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深夜プラス1



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深夜プラス1の評価: 4.13/5点 レビュー 115件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(3pt)

これが名作?

少なくとも量において読書を重ねた人間ですが、この作品の良さがにわかに理解できませんでした。堂場瞬一さんが古巣の新聞社のインタビューでお勧めされていたので読んでみたのですが。和訳の問題かなぁとも思います。それでもハードボイルドな主人公と相棒のキャラはそこそこ堪能できました。
深夜プラス1〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:深夜プラス1〔新訳版〕より
4150413835
No.14:
(3pt)

成分分析

若い頃に文庫本がボロボロになって4回買いなおす程に読んだ深夜プラス1。
じゃ、ライアルのベストか?と言われると個人的にはそーでもない。
学生の時に読んだ時は「もっとも危険なゲーム」の方が好みで、
社会人になってからはマクシム少佐シリーズをシコシコ読むのが良かったりする。
ようは、たま無性に読みたくなるんですわ、ライアルって。

新訳が出たことは出た時から知っていた。
でも、その時はライアル成分が足りてたんでしょうな、別に後でいいやって事に。
正月、久しぶりに空いた時間が出来た。
読み掛けの本は4冊以上あったが、こういう時はライアルがイイと思い、
書庫の一番奥から引っ張り出すのもなぁ…ってんて新訳をポチっとな。
直ぐに届いて、さぁてドゥマゴのシーンからだぞっと、読み始める…

もう1ページ目で理解した。思いっきり失敗したわ、コレ。
読むそばから脳内が菊池光氏の訳に変換し始めるのだ。
そりゃそうだ、登場人物から筋、会話まで若い時分にすり込んだせいで、
時分でも気づかぬうちに一言一句覚えてしまっていたのね…

で、途中で放り出した。
なぁんだ、俺ライアル成分が足りないんじゃねぇじゃん。
ライアル・菊池コンビの成分が足りなかったのか、と気づいた。

あの硬質で張りつめた「会話」で進む物語と、
シニカルを地でいく登場人物、シリアスな展開の中に一瞬見え隠れするメロウ、
わかる奴だけわかってればいい放置感
ついてこれなきゃ、それまでの疾走感

そういうライアル・菊池成分が欲しいんだよなぁ…

ま、新訳にもいいところはある。
フランス語のルビとかは中々良いね。これで地図でもついてりゃなお良いんだが。
そんでもって菊池光訳も並行して売ってくれりゃいいのになぁ。

あの独特の菊池文体を知りながら受けた訳者は相当なツワモノだが、
自分としてはこの訳者、こういうドライな小説の訳は向いてないと思う。
深夜プラス1〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:深夜プラス1〔新訳版〕より
4150413835
No.13:
(3pt)

読みにくい。

内容がなかなか頭に入ってこない文章で参りました。読みにくいです。言い回しもわざとらしいというか、読んでて頭に浮かぶのは日本人が外国人を真似てコントをしてる映像。最後まで読めませんでした。
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511
No.12:
(3pt)

菊池光氏訳を30年以上再読していますが,新訳は菊池訳を超えていないと思われます。

菊池光氏訳との併読をおすすめします。一語一文を削いで進む迫真のスピード感と、細部の味わいを余すことなく表現する名訳は、菊池訳を再読して初めてわかります。ハヤカワ書房には表紙カバーもオリジナルで菊池訳の再発行を望みます。金森達氏の素晴らしいカバーも楽しめます。ギャビン・ライアルの初期4部作は飛行機ファンはもちろん、いずれも素晴らしい作品で、終生の師友になる作品です。
深夜プラス1〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:深夜プラス1〔新訳版〕より
4150413835
No.11:
(3pt)

期待はずれ

若干冗長なところがあり、期待はずれの感がありです。
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511
No.10:
(3pt)

うーん、、、

ハードボイルド小説を初めて読んだのですが、余り深くは気持ちが入り込めませんでした。話の作りなどは最後まで読んで納得行くものだったのですが、心にまでは響かなかったです。読解力が薄いのかこのジャンルがタイプではなかったのか。平成生まれだからでしょうか?
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511
No.9:
(3pt)

名作と名高い小説を読むということ!

