逆転のバラッド
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色々な個性や過去のある人間同士の付き合いのなかで、初老の男たちがそれまで生きてきた過去、現在までの生きざまを振り返りながら苦悩し、いままで以上により強い絆で結ばれ、一つの目的に立ち向かう姿に感動します。 | ||||
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黄昏まで流されて生きて来たオジサンは自分を誇れないけれど、それまでの生き方に意味があると作者は考える。オジサン生き様への眼差しが深い。 | ||||
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読後感ハンパない | ||||
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都落ちしたうえに妻に去られた傲慢な新聞記者、改装費用の捻出に苦しむ銭湯経営者、父と妻の軋轢におののく古道具屋、流れ者で元・反社組織出身の銭湯従業員がおおよそ還暦を迎えて、来し方行く末を漠然と考えてはいますが、ではどうするか、がわからない、という状況のなかで突然「外敵」が現れました。政治家、実業家、銀行、実行犯までつながった「巨悪」に立ち向かうために「知恵」を集めて「勇気」を絞り出しました。 小説としては完全な「勧善懲悪」モノですが、善の側のキャラクター説明は十分なのですが、悪の側からの肉声がほとんどなく悪の悪たる造形が弱いことが残念です。そして、この手の小説の常道である「都合よく助けてくれる人物」も多数です。 大どんでん返しとまではいきませんが、ブレずに直球勝負してラストはよかったです。 でも・・・「税務署」は必ず調査してお金の出どころを追求する気がして仕方ありませんでした。 | ||||
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「まさかねぇ。あん人が仕組んだことだったとはねぇ。しかも、あれを使って、ほんまにあれしたんやろか。したんやろなあ」と、後味の良い読後感に浸りながら、ついついそんなこと、思ってるとこです。 二転三転する、ただでは終わらない終盤の展開に翻弄されましたね。何より、意外な登場人物にスポットライトが当たったのと、ある人物の死の真相、その裏側にあっただろう光景に、ガツン!とやられました。 兄のことで割り切れない思いを抱く新聞記者の宮武弘之(みやたけ ひろゆき)、家庭のごたごたで右往左往する小松富夫(こまつ とみお)、二人それぞれの事情と心情が丁寧に描かれていたところも良かったです。 先日読んだ『ドラゴンズ・タン』といい、以前読んだ『展望塔のラプンツェル』といい、本作品といい、やっぱこの作者、ただもんやないですね。まこと、おもろい作品でぞくぞくさせてくれる力がある作家ですわ。 著者の作品で未読(平積みにしたまんま)の『愚者の毒』と『骨を弔う』の二冊。読むのがとても楽しみです。 | ||||
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