■スポンサードリンク


星を継ぐもの



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

星を継ぐものの評価: 4.42/5点 レビュー 599件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.42pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全504件 441~460 23/26ページ
No.64:
(5pt)

ダンチェッカー大好き

月で発見された人類に酷似した遺体。しかしそれは5万年以前に死亡したものだった。
ということで、この謎の解明のため世界トップレベルの人間たちが集まって、
あーだこーだと議論を戦わし研究を重ねるわけです。
その結果導き出された結論とは?
一言で言えば"壮大"なストーリー。度肝を抜かれます、すげぇよ。
でも、好きなのはスケールの大きさだけではないです。
この本を読むと未来に希望が持てます。
今って、環境破壊・戦争・核兵器と、考えると目の前が真っ暗になるようなこと
いっぱいあるじゃないですか。
本当にふとしたことで、人類の進む先・地球の未来が不安になったりしません?
でもこの本を読んだら、人間も捨てたもんじゃない、っていうか
むしろ人間ってすごいじゃん、明るい未来はすぐそこにあるんだ!!
っていう、喜びすら感じてしまいます。うん、力強い本だ。
なので大好き。
あと、ダンチェッカーっていう生物学の教授が出てくるんですが、この人がいいんです。
バリバリの堅物に見えながら、実は柔軟な思想の持ち主で、めっちゃ人間くさい。
"これはこういうことなので、これしか有り得ない"なんて言って、論理から外れることは
全然認めない。こう聞くとガチガチの石頭かと思うでしょ。
さにあらず。理論的に証明できるなら、どんな「え〜っ!!!!」な結論であろうと
認められる、頭の柔らかなたいしたお方なんです。
主人公ハントより目立ってる?本当の主役はダンチェッカーだと、わたくし思っております。
色々な雑学(?)が入っており、読後はなんだか賢くなったような気になり、
その上、なんだかハイになれるお話。すごいSFな話ですが、SFファン以外でも楽しめます。
テンション上がります。読んでみてください。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.63:
(4pt)

どんどん読み進めていける

謎の解明を求める気持ちがページをめくらせた感じで
思いっきり文系のわたしには難しい科学的な話もたっぷり、
の割に、詰まることなくどんどん読み進めていけた。
くだけすぎず、堅苦しさも感じることない翻訳のおかげだろうか。
すぐに続編に手が伸びた。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.62:
(4pt)

どんどん読み進めていける

謎の解明を求める気持ちがページをめくらせた感じで

思いっきり文系のわたしには難しい科学的な話もたっぷり、

の割に、詰まることなくどんどん読み進めていけた。

くだけすぎず、堅苦しさも感じることない翻訳のおかげだろうか。

すぐに続編に手が伸びた。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.61:
(4pt)

面白かったが最後がトンデモ

月に宇宙服を着た5万年前の人間が発見されたという衝撃的な導入で始めるこの物語は、

次々に発見される謎と、それに立ち向かい、謎を解明してゆく科学者たちの姿を描いて

ゆきます。ノンフィクションの発明・発見物語の雰囲気に似ていて、

わくわくどきどきの連続です。

古き良き時代の「科学小説」の再来といってよいと思います。とても面白くていっきに

読んでしまいました。

ただ、最後の「月」に関する結論はバリコフスキーなみのトンデモで、何故ハント博士が

この点に疑問を抱かないのかが理解できませんでした。感動的で壮大な結論なんですが、

天体力学的な矛盾を解消し、読者を納得させる謎解きをやって欲しかったです。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.60:
(4pt)

面白かったが最後がトンデモ

月に宇宙服を着た5万年前の人間が発見されたという衝撃的な導入で始めるこの物語は、
次々に発見される謎と、それに立ち向かい、謎を解明してゆく科学者たちの姿を描いて
ゆきます。ノンフィクションの発明・発見物語の雰囲気に似ていて、
わくわくどきどきの連続です。
古き良き時代の「科学小説」の再来といってよいと思います。とても面白くていっきに
読んでしまいました。
ただ、最後の「月」に関する結論はバリコフスキーなみのトンデモで、何故ハント博士が
この点に疑問を抱かないのかが理解できませんでした。感動的で壮大な結論なんですが、
天体力学的な矛盾を解消し、読者を納得させる謎解きをやって欲しかったです。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.59:
(5pt)

クライマックスはご褒美です。

 感動しました。ジェイムズ・P・ホーガンさん。この作者。天才です。
 やたら「いい本だ」と周りが騒ぐので読んでみたら。
 なんだこりゃ。ややこしい専門用語が飛び交い、ストーリーといえばただただ物理学的、生物学的発見の繰り返し。つ・・・辛い。
 でもまあせっかく買ったので最後まで読もうと頑張ったら・・・。
 クライマックスの数十ページは私にとってご褒美です。もちろん途中のSFテイストな話をすっとばしては感情移入も感動もへったくれもありませんが。
 本当に感動させていただきました。もし、途中で断念した方がいらっしゃるとしたら。いや、もったいないですよ。ホント。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.58:
(5pt)

