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なまなりさん
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なまなりさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 81~100 5/6ページ
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令和の時代に読んでもゾッとする | ||||
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面白かった。 | ||||
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一言で言うと、現実味が乏しい内容です。 一つ一つのエピソードに創作感が漂い、「退魔師」なる語り手の職業もまるで漫画のようで、実話を基にした話とは感じられませんでした。 タイトルになっている怨霊の集合体「なまなりさん」という設定は良かっただけに、残念です。 | ||||
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腑に落ちない所が何か所かあるけど話自体はよくできてるんじゃないでしょうか。 | ||||
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中山先生が新耳袋ではあえて掲載しなかった「呪い・祟り」を題材したとあって、内容はハンパじゃない。イジメによる自殺と呪い、因果報応がテーマだけにひたすら暗く、救いがない。だけど、とても読みやすいし、きちんとエンターテイメントになっているところは、中山先生の筆力だと思います。 | ||||
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著者の最新刊である、怪談狩りにこの本のことが載っていたので、気になって購入しました。評価が見事にばらけていたのにも興味を持って。 物語としては、非常に読みやすかったと思います、最後まで一気に読んでしまいました。 ただ、内容は「ほんとかよ?」 体験者の周囲で起こる現象が、あまりにも現実離れしており、それに対する彼らの行動も私には理解し難いものでした。 せめて最後に手渡されたディスクの内容がどんなものだったか、それだけでも書いてあれば、ずいぶん印象が変わったと思うのですが。 | ||||
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読みやすくすぐ読めました。犬神憑きについてもっと書いているのかと思ったのですが、 あっさり説明だったので、もう少し書いて欲しかったなかという印象でした。 | ||||
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☆5で普通に、おもしろい怪談。 なにより文章がシンプルで、主人公が色々と調査しながら真実に近づいていく内容なので、 事象の関係性が分かり易く読みやすいのが好印象。 でも内容が、吹っ飛びすぎているので恐怖感より この後どうなってしまうんだろうという好奇心の方が強くなってしまうのが、不評な原因かも面白いのになぁ(笑) ネタバレですけど… 犬神憑き、何故か廃刊になりタイトルが変更された恐怖マンガ誌等、 いろいろと面白いキーワードが登場するのもリアル。 個人的には、 魔百合の恐怖報告コレクション 1 霊界への道標 (HONKOWAコミックス 魔百合の恐怖報告コレクション 1) の寺尾玲子さんに読んで貰って詳しい話を読んでみたい本。 ほんとうに因果応報って、この事か…怨念ってすごいんですね。 しかし報われない話で可哀想すぎます。 当然、紗江子さんの事ですよ双子じゃないです(笑) 読後、なんか色々と考えるとゾクゾクするのが、本当に怖い話でした。 その中でも結局… 触らぬ神に祟りなしは本当だったというオチは、なにげに一番恐ろしい(笑) | ||||
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文章力、神ですよね? 新耳から中山氏のファンです☆ これ映画化しないかな★ 悪いことしてる人が見ると良いクスリになると思うんですが♪ 因果応報って本当にあるんだなって改めて感じました↑ 怖かったです! | ||||
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以前、新耳袋がオモシロかったので 似たような怪奇実録モノで さらにドロドロした系の本(確か同じ作者だったと思うですが失念)を 読んだところ 本気で家で怪現象が起こり 我が家には怪奇もの持ち込み禁止となってしまったのですが 久々に いつい手を出してしまった「怨霊モノ」(惹かれるのです)、 後悔しないか、おそるおそる読んだのですが… いいのか悪いのか、 そこまで印象的な怖さではなく 後悔に至りませんでした。 人の多い会社で読んでたからで 一人だと絶対読めませんが。 するするするーと 誰かの体験談として 読んでいけるんですが 他の方ご指摘のとおり、「うまくできすぎ」感、あります。 姉妹のキャラすごすぎっ 黒犬の生首を玄関においたりとか 恨む前に、警察沙汰になってるべきでは? まあ、怨霊の類の話って、実際あると思いますが。 生きてても死んでても 人を恨むっていうエネルギーは怖いなぁと思いました。 | ||||
