虹色の童話
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虹色の童話の総合評価:
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一気読みでした。宇佐見まことさんの作品はどれも秀逸です。 | ||||
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さすが先生!と言いたくなる話でした。 最後の最後まで結末が読めず、「そうきたか~」と言いたくなる話の展開でとても面白かったです。 独特の世界観の話なので好き嫌いはわかれてしまう作品だと思いますが、先生の作品が好きな方には オススメの1冊です。 | ||||
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ホラーというよりは心理サスペンスでしょうか。それも異常心理の。異常な人しか出てこない話で、普通に見えている人までも、まともではなかったのが最後にわかってきて、そのあたりがかなり怖いです。けれど振り返ってみれば、自分もそしてまわりも、多少はこういう傾向があるのではないか?それが異常の領域にまで踏み込んでしまうのはいったいどこからなのか?だんだんとわからなくなってきます。 レインボー・ハイツという名前が皮肉に聞こえてしまうほど、朽ちていくのを待っているだけのボロボロのアパートには12の部屋がありますが、築35年を経て、今は5部屋しか埋まっていません。1階には、ほとんどアル中の祖父と孫の男の子が、2階には、妻が夫からひどい家庭内暴力を受けている夫婦の部屋、そして、リストラされて腐っている50代の夫が、最近パートに出始めていきいきしてきた妻を複雑な気持ちでみつめている、そんな夫婦の部屋。3階、離婚して夫から逃げ、まだ幼い赤ん坊と2人で暮らしているシングル・マザー、そして妻と再婚した夫に、血が繋がっていない娘の3人家族が住んでいる部屋。壁が薄くて声が通るのでそれぞれの家庭事情は筒抜け状態で、みんながみんなわけありの人々。 そんな人々に何かできないかと一生懸命部屋をまわる民生委員の千加子、彼女自身はすでに夫と死別し、寝たきりの姑を介護しています。 それぞれの事情がだんだんと悪化して、破滅に向かっていく過程が描かれます。そして連続する殺人事件。どうして同じアパートの中で次々と凄惨な事件が起きるのか?偶然なのか?まわりの人々や警察もお手上げの状態に。その陰で動いていたのは実は・・・という話で、かなり陰惨な話です。物語に入り込むほど巻き込まれそうで、体調や気分が落ち込んでいる時にはおすすめできないかも。 デビュー作の短編で賞を受けてから、この作品が第2作目だそうですが、ほどほどの長さでうまくまとまっていると思います。この作者で最初に読んだ「入らずの森」は3作目ですが、かなり複雑になって進化していると思いました。これから、他の作品を読んでいくのが楽しみです。 | ||||
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驚きでした。 物語の繋がり方に衝撃を受けます。 色々な物語がどう繋がっていくのか楽しんでください。 | ||||
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初めて読んだが、まあまあといったところ。あまり多くは語るまい。軽く読めるので、暇な時にいいかもしれない。文章は引っかかることなく読めるレベルである。 大家が手を入れる気がまったくないので空き部屋が多い築35年の小規模なボロマンションにお住まいの方は、ぜひどうぞ。侘びしいひとり暮らしだと、なおいいかもしれない。同じボロでも、我が家のような木造モルタルだと、やっぱり雰囲気は幾分そがれる。 | ||||
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