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割れたひづめ



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【この小説が収録されている参考書籍】
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44

割れたひづめの評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

見事な怪奇的雰囲気の醸成

原題 Mr.Splitfoot (原著1968年刊)
吹雪で閉ざされた山荘、そこに伝わる呪われた伝説、開かずの部屋で起きる殺人。
ポルダーガイスト現象まで飛び出すJ・D・カーを思わせる怪奇編だが、流石マクロイらしく端正な仕上がりのフーダニットとなっている。
殺人方法には類例がある為オリジナリティの面では割り引かざる得ないが、怪奇的雰囲気の醸成が素晴らしく、良い意味で1960年代後半の作品とも思えぬクラシックミステリぶりである。
巧みな作中の少年少女の心理描写も不穏な雰囲気をもり立てる効果を上げている。
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449
No.1:
(4pt)

部屋が人を殺す

ウィルキー・コリンズが「恐怖のベッド」で書いて以来綿々と書き続けられる“人を喰う部屋”のマクロイバージョン3人もの人間を喰い、50年間封印され続けた部屋の迷信を解き放つため、くじ引きで一人の男が止まった異変を告げる鐘の音が鳴り駆けつけると男が死んでいた・・・伏線の張り方、心理的証拠等はさすがマクロイですが肝心の伝説にリアル感がなくいまいち、部屋が人を殺しているように見えないのが難点
割れたひづめ   世界探偵小説全集 44Amazon書評・レビュー:割れたひづめ 世界探偵小説全集 44より
4336044449

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