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一読した感想ですが、面白かった! 辛口なコメントをする方もいらっしゃいますが、十分に怪談として成立しております。 この手の「祟り系」怪談は、語り手に(もしかしたら聞き手にも)不幸を招くとかで、 業界でも触れたがる人は少ないとか。 まず、それを乗り越えて出版してしまっているところがコワイ。 個人的には、この本のテーマである天罰や祟りは存在していてほしいと願っています。 そうでなければ、ヤリ得で理不尽な世の中になりますから。 勧善懲悪的な視点で見れば、復讐劇です。 殺したいけど殺せない相手がいる人が読むと、癒しにつながるかも。 僕も祟り手を応援しながら読みました。 最後に、理不尽に追い詰められて亡くなった方のご冥福をお祈りし、 死ぬことすら出来なかった方への同情を残して終わります。 南無阿弥陀仏。 | ||||
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「新耳袋」の中山市朗さんが、新たな文体と構成で出した、まるまる一冊が一つの怪談から成っている、という本です。 新耳袋とはだいぶ手を変えてきているのですが、まず「因縁がきっちり語られる」というのはマイナスだと思います。 新耳袋では不思議な出来事の起こった原因が、基本的には語られませんでした。つまりは「わけのわからない話」が多いわけですが、だからこそ「自分にもこういうことが起こるかもしれない」と受け手に思わせることができ、受け手は異界との繋がりをリアルに感じさせられらる、という効果があったと思います。 しかし因縁が全て語られているこの「なまなりさん」は、読者は当然ながら「身に覚えがない=この話とは関係ない」という第三者の視点しか持ち得ないため、それに気づいた途端に全然怖くなくなってしまうのです。 また、長編怪談というのは丁寧に1つずつの出来事を語っていけばいくほど、陳腐になってしまいがちです。 例えばある小説の主人公が「親に虐待されていた」とか、あるいは「恋人が自殺をした」とかいう不幸な過去を背負っているという設定は、ありがちではあっても、その設定自体を嘘くさく思ったりはしないでしょう。 しかしそれが「親からの虐待・恋人が自殺・二人目の恋人は不治の病に侵されている」というように、一人の人物に不幸がどんどん重なっていくとなると、それは「嘘くさい設定」だと思ってしまうはずです。ケータイ小説がその人気にも関わらず、多くの評論家や読者から嫌われている原因の一つはこういうところにあるのでしょう。 そして実は長編怪談も、呪いを掛けられたせいであれやこれやと多くの怪現象が起こり、それが原因で人が死んでいったりすると、すべてが嘘くさく感じられてしまいます。つまりはケータイ小説化してしまう。 怪談の中にはよく「全部を語ることはできない」などといって断片だけを語るものがありますが、あれは全体像を見せないことで受け手の想像を刺激し、恐怖心を煽るという、手品みたいなものではないでしょうか。タネを聞いてしまえば、なんだつまらないな、ということになりかねないのです。 | ||||
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買ってから読むのを忘れていて、今日掘り出したので読んでみました。 すぐ読み終わりました。あっさりしていたのだと思いますが引き込まれていたのかもしれません。読んで色々考えさせられましたが、先祖の家柄とかどうしようもないよねーと切ない気持ちにもなりますし、作中の女性は自殺するくらいなら別れたらよかったのに…、とか。呪い、祟りはずーっと続くと言いますし。なかなか面白いと思います。 | ||||
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物語として読むには、残念ながら力不足の印象を受けました。 先に指摘があるとおり、作中登場するセレブな美人姉妹は読み手を選びそうですね。 ただし、呪い、墓、家筋など、ひとつひとつのエピソードはさすが蒐集家だけあって“イヤな”話が満載です。 ストーリーに対し、エピソードがやや積載オーバー気味なので、たたみかけるエピソードのひとつひとつにぞっと鳥肌だつか、逆に不自然な展開と感じてしまうか、そのどちらかで大きく評価がわかれそうな気がします。 私は前者でしたので、かなり怖かったです。 とはいえ、全体の印象として、ぎこちないストーリーにはめ込まれた出色のエピソードという、齟齬感というか居心地の悪さのようなものがあり、ある種乗り物酔いに似た怖さだったことも否めませんが。 ストーリーは2、エピソードが4、トータルで星3つ、ということで。 (しかし帯の解説はいただけませんね。名前がそっくり間違ってますよ……) | ||||
