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しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術
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しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 61~80 4/6ページ
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この本で 奇跡のマジックショー!を行う事が出来ます 作者がマジッシャンであることは ほとんど知られていないので、マジック業界では 超有名ですよ 伊藤実喜(Dr.Magic) | ||||
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「しあわせの書」とは、ある宗教団体の頒布本である。その教祖の後継ぎ 問題が持ちあがる。ガンジーとお供の男女が巻き込まれる。 主人公のガンジー先生は決して綺麗な人物ではない。外見も中身もである。 不動丸は雲を突くような大男。髭も胸毛ももじゃもじゃ。美保子は女優よ りも自由と横着さを優先させた女。好奇心旺盛。 物語は、教祖の生い立ちから始まる。 見開きの一文。『読者のしあわせのために 未読の人に「しあわせの書」 の秘密を明かさないでください。』と。気持ちを抑え、守ることにする。 | ||||
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思ったほど、面白くなかったが、手品のネタとしては、よく出来ていて、楽しめる。 | ||||
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小説の内容そのものよりも、電子ブックではなく、アナログ本であることの特徴を生かした本そのものに隠されたトリックとそれを完成させた著者の努力に感激した。 | ||||
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本を読んで読心術が身に付きとても満足しています さすがアマゾンだと思いました | ||||
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満足しています。またぜひとも利用させていただきたいと思ってます。 | ||||
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ストーリーは一言で言えば「奇想天外」。推理小説というよりはコメディーに近い内容。でもこの本にはストーリーをしのぐ「マジックのネタ本」という性格があったのです。この本に書かれている「心霊術」のやり方を知りたくて一晩で読み終えてしまいました。 どんなマジックにもタネはあるはずですが、そのアイデアを自分の著作で実践した著者の努力と才能に敬服! | ||||
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ラジオでお勧めコメントを事前に聞いて驚く仕掛けを期待していたので、少々、物足りなさのエンディングでした。 | ||||
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宮崎美子さんの番組で紹介でされ気になり購入いたしました。すぐに読み始め序章で引き込まれて一気に読み切ってしまいました。また違った泡坂さんの作品を読んでみたいと思っています。 | ||||
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期待した話では無かったと言う意味の「?」です。新聞のお薦め欄に掲載されて居て絵と題名から勝手に想像してしまいました。 | ||||
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素晴らしい小説です!内容も結構楽しめました。でも、よく考えた本ですね!感心してしまいました。 | ||||
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私は読書は専ら推理物やミステリーしか読みません。オチに上手く騙してくれるどんでん返しがあるものが大好きです。 この『しあわせの書』のオチは今まで他の書籍では見たことのないものでした。 小説におけるどんでん返しにもいくつかのパターンがありますが、おそらく類似したものはないだろうと思います。 なので未読の方は読んでみる価値はあると思います。 シリーズ物なので主人公サイドの描写が少なく『しあわせの書』しか読んでいない私はヨギガンジーすら悪人候補に挙げてしまいました。 とりあえずヨギガンジー一行は謎解き側だと理解して読み進めましょう。 確かに見事なオチが待っていますがミステリー物としては平均的なものかなと思います。 オチによって物語自体の見方が変わるというわけでもありませんし。 今までにない読書体験ができるという点ではオススメです。 数時間で読み終えますし『オチを暴いてやろう』と構えず軽い気持ちで読み進めましょう。 | ||||
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本編の内容も面白かったけどその後がまたびっくり仰天でしたっ! 読んだ人は絶対に数十ページ以上はは読み返したくなると思います(*^_^*) | ||||
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普通に物語としておもしろく、最後まで一気に読みました。 そして、最後の最後にまさかの仕掛け。 この作者さんに心の底から感服し、ため息が出ました。 この方のことはたまたま知っただけで、まったく存じ上げなかったのですが、 すごい方がいるものですねー。 早速、そのまさかのトリックで彼女を驚かせ、読んでみたらわかるよと、 読書を勧め、彼女が読み終わった後で、2人でニンマリしました。 | ||||
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あまりにもあちこちで評判になり探しまくって買った本なので期待が大きすぎて読後えーっ!この程度か…となってしまった。本はなるべく先入観なしで読むのが正しい道である。 | ||||
