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(短編集)
ぼくのミステリな日常
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ぼくのミステリな日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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ただの短編集かと思いきや・・。社報の掲載された小説という設定で社報の目次が毎回載っているのですが、これもちゃんと意味があるので、ちゃんと目を通して下さい。最後を読んで、私も七海のように再度ちゃんと自分で時系列とか書き出したくなりました。そしてラスト、こーきたかって感じです。そして、その後がどうなったか、いろいろ想像させられました。これが1作目とは、、面白い作家をまた一人みつけた!と嬉しくなりました。 | ||||
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ただの短編集かと思いきや・・。社報の掲載された小説という設定で社報の目次が毎回載っているのですが、これもちゃんと意味があるので、ちゃんと目を通して下さい。最後を読んで、私も七海のように再度ちゃんと自分で時系列とか書き出したくなりました。そしてラスト、こーきたかって感じです。そして、その後がどうなったか、いろいろ想像させられました。これが1作目とは、、面白い作家をまた一人みつけた!と嬉しくなりました。 | ||||
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1991年の単行本の文庫化。 連作短篇という形だが、決まった探偵役はいない。突然、オカルトっぽい話が出てきたりして驚かされる。なんとなく不審に思いながら読み進めていくと、最後にドンデン返しが、という作品。 個々の事件のトリックも練られているし、まとまりのない話をまとめていく手腕もなかなか。デビュー作としては上々の出来だろう。 ただ、小説として読んだ場合、若竹七海を受け入れる人と肌が合わない人がはっきり出てしまう。私は残念ながら後者だった。世界観に居心地の悪さを感じてしまった。若竹七海の小説は奇妙な悪意のある世界なのだ。善なる世界のようでいて、もやもやとした不安が漂っている。難しい作家だ。 | ||||
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1991年の単行本の文庫化。 連作短篇という形だが、決まった探偵役はいない。突然、オカルトっぽい話が出てきたりして驚かされる。なんとなく不審に思いながら読み進めていくと、最後にドンデン返しが、という作品。 個々の事件のトリックも練られているし、まとまりのない話をまとめていく手腕もなかなか。デビュー作としては上々の出来だろう。 ただ、小説として読んだ場合、若竹七海を受け入れる人と肌が合わない人がはっきり出てしまう。私は残念ながら後者だった。世界観に居心地の悪さを感じてしまった。若竹七海の小説は奇妙な悪意のある世界なのだ。善なる世界のようでいて、もやもやとした不安が漂っている。難しい作家だ。 | ||||
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連作短編集というと、主人公やその周りの人が共通しているか、テーマが共通しているか、また、ひとつひとつ読むごとに時間が経過していって、最後に大きな謎解きが・・・というパターンが多いように思うのですが、これはただの連作短編集じゃあありませんよ。 最初2、3つは作中の「ぼく」が同じだということに気がつかず(お恥ずかしい)、途中から、ああ、この「ぼく」は体調を崩して会社を辞めて、また働き口を見つけるまでのお話か、と思って読んでいました。 出てくる謎は日常の「こんな不思議なことがあってね」というもの。中には人がなくなる話もありますが、ほとんどは人畜無害な謎。ちょっとオカルトめいたものや神様に遭遇するような話もあって、バラエティにとんだ内容は最後まで飽きずに読み勧められます。 最後にこの匿名作家は誰なんだろう、というのが一番の謎解きなんだろうと思っていたら、あっけなくその人物が出てくるので、これはラストをどう持ってくるのかと思いきや・・・さすが、そうきたか。 「ちょっと長めの編集後記」「配達された最後の手紙」まで、気を抜かずに読んでください。 しかし、これがデビュー作とは。若竹さんはすごいなあと改めて思いました。 | ||||
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連作短編集というと、主人公やその周りの人が共通しているか、テーマが共通しているか、また、ひとつひとつ読むごとに時間が経過していって、最後に大きな謎解きが・・・というパターンが多いように思うのですが、これはただの連作短編集じゃあありませんよ。 最初2、3つは作中の「ぼく」が同じだということに気がつかず(お恥ずかしい)、途中から、ああ、この「ぼく」は体調を崩して会社を辞めて、また働き口を見つけるまでのお話か、と思って読んでいました。 出てくる謎は日常の「こんな不思議なことがあってね」というもの。中には人がなくなる話もありますが、ほとんどは人畜無害な謎。ちょっとオカルトめいたものや神様に遭遇するような話もあって、バラエティにとんだ内容は最後まで飽きずに読み勧められます。 最後にこの匿名作家は誰なんだろう、というのが一番の謎解きなんだろうと思っていたら、あっけなくその人物が出てくるので、これはラストをどう持ってくるのかと思いきや・・・さすが、そうきたか。「ちょっと長めの編集後記」「配達された最後の手紙」まで、気を抜かずに読んでください。 しかし、これがデビュー作とは。若竹さんはすごいなあと改めて思いました。 | ||||
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若竹氏のデビュー作。 この本でデビュー、というのが作者の凄いところだと、何度も読んだ今でも思う。人に勧めまくって、反響は五分五分。私のように、若竹七海にはまるきっかけになった人も居れば、腑に落ちない顔で首をかしげる人も居る。 それはそうだろう、と思う。 若竹トリッキーどんでん返しはデビュー作も冴えていて思わず口が開いたままになる。一話一話がまた、それぞれ楽しめるのが嬉しい。最後、読み終えたあと、また初めの一話目からぱらぱらめくりなおしてしまった。 若竹作品の中で、色々とお気に入りが増えてきた今でも、いまだにベストワンはこの作品。 | ||||
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若竹氏のデビュー作。この本でデビュー、というのが作者の凄いところだと、何度も読んだ今でも思う。人に勧めまくって、反響は五分五分。私のように、若竹七海にはまるきっかけになった人も居れば、腑に落ちない顔で首をかしげる人も居る。それはそうだろう、と思う。若竹トリッキーどんでん返しはデビュー作も冴えていて思わず口が開いたままになる。一話一話がまた、それぞれ楽しめるのが嬉しい。最後、読み終えたあと、また初めの一話目からぱらぱらめくりなおしてしまった。若竹作品の中で、色々とお気に入りが増えてきた今でも、いまだにベストワンはこの作品。 | ||||
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社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。 記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から 翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が 一体誰なのか? という興味がまずありました。 ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。 そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。 手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。 「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。 いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、 これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。 それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が 出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶん これじゃないか」と推測できるようになっています。 作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に 出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、 その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。 洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。 とても面白かったです。 | ||||
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社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が一体誰なのか? という興味がまずありました。ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶんこれじゃないか」と推測できるようになっています。作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。とても面白かったです。 | ||||
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作者のデビュー作です。月刊の社内報の編集を任されたOL、若竹七海が短編小説の連載まで命じられ、先輩に紹介された匿名作家の作品を載せる事になります。毎月一つづつで、計十二個の短編から成るのがこの作品ですが、連載終了後、実は…。 最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。 多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。 あなたにも、是非お薦めしますよ。 | ||||
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作者のデビュー作です。月刊の社内報の編集を任されたOL、若竹七海が短編小説の連載まで命じられ、先輩に紹介された匿名作家の作品を載せる事になります。毎月一つづつで、計十二個の短編から成るのがこの作品ですが、連載終了後、実は…。最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。あなたにも、是非お薦めしますよ。 | ||||
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