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深夜プラス1
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【この小説が収録されている参考書籍】
深夜プラス1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 21~40 2/6ページ
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私は、旧訳本(菊池光訳)の方が好みです。 | ||||
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若干冗長なところがあり、期待はずれの感がありです。 | ||||
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アクション・ミステリの古典であり基本書とも云われる本。50年以上前に発表された作品ですが古臭さは全く感じません。戦後のヨーロッパの雰囲気が醸し出され、それが全編に流れる抒情性を生んでいる。そして、ハードボイルド独特の読後感に浸っています。 イマドキの斬った張ったのミステリに比べるとプロットは割と平坦。結末も想定の範囲内。しかし、十分に楽しめました。ページに流れる緩急の「間」が心地良い。50年の歳月にも埋もれない佳作。忘れかけた頃に再読してさりげない伏線や細部の描写を改めて味わいたいものです。そして何よりハードボイルドでしょう! | ||||
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日本有数のビブリオだった故・内藤陳さんが最も愛したミステリーであるにもかかわらず、最近低評価が増えていることは残念である。理由は簡単で「翻訳者が変わったから」であろう。内藤陳さんを含め本書を最上級のミステリーと評価する読者は菊池光訳本を指すのである。全ての本でそうだが、特にミステリーは「設定と伏線」に魅力が集約されるので訳者は著者とともにあって出題者の立場になる。両訳本を並べて読むと鈴木訳は(丁寧な訳とも言えるのか)文字数は増えているもののそこを大きくはずしている。大学受験英語では満点を取れるだろうが所詮は回答者の訳であり、本書の訳者として適任ではない。『戦時中の暗号名を尋ねられても、思い出すのに一瞬かかる。』万事これでは何も伝わらない。 | ||||
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昔から愛読しているが、新訳をkindleで購入してみた。とても良いと思います。MAPを見ながら、どんなルートを走っているのかを確認しながら楽しめるのがスマホならではの楽しみ方ですね。 | ||||
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タイトルの意味は不明。 元イギリス情報部員の主人公が、ある面倒を抱えた富豪をフランスの海岸からリヒテンシュタインまで送り届ける話。 といってもロード・ムービー的な開放感は無い。 当時の銃や車の扱い 株式会社の主導権争い、 国境警備の警察のあり方、 PCもネットも携帯電話もない時代の連絡の不首尾、 第二次世界大戦時のレジスタンスたちの信頼関係など非常に興味深い。 文体はハードボイルドではないので読み易い。 あと、まるで対談かエッセイ集みたいな表紙のデザインは全くダメですなw | ||||
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この不朽の名作については、諸賢によって 語り尽くされている。 だから、一つだけ、疑問を。 あの大きなM712モーゼルを、ルイス・ケイン は一体どうやって持ち歩き、取り出したのか ? 相棒の方は、足にホルスターをくくりつける 等の描写がある。 なるほど、おそらくは5発しか装弾出来ない 小型リボルバーと描写されて見るから、チ ーフスペシャル、との検討がつく、位、書き 込まれている。 しかし、ルイス・ケインがモーゼルを何処に 隠し持ち、取り出したか? 一言たりとも言及されてないのだ。 これは作者のロマンを残すサービス? | ||||
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辛口意見も多いので、擁護してみる 確かに旧訳独特のリズムは失われたかもしれませんが 読みやすくなったし取っ付きやすくなったのも事実 一人称や口調の変化は確かに違和感が大きかったですが 読み進めていくうちになれました 旧訳新訳、読み比べてみるといろいろと楽しい 再読に耐えうる名作だけに | ||||
