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なまなりさん
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なまなりさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 101~106 6/6ページ
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怪異に対しての知識が蒐集化レベルの人、或いはある程度学んだ人にはなかなか面白い本と呼べます。そして様々な面で自分の中で“なにか”を再確認出来るものが存在します。が一方で、中途半端な知識の人が、読めばうさんくさかったり理解出来ない内容となっているかもしれません。読み手のレベルを選ぶ一冊となっています。 | ||||
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いつもは短編しか読まないのですが怪談話として長編に初めて引き込まれました! 本当にコワイ話!是非お勧めです!女の怨念と人間の怖さが寒気を起こします! 中山市朗のHPの怪談もこわいですが、本でこんなにコワイ本は初めてかもしれません。 夢見そうで五つ☆です! | ||||
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安手の怪談番組並みのネタ。しかも新耳袋以上に文章力の無さを露呈してしまっている。 新耳袋では怨念話を封印していたというが、もし封印しているのがこんなものばかりなら、していて正解だったろう。これでは次回作に期待のしようもない。 | ||||
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木原氏の「隣之怪」が、新耳袋の読み応えを継承したとするなら、本作「なまなりさん」は新耳袋の取材力を継承した作品と言えるでしょう。 新耳袋の代表的な体験談が、中山氏の取材によるものと言われているだけあって、これだけの話を取材できるパワーには、流石と驚かされます。 欲を言えば、この話を木原・中山両氏の手で「新耳袋」の体系として読んでみたかったです。 | ||||
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家族がいる者、家族を大事に思う者、そしてこれから家族を増やそうと思っている者は読んではいけない。いや、逆に読んでおいた方が良いのだろうか? 読んでいる間、導入部を過ぎて半ばにさしかかった頃には、心のどこかで非常停止ボタンや緊急ブレーキを探している自分に気が付くだろう。 読み進めることを止めることは出来ない。だが、心のどこかで警報が鳴り、停止信号を見過ごして列車を走らせているような気持ちになるのだ。行き先が崖なのか、レールが歪んでいるのか、スピードを出し過ぎているのか、何か重要なことを見落としながらも進むことを止められない。 だがそれはジェットコースターのようなものではない。敢えて言えば、次第に荷物の重量が増え、ブレーキをかけてもすぐには止まれない貨物列車が夜中に走り続けているのに近い。 エンジンブレーキがほとんどきかない古いオートマ車に乗り、下り坂にさしかかって思ったよりも数キロほど速度が超過しただけなのに、パニックを起こしそうになる感覚に近い。 ほんの少し、現実から靴底が滑って離れてしまったらこんな風に思うのだろうか。実家は東北にある。実家では似たような話はありがたいことに「ほとんど」聞かない。 その「ほとんど」からするりと抜け出したいくつかの事例が心臓に負担をかける。 ほんの少し、足を滑らせたら。ほんの少し、周りの人間の言葉を聞かなかったら。私も、私たちも同様な怪異に出会うことは避けられないのだ。 結婚適齢期を過ぎてしばらくすると、親戚も気を許すのか結婚にまつわる色々な話をするようになる。いくつかは笑い飛ばしていたが、笑い飛ばしたことを後悔もする。そして、笑い飛ばさずに詳細を聞かなかったことにも、より強い後悔を覚える。 血は、繋がる物なのだ。 | ||||
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同時発売の木原氏の著作があまたある低質な実話怪談本の類に陥ってしまったのに対し 中山氏のこの本には、実話怪談本のパイオニアとしての矜持が見られます。 「新耳袋」で封印されていた因縁話を丸ごと1冊使って見事に描ききっています。 中山氏と木原氏のそれぞれの新作、どちらか迷ったら迷わずこちらをオススメします。 次作にさらなる期待を込めて、あえてマイナス1の☆四つです。 | ||||
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