(短編集)
怪談狩り 市朗百物語
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一つ一つの話が数ページしかなくてほとんど一話完結なのもあって印象に残りません。 あと肝心な怖さですが全く怖くないです。あと意味がよく分からない話が多々ある印象です。 もっと一つ一つのの話が長かったら良かったのになと思います。 | ||||
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たくさんの小話がのっていて読んでいて飽きない。ちょっとした移動時間に読むのに最適な本だと思います。 | ||||
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全100話。この怪談集の良いところは日常生活と陸続きのリアリティがあること。つまり、怖すぎず、エグすぎず、ケレン味が薄く、話が出来すぎていない。むしろ話が不可解なままで放り出されている。実話を題材にしたシュールなショートショートを読んでいる気分である。我々がひょっとすると体験するかもしれない「怪奇」もきっとこんな感じだろう。夜に布団のなかで読んでも怖くて眠れなくなるようなことはないので、夏の夜の気軽な読書にも適している。人間の理解力が及ぶ範囲など世界の中の限られた僅かな部分にすぎない。霊だの祟りだのを恐れて悪徳霊能者に騙されてはならないが、不可解な現象があることもまたこの世の事実なのだろう。 | ||||
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経験したくない話が目白押しだった。ただ、中には都市伝説的な話も入っているかなという気がした。また、他の本で読んだ(ただし登場人物の一部と場所が違う)話もあった。いずれにしても経験したくない話ばかり。特に、こちらに干渉してくる存在は怖い。関わりを持たないでくれればまだ少しはましなのかもしれないが…。 | ||||
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実話怪談の始祖にして、関西怪談界の重鎮、中山市朗が世に解き放つ、『新耳袋』以来の実話怪談百物語。今回はきっちりと100話を収録。評者が印象深い怪異を以下に挙げる。 第11話〜第13話「六甲山の歩道橋」…著者が各所で話し、北野誠氏も何度か紹介してきた、六甲山の怪異。今は撤去された歩道橋の周辺で何人もが遭遇した怪異。 第30話「経文」…震災後の神戸で起こった怪異。大量のビニールパイプに入れられた経文が封じていたものが震災で封印を解かれてしまい、女の幽霊が出るようになった。 第32話〜第36話…広島県立S女子高演劇部に伝わる木下順二作「夕鶴」に纏わる話。憑依や狂躁状態になる程の怪異が日常的に起こる。 第49話〜第56話…大阪の中座と、藤山寛美や芸人達が体験した怪異。大阪演芸界に伝説的に語り継がれる、土地と建物に纏わる因縁。 第75話「黒いバイク」…乗る者が皆死ぬ因縁のバイク。何度大事故に遭っても、バイクそのものは無傷で戻ってくるという。 第87話「死因」…新婚の妻が不可思議な言動を遺して自殺する。現場を記録する映像を警察は頑なに開示しようとしない…。 第92話「ついさっき」…これも著者がよく披露する、怪異の実況中継的な体験。体験者の迫り来る恐怖の臨場感が凄まじい。 第93話〜第94話「ヒロシ君」…列車事故で息子を亡くした母の思念がいつ迄もその場に留まり続ける話。 第99話「踏切りの地図」…新聞報道もされた、心霊スポット巡りをしていた若者が轢死した事故。京都府の廃病院を目指すが中々見つからず、路傍に立つ老人に道を聞くと、手書きの地図を渡される。それを受け取った青年は、線路内に立ち入り、懸命に身体を手で払いながら全裸になり始める…。 今回評者が選ぶ最恐エピソードは以下である。 第86話「一枚のハガキ」…疎遠になっていた友がマスターを勤めるバーを訪ね、旧交を暖めていたところ、その妻も同席してくる。戯れに口づけした瞬間店内は闇になり、影だけになった2人は微動だにしなくなる…… | ||||
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