステリーではいままでで、一番おもしろかったです。構成がおもしろくて最後までわかりませんよ。若竹さんの作品は全て読むことになるでしょう。 | ||||
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短編ミステリーではいままでで、一番おもしろかったです。構成がおもしろくて最後までわかりませんよ。若竹さんの作品は全て読むことになるでしょう。 | ||||
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一月に一編ずつ匿名作家による短編小説が、ある会社の会報に掲載されていく。 本作のほとんどがこの短編小説で占められており、そのどれもがかなりレベルの高い一編となっている。 だが、全ての短編が終わったとき、その全てが見事なまでに繋がり・・・。あとは手にとって確かめてください。この緻密な構成力と大胆な発想に必ずや驚くはずです。 | ||||
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一月に一編ずつ匿名作家による短編小説が、ある会社の会報に掲載されていく。 本作のほとんどがこの短編小説で占められており、そのどれもがかなりレベルの高い一編となっている。 だが、全ての短編が終わったとき、その全てが見事なまでに繋がり・・・。あとは手にとって確かめてください。この緻密な構成力と大胆な発想に必ずや驚くはずです。 | ||||
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ただの短編集かと思いきや・・。社報の掲載された小説という設定で社報の目次が毎回載っているのですが、これもちゃんと意味があるので、ちゃんと目を通して下さい。最後を読んで、私も七海のように再度ちゃんと自分で時系列とか書き出したくなりました。そしてラスト、こーきたかって感じです。そして、その後がどうなったか、いろいろ想像させられました。これが1作目とは、、面白い作家をまた一人みつけた!と嬉しくなりました。 | ||||
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ただの短編集かと思いきや・・。社報の掲載された小説という設定で社報の目次が毎回載っているのですが、これもちゃんと意味があるので、ちゃんと目を通して下さい。最後を読んで、私も七海のように再度ちゃんと自分で時系列とか書き出したくなりました。そしてラスト、こーきたかって感じです。そして、その後がどうなったか、いろいろ想像させられました。これが1作目とは、、面白い作家をまた一人みつけた!と嬉しくなりました。 | ||||
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連作短編集というと、主人公やその周りの人が共通しているか、テーマが共通しているか、また、ひとつひとつ読むごとに時間が経過していって、最後に大きな謎解きが・・・というパターンが多いように思うのですが、これはただの連作短編集じゃあありませんよ。 最初2、3つは作中の「ぼく」が同じだということに気がつかず(お恥ずかしい)、途中から、ああ、この「ぼく」は体調を崩して会社を辞めて、また働き口を見つけるまでのお話か、と思って読んでいました。 出てくる謎は日常の「こんな不思議なことがあってね」というもの。中には人がなくなる話もありますが、ほとんどは人畜無害な謎。ちょっとオカルトめいたものや神様に遭遇するような話もあって、バラエティにとんだ内容は最後まで飽きずに読み勧められます。 最後にこの匿名作家は誰なんだろう、というのが一番の謎解きなんだろうと思っていたら、あっけなくその人物が出てくるので、これはラストをどう持ってくるのかと思いきや・・・さすが、そうきたか。 「ちょっと長めの編集後記」「配達された最後の手紙」まで、気を抜かずに読んでください。 しかし、これがデビュー作とは。若竹さんはすごいなあと改めて思いました。 | ||||
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連作短編集というと、主人公やその周りの人が共通しているか、テーマが共通しているか、また、ひとつひとつ読むごとに時間が経過していって、最後に大きな謎解きが・・・というパターンが多いように思うのですが、これはただの連作短編集じゃあありませんよ。 最初2、3つは作中の「ぼく」が同じだということに気がつかず(お恥ずかしい)、途中から、ああ、この「ぼく」は体調を崩して会社を辞めて、また働き口を見つけるまでのお話か、と思って読んでいました。 出てくる謎は日常の「こんな不思議なことがあってね」というもの。中には人がなくなる話もありますが、ほとんどは人畜無害な謎。ちょっとオカルトめいたものや神様に遭遇するような話もあって、バラエティにとんだ内容は最後まで飽きずに読み勧められます。 最後にこの匿名作家は誰なんだろう、というのが一番の謎解きなんだろうと思っていたら、あっけなくその人物が出てくるので、これはラストをどう持ってくるのかと思いきや・・・さすが、そうきたか。「ちょっと長めの編集後記」「配達された最後の手紙」まで、気を抜かずに読んでください。 しかし、これがデビュー作とは。若竹さんはすごいなあと改めて思いました。 | ||||
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若竹氏のデビュー作。 この本でデビュー、というのが作者の凄いところだと、何度も読んだ今でも思う。人に勧めまくって、反響は五分五分。私のように、若竹七海にはまるきっかけになった人も居れば、腑に落ちない顔で首をかしげる人も居る。 それはそうだろう、と思う。 若竹トリッキーどんでん返しはデビュー作も冴えていて思わず口が開いたままになる。一話一話がまた、それぞれ楽しめるのが嬉しい。最後、読み終えたあと、また初めの一話目からぱらぱらめくりなおしてしまった。 若竹作品の中で、色々とお気に入りが増えてきた今でも、いまだにベストワンはこの作品。 | ||||
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