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(短編集)
怪談狩り 市朗百物語
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怪談狩り 市朗百物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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一つ一つの話が数ページしかなくてほとんど一話完結なのもあって印象に残りません。 あと肝心な怖さですが全く怖くないです。あと意味がよく分からない話が多々ある印象です。 もっと一つ一つのの話が長かったら良かったのになと思います。 | ||||
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たくさんの小話がのっていて読んでいて飽きない。ちょっとした移動時間に読むのに最適な本だと思います。 | ||||
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全100話。この怪談集の良いところは日常生活と陸続きのリアリティがあること。つまり、怖すぎず、エグすぎず、ケレン味が薄く、話が出来すぎていない。むしろ話が不可解なままで放り出されている。実話を題材にしたシュールなショートショートを読んでいる気分である。我々がひょっとすると体験するかもしれない「怪奇」もきっとこんな感じだろう。夜に布団のなかで読んでも怖くて眠れなくなるようなことはないので、夏の夜の気軽な読書にも適している。人間の理解力が及ぶ範囲など世界の中の限られた僅かな部分にすぎない。霊だの祟りだのを恐れて悪徳霊能者に騙されてはならないが、不可解な現象があることもまたこの世の事実なのだろう。 | ||||
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経験したくない話が目白押しだった。ただ、中には都市伝説的な話も入っているかなという気がした。また、他の本で読んだ(ただし登場人物の一部と場所が違う)話もあった。いずれにしても経験したくない話ばかり。特に、こちらに干渉してくる存在は怖い。関わりを持たないでくれればまだ少しはましなのかもしれないが…。 | ||||
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実話怪談の始祖にして、関西怪談界の重鎮、中山市朗が世に解き放つ、『新耳袋』以来の実話怪談百物語。今回はきっちりと100話を収録。評者が印象深い怪異を以下に挙げる。 第11話〜第13話「六甲山の歩道橋」…著者が各所で話し、北野誠氏も何度か紹介してきた、六甲山の怪異。今は撤去された歩道橋の周辺で何人もが遭遇した怪異。 第30話「経文」…震災後の神戸で起こった怪異。大量のビニールパイプに入れられた経文が封じていたものが震災で封印を解かれてしまい、女の幽霊が出るようになった。 第32話〜第36話…広島県立S女子高演劇部に伝わる木下順二作「夕鶴」に纏わる話。憑依や狂躁状態になる程の怪異が日常的に起こる。 第49話〜第56話…大阪の中座と、藤山寛美や芸人達が体験した怪異。大阪演芸界に伝説的に語り継がれる、土地と建物に纏わる因縁。 第75話「黒いバイク」…乗る者が皆死ぬ因縁のバイク。何度大事故に遭っても、バイクそのものは無傷で戻ってくるという。 第87話「死因」…新婚の妻が不可思議な言動を遺して自殺する。現場を記録する映像を警察は頑なに開示しようとしない…。 第92話「ついさっき」…これも著者がよく披露する、怪異の実況中継的な体験。体験者の迫り来る恐怖の臨場感が凄まじい。 第93話〜第94話「ヒロシ君」…列車事故で息子を亡くした母の思念がいつ迄もその場に留まり続ける話。 第99話「踏切りの地図」…新聞報道もされた、心霊スポット巡りをしていた若者が轢死した事故。京都府の廃病院を目指すが中々見つからず、路傍に立つ老人に道を聞くと、手書きの地図を渡される。それを受け取った青年は、線路内に立ち入り、懸命に身体を手で払いながら全裸になり始める…。 今回評者が選ぶ最恐エピソードは以下である。 第86話「一枚のハガキ」…疎遠になっていた友がマスターを勤めるバーを訪ね、旧交を暖めていたところ、その妻も同席してくる。戯れに口づけした瞬間店内は闇になり、影だけになった2人は微動だにしなくなる…… | ||||
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眠る前に怖い話を読むことが多いです。深刻に激烈に怖い話ではなく、軽くてやや古風なものが深々と気持ちが落ち着くので、「耳袋」的な話が気に入っています。この「怪談狩り」もその種の話でした。 ただ、どこかで読んだな・・という話があったので、他の本と重なっているのかもしれません。 また、一般から聞いた話をそのまま書いているにしてはオチがはっきりしすぎている気もして、著者の創作も含まれているのかどうか、そのあたりどういうコンセプトなのかをあとがきなどではっきり書いておいてもらえると、わかりやすいと思いました。 テレビ番組の制作にからんだ話も多く、ホラーがらみのバラエティはやらせが多いという印象がぬぐえないため、そうなると全体をなんとなく胡散臭く感じてしまいます。個人的には、地道にこつこつと町の古老から聞いた話を集めた・・みたいなものの方が好きです。 「新耳袋」と、集めた話の種類も雰囲気もほぼ同じ感じなので、「怪談狩り」ならではという個性がなく、シリーズごとに何か違いを際立たせた方がいいのではと感じました。 あまり怖くない短い実話風怪談が好きな方にはおすすめです。 | ||||