クライマックスはご褒美です。

感動しました。ジェイムズ・P・ホーガンさん。この作者。天才です。

 やたら「いい本だ」と周りが騒ぐので読んでみたら。
 なんだこりゃ。ややこしい専門用語が飛び交い、ストーリーといえばただただ物理学的、生物学的発見の繰り返し。つ・・・辛い。
 でもまあせっかく買ったので最後まで読もうと頑張ったら・・・。

 クライマックスの数十ページは私にとってご褒美です。もちろん途中のSFテイストな話をすっとばしては感情移入も感動もへったくれもありませんが。

 本当に感動させていただきました。もし、途中で断念した方がいらっしゃるとしたら。いや、もったいないですよ。ホント。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.57:
(5pt)

世界1のSF作家、J・P・ホーガンのもっとも著名な「星を継ぐもの」

長編第1作である「星を継ぐもの」によって、
全世界にホーガンブームが巻き起こったのである。
21世紀、月面で基地建設の為に測量調査していた地図作成班は、
真紅の宇宙服を着た死体を発見した。
が、男の装備は月面のどの基地のものでもなかったし、
行方不明者もいない。
人間そっくりなその男の死亡推定時間は、五万年前だったのである!
五万年前に月面で死んだ男の謎を解こうとするSFミステリでもある。
謎が謎を呼び、それでも複雑にからまった全ての謎を見事に説明する
コペルニクス的転回に主人公は到達する。
ハッピーエンドだと乾杯しようとする科学者たち、
その土壇場で主人公のライバルは、
「乾杯するのはまだ早い!」
と叫んだ!!
意外な感動的なドンデン返し。
そしてエピローグは読者の期待通りの超ハッピーエンド。 
エラリー・クイーンズミステリマガジンの書評欄にも採り上げられた
「星を継ぐもの」はSFでしかやれない壮大な感動的な大ドンデン返しを
たぐいまれなハッピーエンドで提示したのだ。
ハードSFというよりSFミステリとして私は高く評価する。
ホーガンの最高傑作は「未来の二つの顔」だと思うが、
「星を継ぐもの」も古今東西SFオールタイムベスト10に入るだけの価値はあると思う。
「星を継ぐもの」は、
A・C・クラークの「太陽系最後の日」とアイザック・アシモフの「銀河帝国の興亡」を
足して2で割った以上の感動を与えてくれる筈である。
「太陽系最後の日」よりは遥かに「星を継ぐもの」の方が感動出来ますよ。
感動ということのみならば、ファウンデーションよりも上かもね。
単なるハードSF、単なるSFミステリではないのだよホーガンの世界はね。
ラストに感動して「うぉぉぉぉ!」と叫んで部屋中を転げまわってしまったのは、
「星を継ぐもの」だけである。
オールタイムベスト1にしないのは、最後まで読めない人もいるかもと危惧するからである。
読んだところで感動する感性がない人には、エピローグに感動出来ないかもと危惧するからである。
自分が感動した量は世界一の作品だけどね。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.56:
(5pt)

世界1のSF作家、J・P・ホーガンのもっとも著名な「星を継ぐもの」

長編第1作である「星を継ぐもの」によって、

全世界にホーガンブームが巻き起こったのである。

21世紀、月面で基地建設の為に測量調査していた地図作成班は、

真紅の宇宙服を着た死体を発見した。

が、男の装備は月面のどの基地のものでもなかったし、

行方不明者もいない。

人間そっくりなその男の死亡推定時間は、五万年前だったのである!

五万年前に月面で死んだ男の謎を解こうとするSFミステリでもある。

謎が謎を呼び、それでも複雑にからまった全ての謎を見事に説明する

コペルニクス的転回に主人公は到達する。

ハッピーエンドだと乾杯しようとする科学者たち、

その土壇場で主人公のライバルは、

「乾杯するのはまだ早い!」

と叫んだ!!

意外な感動的なドンデン返し。

そしてエピローグは読者の期待通りの超ハッピーエンド。 

エラリー・クイーンズミステリマガジンの書評欄にも採り上げられた

「星を継ぐもの」はSFでしかやれない壮大な感動的な大ドンデン返しを

たぐいまれなハッピーエンドで提示したのだ。

ハードSFというよりSFミステリとして私は高く評価する。

ホーガンの最高傑作は「未来の二つの顔」だと思うが、

「星を継ぐもの」も古今東西SFオールタイムベスト10に入るだけの価値はあると思う。

「星を継ぐもの」は、

A・C・クラークの「太陽系最後の日」とアイザック・アシモフの「銀河帝国の興亡」を

足して2で割った以上の感動を与えてくれる筈である。

「太陽系最後の日」よりは遥かに「星を継ぐもの」の方が感動出来ますよ。

感動ということのみならば、ファウンデーションよりも上かもね。

単なるハードSF、単なるSFミステリではないのだよホーガンの世界はね。

ラストに感動して「うぉぉぉぉ!」と叫んで部屋中を転げまわってしまったのは、

「星を継ぐもの」だけである。

オールタイムベスト1にしないのは、最後まで読めない人もいるかもと危惧するからである。

読んだところで感動する感性がない人には、エピローグに感動出来ないかもと危惧するからである。

自分が感動した量は世界一の作品だけどね。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.55:
(5pt)