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内藤陳の影響から、10代で読もうとして挫折。 20代で読もうとして再度挫折。 30代で、有能なエージェントにエスコートしてもらいつつ、ヨーロッパの夜を駆け抜ける感覚にうっとりしながら読了。 40代で再読し、淡々とした描写の中にある男たちの痛みがよりわかるようになり、それとは裏腹の諧謔に苦笑いしつつ読めるようになる。 50代で読んだら、またわかることもあるのだろう…… とか思ってたら、作者はこの時33歳前後。 「ユーモアとかユーモアのセンスとか言ってるけど、どこが面白いのかさっぱりわからん」なんて言ってるレビュアーは自分の感性が追いついてないことを進んで告白してるだけ。 恥かいたことにずっと気づかずいられたら幸せ者だ。 | ||||
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伝説の作品、漸く読みました。 旧訳は未読ですので新旧翻訳比較は分かりませんが、私は新訳で十分 楽しめました。 時代背景と硬派な男たちのやけに気の利いた台詞がマッチしていて なんともかっこよかったです。 こういった作品をお手本にして、今ならもっと面白い作品が沢山あると 思いますが、やはりお手本になった作品には敬意を表したいです。 | ||||
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数十年前に旧訳を読み、今回新訳がでたので再読したがどこがよいのか全くわからない。 作品名と作者名がカッコイイので売れているだけだと思ってしまう。 私には駄作です。 | ||||
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数年前、旧訳版〔菊池光訳〕を丹念に読んだ私。 おそらく、冒険小説史上屈指の傑作という触れ込みに影響されて「これはじっくりと味わいながら読まねば」という気持ちになったんだと思う。 精読というのか、かなりのスローテンポで読みながら、主人公ケインやハーヴェイ・ロヴェル(新訳ではハーヴィー・ラヴェル)の気の利いた台詞を丹念に味わったのはいいが、最初の方 (旧訳で40ページ目) でシトロエンDSをケインに届けるために運転して来た運転手が殺さていたアクシデントのあとは、334ページ(旧版)でケインご一行様4名が、ロールス・ロイスに乗り込んで最後の大冒険に出発するまでは、イマいち盛り上がらなかった。ロールス・ロイスに乗ってからあとは巻末まで一気だったけど。 新訳版〔鈴木恵訳〕は、最初からスピード感を持って読むことができる訳文だった。 論より証拠。新訳版と旧訳版の文章を比較してみると、 「パリは四月である。雨もひと月前ほど冷たくはない。といって、たかがファッション・ショーを見るために濡れて行くのには寒すぎる。雨がやむまでタクシーはつかまらないし、やめば用はない。数百ヤードの距離だ。いずれにしてもぐあいが悪い」(旧版・菊池光訳) 「パリは四月である。雨はひと月前ほど冷たくはないが、ファッションショーを見にいくだけのためにその中を歩くには、やはり冷たすぎる。タクシーは雨がやむまでつかまらないだろうし、やんだら乗る必要はない。せいぜい数百メートルの距離なのだ。どうしたものか」(新版・鈴木恵訳) この冒頭の数行だけでも、菊池訳よりも鈴木訳のほうがより平易な訳文であることがお分かりいただけると思う。 「数百ヤードの距離だ」(旧訳)など、実際どれくらいの距離なのか直感的に分からないが、「せいぜい数百メートルの距離なのだ」(新訳)と書かれていれば、「なるほどそれくらいの距離か」とすぐにピンとくる。 こんな調子で、最後までずーっと鈴木訳のほうが平易だったため、私もスピード感をもって読み進むことができたんだと思う。おまけに、あるていどスピード感を持って読んだほうが、何だかドラマが活き活きと立ち上がってきて、旧訳の時よりも途中に波乱の多いドラマチックな展開に思われたのが不思議だった。 というか、ストーリーをひと言でいえば、車に乗って道路を走っているだけ (時々食事休憩や宿泊あり) なのに、けっこう次から次へと不測の事態やアクシデントに見舞われるケインご一行様 (ケイン、ハーヴィー、マガンハルト、ヘレン) でした。 けっきょく、初読時の半分くらいの時間で読破でき、しかも (当然のことながら) 再読してみて初読では理解不足でやや不明瞭だった事柄がスッキリと明らかになった。 海外小説の訳文を含めて、文章が平易であればあるほど速く読めるのは、何も私に限ったことではないだろう。 そこで、結論として、とにかくズンズン読み進んでドラマの波に乗りたかったら新版・鈴木恵訳、じっくり読みたかったら旧版・菊池光訳ということになるのではないかと思った。 これは、たとえば登場人物の名前にも言えることで、カントン〔ケインのコードネーム〕、ハーヴェイ・ロヴェル、ガレロンが、新訳ではそれぞれ、キャントン、ハーヴィー・ラヴェル、ギャレロンになっており、おそらくコアなファンにとっては長年慣れ親しんできた人物名で、なおかつ格調の高い訳文の菊池訳の方が断然魅力的なのかも知れない。 それほどコアなファンでない私としては、スピード感を持ってズンズン読める新訳版のほうが体質に合っていました。 | ||||