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以前から「ある仕掛け」が施されているという評判を聞いて読んでみたがこれには驚かされた。綾辻行人の「十角館の殺人」や道尾秀介の「向日葵の咲かない夏」を読んだ時以上の衝撃だった。 マジシャンでもある作者、泡坂妻夫の遊び心と人を「あっ!」と驚かせたいという探求心が生んだ奇跡の一作である。ちなみに泡坂妻夫は本名を厚川昌男といい紋章上絵師の仕事をしていたらしいが職人仕事についていたからかこの作品からも作者の職人気質が感じられる。 それ故本書の全編に渡って施された作者の企みは職人芸といっても過言ではないだろう。 | ||||
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泡坂妻夫の小説の中で最も有名な本だと思いますが、 レビューは全体的にややハードルを上げすぎなような気がします。 本そのものに仕掛けられているトリックは単純です。 単純だからこそ秀逸であると言えます。 「驚愕の…」という枕詞が付くことが多いようですが、 本当に驚愕を期待していたら、若干肩すかしを食らうかもしれません。 物語の構成(プロット)、使われているトリック、解決に至る手掛かりなど、 推理小説的要素は至って標準的です。 バリバリの本格好きにはやや物足りないかも知れません。 逆に言えば非常に分かりやすく、「そうだよね」とか「なるほどね」と納得できるものです。 全体の雰囲気は泡坂妻夫らしく、非常に柔らかなユーモアに包まれたものです。 難しい言葉や言い回しは無く、 分かりやすいけど人を食ったような独特の雰囲気があります。 本書の題名は「しあわせの書」ですが、 なるほど、読者に対してささやかな幸せを与えてくれる本だなと思いました。 | ||||
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この本に仕掛けられた手の込んだアイデアを手っとり早く知りたければ、本文の最後の方をご覧になればそれで済む。確かにこの制約を自らに課した上で一篇の、これだけの長さの小説を書き上げる手間を考えれば素直に感心し、一応は尊敬したくもなるのだが・・・・・・。反面、純粋に小説として、物語として読めば、そのミステリー的要素、文体、人物描写、等々、無礼を承知で断じれば、素人に毛が生えた程度の出来と言わざるを得ない。この著者による他の作品は未読であるし、上述した制約が文章の自由度を奪った面もあったのかも知れない。どちらかというと純文学寄りの自分としては、一般にミステリー作品に求められている水準というのが奈辺にあるのかも知らない。だが、今まで読んだ数少ないミステリー小説群と比べてもこの作品は、単純な「面白さ」で多分に劣る。自分は「小説」を購入したつもりでいたのだし、小説としての面白さを差し引いても納得のいくような驚きをこの作品から得たとは言い難い。実際にこの制約下で書いた「努力」は立派だが、その制約をもたらしたアイデア自体は、驚くようなものでは全くなかった。第一、かの制約を受けていない他者の「解説」などを載せたのは致命的なミスであり、本の体裁として不徹底。 | ||||
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週刊文春 1987年 国内6位 本書は、泡坂妻夫氏のシリーズ・キャラクター ヨギ・ガンジーが主役の長編ミステリだ。ドイツ人とミクロネシア人と大阪人の混血にして、ヨーガと奇術の達人 ヨギ・ガンジー。弟子の不動丸と美保子を伴った恐山の参詣途中、イタコの真似事をしたことから、宗教団体の信者失踪事件に関わりをもつことになる ・・・ 登場人物たちの会話が中心となってストーリーが展開するので、サクサクと一気に読みすすめることができる。(未遂はあっても)殺人が発生しない軽いタッチのミステリ。前半、死亡したはずの教団関係者が目撃されるといった謎が提示されるものの、淡々としていてインパクトが少ないかもしれない。 見所は、次期教祖を決定するための断食修行からだろう。二人の候補者のうち誰を教祖にするか、ガンジーが審判をおこなうことになるのだが、『しあわせの書』を含めて、いくつかの謎が氷解する仕掛け。伏線はきっちりしているので、読了した後の満足感は得られると思う。教祖継承問題の意外な黒幕あり、奇術師でもある泡坂氏ならではの趣向ありだ。断食修行そのものもお勉強になる。 ただ、第一短編集『ヨギ・ガンジーの妖術』を読んでいないからか、ヨギ・ガンジーそのひとの魅力はひまひとつ、感じられなかった。 | ||||
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約1時間で読み終えたこの本は、「未体験の衝撃」を与えてくれました。 こんな本あるんですねぇ。読み終わったとき、「ええっ、まさかっ!!」と驚きとともに「よくやるなぁ」と感心してしまいました。この衝撃で420円は安いですね。 登場人物がつかみにくいので、簡単に整理するとこんな感じです。 ヨギガンジー ドイツ人とミクロネシア人と大阪人の混血にしてヨガと奇術の達人 山王不動丸 ヨギガンジーの弟子(元新興宗教の教祖) 本多美保子 ヨギガンジーの弟子(元劇団員) この3人がとある新興宗教を舞台に、その宗教の2代目教祖継承問題と、信者の失踪問題の解決に取り組んでいくというミステリーです。 文庫の背表紙には、このように書かれています。 ■しあわせの書 代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体"惟霊(いれい)講会”。超能力を見込まれて信者の失踪事件を追うヨギガンジーは、布教のための小冊子「しあわせの書」に出会った。41字詰め15行組みの何の変哲もない文庫サイズのその本には、実はある者の怪しげな企みが隠されていたのだ―――。マジシャンでもある著者が、この文庫本で試みた驚くべき企てを、どうか未読の方には明かさないでください。 この「驚くべき企み」というのを想像して読んでみると、物語にはそれなりに捻りはあるものの、「驚くべき」というほどのものでもなく、むしろ凡庸な展開のように感じます。「驚きがない」のが「驚くべき」なのかと感じてしまうほどです。でも、読み終わって「企み」に気づくと、それは自分の想像をはるかに上回る予想外のものでした。まさに「驚くべき」内容です。 その未体験の衝撃のためだけに作られた作品です。これはぜひ手にとってみてください。 | ||||
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