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ストーリー的には結構楽しめた。因果応報を絵に描いたようなストーリー展開 はハラハラドキドキさせてくれるが、読んでいてそれなりに結末は想像できた。 確かに、私も双子の姉妹はセレブな○姉妹を連想しながら読んでいました。 でも、大江戸調の「悪い奴は地獄に行く」的な勧善懲悪ものはオーソドックス なんですよね。蒸し暑い夏の夜にはオススメの一冊です。 | ||||
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新耳袋の著者なら間違いないと思ってネットで購入したら、久々に脱力してしまいました。数ページ読んだだけで、「なんじゃこりゃ」という感じになります。 ひと昔前に稲川怪談の台本としてだったら怖かったように思いますが、“新耳袋”や“「超」怖い話”を読破している人には、吹き出してしまうような内容です。 また、文章があまりにも稚拙すぎるので、それだけでも読む気がしなくなると思われます。 | ||||
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期待して購入したのだが、完全に裏切られた。滅多にお目にかかれないほど怖くない怪談本である。なぜこれほど「怖くない」のだろう。理由を思いつくまま挙げてみる。 (1)語り手(体験者)の一人称で綴る擬音の多い文体が「稲川淳二モノ」を思わせるところ。 (2)登場人物のキャラが立ち過ぎなところ。特に双子の姉妹は否が応にも某セレブ姉妹を連想させてしまう。一度そう思っていしまうと怖いものも怖くなくなる。(注!これから読む人は今のところ忘れてください) (3)大映ドラマ的展開。「それは警察沙汰だろ!」とか「そこでもっと驚けよ!」といった突込みどころが満載なところ。登場人物にはもう少し常識的に行動させて欲しい。 もし続編等企画されるのであれば最低限上記の3つは修正していただきたい。 怖いといえば、購入した本の後ろ15ページくらいが落丁しており、一瞬「何だ?この終わり方は?」とわけがわからなくなった。新しい怪談のスタイルか?とも思われたが落丁と判明し、「いまどき落丁本に巡り合うとは、、、。」とその事実に慄然としました。 「中途半端」な怪談素人読者の評ですので、もっとコアな怪談プロの方はお試しあれ。 | ||||
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新耳袋の終了以来初めて、 中山、木原の新耳袋ユニットがそれぞれ別個に新作を発表。 木原氏の「隣之怪」は「新耳袋」シリーズの延長であるのに対して、 中山氏は、本作「なまなりさん」で、がらっと作風を変えてきました。 今回冒険したのは、明らかに中山氏です。 そんなことから『新耳袋」は木原さん主導だったかと気づかされました。 ともかく、 新耳袋出の怪異の語り口、作法に自分も含め多くのファンは慣れていただけに、 本作を手に取ってみて、「あれっ」と思った人が多かったと思います。 まず一冊まるまるの長編です。 そして新耳袋と同様に実話の採録ではありますが、 新耳袋では徹底して行われたストーリーの匿名化は薄まって、 いわゆる怪談話の定石に従い、怪異の因果が丁寧に語られます。 そして最後に因果応報の結末を迎えます。 テーマは祟り話。 さらに一人称。 中山氏の新作は、 怪談という点は新耳袋と同様ですが、 構造、視点などはまったく異なる作品です。 ストーリーは禍々しく、読後感は重かったです。 物語の最後、怪異は一応終わるのですが、 さらに次の怪異、祟りが始まるような余韻が残ります。 そもそもこの話、 映画化の話がきっかけで中山氏が関わる場面からスタートするのですが、 確かに映画化したらこわーいホラー映画ができそうです。 そういう点では劇的な話。登場する霊は「呪怨」の伽?子を連想しました。 中山さんは、ジョンとポールでいえば、ポールの方だったのかと。 | ||||
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昼間読んで、夜寝てから思い出して、考えているうちにじわじわと恐ろしくなってきた。そして悲しかった。時を経ても減退しないらしい人間の念や業の事。一体、この話の本当の始まりはいつ、どこからなのか?現在生きている私達にこれに克つ力を持つことができるのか?私達皆に先祖があり、彼らはみな血なまぐさい時代を生き延びたのだ。もしかしたら他人事ではないのかもしれない。夜、布団に入ってから、そんな事をつらつら考えてなかなか眠れなかった。それにしてもだ、本文と帯に間違いをみつけてしまってちょっとおまぬけ。で、緊張がそがれて星4つ。 | ||||
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中山市朗氏の著作は、あったことのみを記す。 削ぎ落とした文章に人間味はなく、それ故に怪異を浮き上がらせる。 淡々と綴られた本作は人間の業の物語と感じた。 もっともこの世で恐ろしいのは人間なのだ。 あらためてそう思った。 この真実を世に出したこと自体、価値があるのではないかと思う。 | ||||
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