アンチェルの蝶
- 群像劇 (29)
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久しぶりに遠田さんの小説を読んだけど、相変わらず基本重い。主人公は暗い過去を背負ってる男の人のことが多く、今回の藤太もそう。 過去と現在が同時に交互に書かれ、過去に何があったのか、はっきりわかるのが後半になってから。気になってどんどん読んでしまった。 最後、もう少し明るい未来が見えるところまで書いてほしかったので、マイナス1。でも、とてもしっかりできあがっていて、さすが遠田さんといったところ。 | ||||
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この著者の作品の中で一番つまらなかった。 期待していただけにガッカリした… | ||||
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時間を忘れるほど没入できる小説に出会うと、もっと先を知りたくなってページをめくるペースが上がります。しかしそれと同時に、いつまでもこの世界に浸っていたくてページをめくることが惜しい気持ちにもなります。そんなジレンマに陥らせてくれる作品でした。現在と過去の出来事を交錯させながら少しずつ物語の輪郭を明らかにしていく書き方は、もどかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。それでも我慢して読み進めてほしいと思います。後半は息苦しさを覚えるくらいのつらい内容もありますが、それだけラストの感動も大きくなります。途中、さりげなく記される「消火器」「グラン・ジュテ」などの言葉も終盤で活かされるようになっており、作者が綿密に計算して執筆した作品であることがうかがいしれます。遠田潤子さんの小説は『雪の鉄樹』に続いてまだ二作目ですが、そちらよりも完成度は高いと思います。他の作品も早く読んでみたいと思いました。 | ||||
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子供と親の関係。暴力的でインモラルな親を持った子どもたちの救いの無さが随所に現れる。 圧倒的な支配力を有する親という大人。子供時代には、まさに、神のような存在である。 良い神に出会えるか、邪悪な神かを子どもは選べない。全編を通して感じるこの無力感は半端ではなかった。 一筋の光としてのかつての想い人の娘。被虐待の記憶と犯罪の記憶を持ちながらも、 一瞬の光を夢見た主人公の悲しい物語であった。 子供時代の強い絆が最終的にぐらぐらと揺らぐのだが、なんだか最終局面で物語が少し安易な方向に傾いた気がするので、ちょっと残念だった。 | ||||
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冴えない呑み屋を営む持つ男のもとに、友人の男が幼い娘を連れてきて、面倒をみることになるところから話は始まる。この娘は誰だ?友人はどうなったのか?男の過去は何だ?事故なのか事件なのか?暗い暗い過去が徐々に明かになるが、イヤな感じが増えていくイヤミス。ラストくらいハッピーになってほしいいものです。 | ||||
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