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いつも通りの中山一郎節。 塗る前のひと恐怖。面白い中にある、怖さ。 良かったです。 | ||||
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ネットで見かけるような短い話が百編。一話で済むような話を無理矢理伸ばしてるような話もある。 そこまでなら「失敗したなー」で済むが、実在の人物や事故をネタにしたのは良くない。 他人の人生をしょうもない作り話にするべきではない。全くおすすめできない。 | ||||
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1話1話がとても短いので、気軽に読めます。 時々本当にゾッとする話が紛れています〜。 こういう話はある種夏の風物詩という感じがして、涼しい気分にさせてくれます! | ||||
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実話怪談好きで良作を探していますが、これはお値段なりに面白かった。 最近はネットの怪談サイトから集めたものが紙の本になっていて興ざめですが、 新耳袋のころから中山さんの怪談は安定したクオリティです。 | ||||
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中山 市朗さんのお話が好きなのでとても満足。 おすすめの逸品です(笑)。 | ||||
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凄く、いいです。怖くもあり、その世界観に一気にひきこまれます。 | ||||
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『新耳袋』の共著者としても知られる中山氏の実話怪談集です。サブタイトルに「市朗百物語」とありますが,一般的な「百物語」は九十九話で止めるのに対し,本作品では百話まで収録されています。 個人的に印象に残った話は, ○第六話『般若』…怨念の凄まじさを感じます。 ○第四十話『キケン信号』…実際に遭遇したときを想像すると,恐すぎます! ○第五十七話『茶袋』,第五十八話『一反木綿』,第五十九話『禁断の山道』…いずれも「妖怪もの」です。 ○第六十四話『深山隠れ』…山には異界があるのでしょうか。 有名人にかかわる話もありますが,多くは一般の日常に潜む怪が語られています。また,動物譚や妖怪譚もあり,バラエティに富んでいます。しかし,同じ内容が数話に分割されているものもあり,この点は残念です。 淡々とした筆致で書かれていますが,それがかえってじわりとした恐怖を読者に感じさせます。 筆者は実話怪談の第一人者であり,次回作も期待したいです。 | ||||
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期待したほど怖くはないですね。 皆短い話なので、100話はいらないのでもう少し長い話にして もっと奥深い話が欲しいです。 | ||||
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会談の割に、怖くないストーリーなので、寝る前に読んでいて丁度いい。 | ||||
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新耳袋などを読んでいます。 中山さんお一人の本とのことで、どういう感じかと。 期待した通りの内容で、興味深く読みました。 文字も大きくて、文章もみっしり詰まってる訳ではありませんが、 数日に分けて読みました(笑)。 一気読みしたら、なんかありそうな気がする本で。 他の本でも感じましたが、この大変冷静で客観的な文章が、心強いです。 グロイ描写もあまりなく、シンプルな感じも良いです。 「霊がいる」というのは、そこでどういった事情かは知りませんが、 「亡くなった方がいる」ということに繋がるような気がするので、 事象のみを書いてあるような本は、読みやすいです。 | ||||
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中山市朗さんの作品がすきで本屋をまわりましたが、Amazonにありました。 流石です。 | ||||
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放送作家で怪異蒐集家の中山市朗が、『新耳袋』完結後に初めて刊行した、単身で百話揃えた実話怪談集。木原さんの怪談集とは違った趣があって、正直、中山さんの怪談の方が厚みというか重みというか、そういうのを強く感じる。 百話ある怪談集を一晩で完読しようとすると、怪異が起こるというのは有名な話。一夜完読、してみますか? ……ちなみに夜中でなくとも、一日での完読を試みても怪異が起こるらしい。 | ||||
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著者の中山氏はご存知新耳袋の著者の一人であり、この本の構成、文脈さらに載せている話の内容は、まさしく新耳袋を彷彿とさせます。新耳袋の続編を読んでみたい方はおすすめです。 | ||||
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おもしろい。でも、恐い。 新耳的に、たんたんと語られます。 新耳ファンは、ぜひ。 | ||||
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