面白い本であったのは確かです。しかし、多分、出会うのが遅かった
のでしょうか?あるいは「新訳」との相性が悪かったのでしょうか?
ボクには面白い本である以上の感激は感じられませんでした。

恐らく相当大勢のこの本のファンからお叱りを受けそうですが、正直
な感想です。

銃や車などのアイテムのディテールの書き込みにはうならされました
が、肝心な主人公と相棒のガンマンの関係(やりとり)がボクには今
ひとつしっくりきませんでした。

でも、過去の作品であっても、評判を知ったからには読んでみる。そ
れも読書ファンの楽しみ方のひとつですし、読んでみないと始まらな
いのが読書ですから、その意味では読んで良かったと心から思ってい
ます。
深夜プラス1〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:深夜プラス1〔新訳版〕より
4150413835
No.8:
(3pt)

凝った作りのアンティーク作品;ハードボイルド・オタク向け

しばらく絶版だったが、Orion Pressから出ていたので読んでみたが、50年の時代変化を感じた。半世紀前に流行していたハードボイルド様式のサスペンス。そのサスペンス(宙ぶらりん)をかもすため、会話・叙述にギャップを挿入し、自然な流れを意図的に阻害!?している。そのためとても読みにくい。喩えにもひねりがあり(とにかく素直でない)、車のサスペンションが固いことを、stiff as a five-day corpse(死後5日の死体のように)!!とはユーモア狙いとハードボイルド・タッチ狙いで、レイモンド・チャンドラーのコピーだろうが、今なら完全にすべっている!?まあ、何度も読み返せば、飛躍も埋まって、愛着もわくだろうからオタク向け。洋書ビギナーにはおススメしない。翻訳書は多分妙な日本語のオンパレードで(翻訳者はご苦労さま)、我慢できずに原書を手にした皆さんは話がブツブツ飛んだり、切れたりしているとご理解の上、お読みください。
深夜プラス1 (講談社ルビー・ブックス)Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (講談社ルビー・ブックス)より
4770024223
No.7:
(3pt)

訳に不満あり

内容については以前からの愛読書であり、もはや評価などはできない。
さりながら、訳に不満が残る。
時折、生硬な直訳が見られ日本語になっていない箇所が散見される。
例として導入部の「体の内側だけを濡らしながら」の原文は「gtetting wet only on the inside」だが、項をめくれば「飲みかけで止まっていたパスティス」という文があるので 、「喉を湿しながら」とでも訳すべきだろう。
また、同じく導入部の「腕とエゴを振り回しに夕食へ行ってしまっている」の原文は「had gone off to wave their arms and egos over dinner」だが、これでは意味不明なので「食欲と自尊心を満たしに」とでも訳すべきか。
私は外国語は不得手なのでこれは英語の知識というより日本語の感覚の問題であろう。
大量の英文和訳の中で直訳が散見されるのは仕方ないとは思う一方、導入部は作品全体の印象を左右する大事な箇所だというのは周知のことであるから、日本語としてこなれた丁寧な訳文をお願いしたい。
深夜プラス1〔新訳版〕Amazon書評・レビュー:深夜プラス1〔新訳版〕より
4150413835
No.6:
(3pt)

-ギャビンライアルといえば誰もが本書一番に挙げるが・・・

私にはどうも、ライアル初期の他の作品と比較すると主人公が好きになれません。

他の主人公は、大抵借金まみれでその日その日を綱渡りで暮らしているのですが、
この作品の主人公は比較的成功者の部類に入るのが気に入らないのかもしれません。

ユーモアのセンスも若干欠ける気がします。
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511
No.5:
(3pt)

I should have read this book when I was young!

