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(アンソロジー)
超怖い物件
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超怖い物件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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不動産物件にまつわる短編を11人の筆者から集めたオムニバス。 良いものはとにかく良いが、そうでないものは肩透かしな印象。 執筆された時期ゆえか、元農水事務次官長男殺害事件にインスパイアされたものが複数あり、 内容もありきたりなものだったのがとても残念。 それ以外の作品もよくある不動産怪談の域を出ておらず、また、ひきこもりや精神疾患を思わせるものが扱われる内容も、正直言って食傷気味というか、個々の特性を尊重する現代においては実際の患者さんに対するデリカシーに欠けていると思うものもあった。 一方で、トリを飾る平山夢明氏の「ろろるいの家」は見事! 読了後の気味の悪さは随一だし、自分にもふと聞こえてきそうな男の声は、自宅の暗がりにすらぞっとしてしまったほどだ。 正直言って、この一編を読めただけでも買った甲斐があったと思えた。 また、怪談取材を日記風に描いた糸柳寿昭「やなぎっ記」も個人的には好印象で、やたら餃子を作りたがり、飯にがっつく上間氏に笑いつつ、メールで明かされる事実に思わず「うええ……」と唸ってしまった。 その他、幼いころ住んでいた土地をめぐりつつ、周囲にあった事故物件を取り留めもなく語る福澤徹三「旧居の記憶」の寂寥感や、郷内心瞳の「トガハラミ」にとり憑かれた姉との会話シーンに漂う幽玄さに魅力を感じた。 良いものばかりそろった1冊ではないが、物件に関する怪談が好きな方は手に取って損はないと思う。 | ||||
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ノンフィクションぽい作品の方がやはり面白いです。 こちらの中の創作ホラーはリアリティが無いのでつまらないです。 はっきり申せば平山夢明氏の「ろろるいの家」が読みたかっただけです。 これは怖かったです。 | ||||
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血なまぐさいものから、心理的ホラーまで楽しめます | ||||
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途中でオチが予想できる話が多く、その通りだったのが残念 怪談としては文章が上手い書き手が揃っているだけあって楽しめたけれど 実話と創作がごっちゃなのと、落ちが稚拙というか蛇足的な内容のものや楽屋落ちっぽい怪談社のが苦手に感じた | ||||
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題名が胡散臭いけど内容は悪くない。 世にも奇妙な物語みたいな感じで好きです。 最初と最後の話が特に好き。一番楽しみにしてた澤村伊智さんの話は他の短編集で既に読んだことあるやつで残念。 | ||||
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実際に存在する曰くつき物件にまつわる怪談を収集したものだと思い込んでいた為、少し肩透かしを喰らいました。 当作は様々な作家が1人1話ずつ自作の物語を紡いでいく短編形式です。 中には大島てるさんなど、もしかしたら自身の経験なのかな?と想像を掻き立てられる物語も収められていますが、基本的には創作物語のようです。 怖さとしては、読中はどこか薄ら寒さを覚えるものの、本を読み終わった後まで恐怖が残り続けると言う程でもなかったです。 ただ最終話、平山夢明氏の「ろろるいの家」に限っては、今まで読んで来た他の物語の内容が頭の中から吹っ飛んでしまうぐらいに怖かったです。 まさにこの本のタイトルに違わないホラー度でした。 あと芦花公園氏の「終の棲家」は、これを読んだ人の元に現れます系の作品なので、そう言うのに弱い方は閲覧注意です。 ※これを読んでいる時にタイミング良く近所の犬が遠吠えを始めたのですが、その鳴き声が作中に登場する化け物の声にソックリで気味が悪くなったのを覚えています。 | ||||
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