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ハードボイルド小説を初めて読んだのですが、余り深くは気持ちが入り込めませんでした。話の作りなどは最後まで読んで納得行くものだったのですが、心にまでは響かなかったです。読解力が薄いのかこのジャンルがタイプではなかったのか。平成生まれだからでしょうか? | ||||
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とても読めたもんじゃありません。何でこれが名作なのかさっぱりわかりません。文章表現方法が全く肌に会わないんですよ。スペンサーシリーズなんかもそうだけど、ユーモアとかユーモアのセンスとか言ってるけど、どこが面白いのかさっぱりわからん。皆さんほんとに面白いと思ってます?名作は褒めないとかっこがつかないと思ってんじゃないかなぁ。 | ||||
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まず、全体的に印象が軽いです。読みやすいという見方もありますが、個人的にはラノベっぽくなった気がします。かと思うと、旧作から変更すべき銃の「グリップアダプター」をそのまま「木部」にしていたりと細部に気を配られていません。 また、翻訳において一人称をどうするかというのは小説では特に重要です。「わたし」「あたし」「あたい」「ぼく」「おれ」「おら」等、どれを使うかによって登場人物の印象はがらりと変わりますが、ある登場人物の一人称「わし」が「おれ」に変更された為、その場面の旧訳の重厚な雰囲気が吹き飛んでしまいました。 購入する場合は、是非一度現物を手に取り読んでみてからにする事をお勧めしまが、自分としては圧倒的に旧作を推します。 | ||||
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四、五十年まえに読んだ。今読んでも面白い。旧訳とそう違和感がなかった。何か引っかかるところがあったかな。 | ||||
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This book was recommended as Hayakawa Mystery Top ranked in Japan and it is my motivation to read it and I did not expect so much actually. But I think it is really good on not only the story but also the expression of the characters. Moreover the book shows the situation at that time well and I believe you would be drawn into those atmosphere from the first section. | ||||
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ハードボイルドの古典、久々に読み返しましたが廃れない。新訳も読もうかなぁ。 | ||||
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海外ミステリ・ベスト100(早川書房編集部編)からランダムに選んで購入。 一気に読み通してしまいました。 まさに冒険小説の王道です! | ||||
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たまたま入手した本書は40年位前に呼んでおぼろげながら面白いと思っていました。しかしながら 詳細の95%は忘れていたので再読。 文章が固くてやや読みにくさは感じたが 再読も面白かった。昔は読者レビューなどもなく 読書しても感想をほかの方と感想をシェアすることもなかったのですが、ある時、その頃流行ったお笑いコントグループ トリオ・ザ・パンチ ~ハードボイルドだど!のリーダー内藤陳氏が 新宿二丁目付近にBARを経営していて その屋号が「深夜プラスワン」だと知ってこの小説を評価してる同好の士がいたのだと嬉しくなりました。さて今回再読していてあることに気づきました。それはロバート・デニーロ主演の痛快傑作映画「ミッドナイトラン」との類似性であります。そこに気づいてから カントンの顔がデニーロに マガンハルトはチャールズ・クローディンに思えて またこの本を読み進むのが楽しくなりました。 設定が異なっているので 映画を先に見るもよし、小説を先に読むもよし、もしご興味があればお試しあれ。 | ||||
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