When I was young, an American gave me the following advice; “If you intend to travel in the future, go to a far foreign country before you grow old and when you grow old, go to a near place in your country.” It is a very reasonable advice, because when one grows old, one loses enough strength to travel to a far land. I don’t know if my following advice is so reasonable, but let me give young people the following advice, “If you read adventure novels, read them as young as possible.”
Needless to say, we live in a troubled world and we are in the grip of anxieties, fears and frustrations. And in addition to that, when we grow old, we are bound to become aware how many disgraceful things we have done, unless we are perfect idiots. It is perhaps not rash to suppose that the older we grow, the heavier the mental burdens on our head become. So I think that old people will find it much more difficult to throw away those burdens, if only for a moment, and switch their mind to a world of adventures which has almost no connections with the world they are actually in.
At the risk of being killed by crazy fans of this book, I would say that I was more interested in the conversations about why criminals don’t attempt to kill a policeman or why the Swiss banks got rich than in the main action scene. By the way, what does the writer mean by plus one?
深夜プラス1 (講談社ルビー・ブックス)Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (講談社ルビー・ブックス)より
4770024223
No.4:
(3pt)

スタイリッシュ・アクション小説の最高峰

本作は、話の展開を追って読むだけでは非常にもったいない作品である。

 あとがきで作家の田中光二氏が述べているように、再読してほしい。
 本書にあふれるスタイリッシュな表現描写や台詞の言い回しを噛みしめるように味わうことで、本書の素晴らしさが理解できるからだ。

 特にメカニックの描写が素晴らしい。
 本書には、S&W38口径レボルバー、モーゼルC96オートマチック・ピストル、シトロエンDSなどの銃や車が数多く登場する。
 たいていの作家が、図鑑や説明書からそのまま写したように銃や車の解説を長ったらしく書くのに対し、本書は逆にそっけない感じがする。
 しかし、作者は主人公たちの台詞や操作を通し、銃や車の特徴を読者に的確に伝えている。
 本物を操作しないとわからない感覚的なものを盛り込んでいるからだ。
 さらに、全てのメカニックは一人歩きせずに作品の世界観をより一層スタイリッシュに際立たせている。

 ここまでメカニックの配慮をする作家はなかなかいない。
 アクション小説を書きたい方は、ぜひ本書を参考にしてほしい。

 

深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511
No.3:
(3pt)

スタイリッシュ・アクション小説の最高峰

本作は、話の展開を追って読むだけでは非常にもったいない作品である。

 あとがきで作家の田中光二氏が述べているように、再読してほしい。
 本書にあふれるスタイリッシュな表現描写や台詞の言い回しを噛みしめるように味わうことで、本書の素晴らしさが理解できるからだ。

 特にメカニックの描写が素晴らしい。
 本書には、S&W38口径レボルバー、モーゼルC96オートマチック・ピストル、シトロエンDSなどの銃や車が数多く登場する。
 たいていの作家が、図鑑や説明書からそのまま写したように銃や車の解説を長ったらしく書くのに対し、本書は逆にそっけない感じがする。
 しかし、作者は主人公たちの台詞や操作を通し、銃や車の特徴を読者に的確に伝えている。
 本物を操作しないとわからない感覚的なものを盛り込んでいるからだ。
 さらに、全てのメカニックは一人歩きせずに作品の世界観をより一層スタイリッシュに際立たせている。

 ここまでメカニックの配慮をする作家はなかなかいない。
 アクション小説を書きたい方は、ぜひ本書を参考にしてほしい。

 
深夜プラス1 (1967年) (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (1967年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA6W7G
No.2:
(3pt)

ラストが最高です

ラストが一番です。また作品(物語)全体に雰囲気が醸し出されています。
個人的にはレイモンド・チャンドラーと共通するでしょうか。

ただし難を云えば、文章が硬く言い回しが逆説的で、読み手側のスピード感が
求められそう。
深夜プラス1 (1967年) (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (1967年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA6W7G
No.1:
(3pt)

ラストが最高です

ラストが一番です。また作品(物語)全体に雰囲気が醸し出されています。
個人的にはレイモンド・チャンドラーと共通するでしょうか。
ただし難を云えば、文章が硬く言い回しが逆説的で、読み手側のスピード感が
求められそう。
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))Amazon書評・レビュー:深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))より
4150710511

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