あの日のあなた
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遠田潤子さんの作品は『雪の鉄樹』『アンチェルの蝶』に続いて三作目です。悪くはないけれど、それら二作に比べると格段に劣るといわざるをえません。全体的に詰めが甘いと感じます。 人物造型でいえば、例えば父の同級生だった祐子です。故人の否定的な側面を残された子どもに対してあれほどペラペラと臆面もなく語るのは不自然に感じられます。実際の世の中にそういう人がいないとはいいませんが、何となく、ストーリーを円滑に進行させるための道具といった感があり、ひっかかりました。 また全体の流れでいうと、何か新たなきっかけによって父の別の面が明らかになっていくのならばいいのですが、中川弁護士などの証言者が単に情報を小出しにしているだけというのは面白みに欠けます。 そして、水樹が伯母の生前の日記を安易に読ませてしまうのも納得がいきません。故人の相当プライベートなものを他人に託すには、説得力のある必然性がほしいところです。 総じていうと、テーマはよいのですが、その表現方法が人工的で不自然な点が散見され、作品世界に没頭することができませんでした。 なお、他の方のレビューが指摘している誤植もしくは勘違いも早急に訂正すべきであると思います。 | ||||
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とても良かったです。 綺麗に届けていただいて有り難うございました、 | ||||
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「雪の鉄樹」の衝撃が強すぎて期待しすぎたのかもしれないが、正直、期待外れだった。筆致自体は好きだし、序盤、引き込まれて読んだのも事実なのだが、「雪の鉄樹」ではあまり感じなかった登場人物に対する苛立ち(というかわざとらしさ、不自然さ)を感じ始めて、途中からは読むのが辛くなった。 一番、違和感を感じたのは、片瀬和彦が微笑んで死んだ理由が語られる場面。迎えに来る人が違うでしょ。 また、人物の混乱が見られる。 P168の10行目に「泣き叫ぶ翠とは対照的だった。」とあるが、泣き叫んでいるのは水樹だ。解説もまた混乱していて、P336の12行目、「一方、彼が出会う翠という少女は・・・」という箇所があるが、これも水樹のことであろう。 | ||||
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遠田さんらしい現実と非現実がうまく混合されたストーリーだと思いました。 | ||||
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