真の「科学的な」フィクション

「SF」とは、もちろん「科学フィクション」のことであるが、

巷でSFとして分類される小説の中に、

本当の意味で「科学的」と言えるものは実は少ない。

単純に未来世界や宇宙空間を舞台にしているだけで、

科学的な考察など一切考慮されていないことが多いのだ。

しかしこの小説は、まさに科学的考察を正面から題材にしたものである。

しかも、科学的知識のない普通の読者にも、

十分に興味深く面白く読める内容になっていることが素晴らしい。

誰にとっても面白く読めるのは、

ストーリー展開が推理小説の「謎解き」の要素を多分に含んでいることによるだろう。

月面で発見された宇宙服を着た5万年前の人間そのものの死体。

状況証拠を積み重ねながら、これがいったい何者なのかを解き明かしていく過程は、

それだけで並みの推理小説を上回る面白さであるし、

同時に深い科学的な薀蓄も得られる。

この本は、SFファンはもちろん、推理小説のファンにも読んでいただきたい。

そしてなによりも、理系の学生の皆さんに是非とも読んで欲しいのだ。

理系の仕事と言うものは、多かれ少なかれ

このような「科学的謎解き」の要素を含んでいる。

「謎解き」が、いかに知的好奇心をそそる面白いものであるかを、

この本が的確に教えてくれるのだ。

なおこの作品は、シリーズとして2冊の続編が続く。

その続編2冊は、平均以上の面白さはあるものの、

シリーズ最初のこの作品に比べるとインパクトに欠けるといわざるをえない。

それだけこの作品が、図抜けた名作であると言うことでもある。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.54:
(5pt)

真の「科学的な」フィクション

「SF」とは、もちろん「科学フィクション」のことであるが、
巷でSFとして分類される小説の中に、
本当の意味で「科学的」と言えるものは実は少ない。
単純に未来世界や宇宙空間を舞台にしているだけで、
科学的な考察など一切考慮されていないことが多いのだ。
しかしこの小説は、まさに科学的考察を正面から題材にしたものである。
しかも、科学的知識のない普通の読者にも、
十分に興味深く面白く読める内容になっていることが素晴らしい。
誰にとっても面白く読めるのは、
ストーリー展開が推理小説の「謎解き」の要素を多分に含んでいることによるだろう。
月面で発見された宇宙服を着た5万年前の人間そのものの死体。
状況証拠を積み重ねながら、これがいったい何者なのかを解き明かしていく過程は、
それだけで並みの推理小説を上回る面白さであるし、
同時に深い科学的な薀蓄も得られる。
この本は、SFファンはもちろん、推理小説のファンにも読んでいただきたい。
そしてなによりも、理系の学生の皆さんに是非とも読んで欲しいのだ。
理系の仕事と言うものは、多かれ少なかれ
このような「科学的謎解き」の要素を含んでいる。
「謎解き」が、いかに知的好奇心をそそる面白いものであるかを、
この本が的確に教えてくれるのだ。
なおこの作品は、シリーズとして2冊の続編が続く。
その続編2冊は、平均以上の面白さはあるものの、
シリーズ最初のこの作品に比べるとインパクトに欠けるといわざるをえない。
それだけこの作品が、図抜けた名作であると言うことでもある。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.53:
(5pt)

空想の中の世界だが本当にありえそうと思えるほどの出来栄え!

全ては月で真紅の宇宙服をまとい、死後5万年が経過した死体が発見されるところから始まる。この謎を解明すべく人類の先端を行く技術者達(特にハントとダンチェッカー)が自分の専門領域から様々な仮説や理論を携え白熱した議論を展開していく。どの意見もかなり説得力があり納得する場面もあるのだが、他の問題との整合性がとれず謎が深まるばかり。議論も袋小路を迎える中で、木星の衛星ガニメデから約2500万年前の難破した宇宙船が発見される。このため、また議論が白熱するのであるのが、そこにもまた多くの謎が・・・。
本当にこんな世界観があるかもしれないと錯覚するほどの説得力と魅力があります。
ぜひとも読んでください!!
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.52:
(5pt)

空想の中の世界だが本当にありえそうと思えるほどの出来栄え!

全ては月で真紅の宇宙服をまとい、死後5万年が経過した死体が発見されるところから始まる。この謎を解明すべく人類の先端を行く技術者達(特にハントとダンチェッカー)が自分の専門領域から様々な仮説や理論を携え白熱した議論を展開していく。どの意見もかなり説得力があり納得する場面もあるのだが、他の問題との整合性がとれず謎が深まるばかり。議論も袋小路を迎える中で、木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船が発見される。このため、また議論が白熱するのであるのが、そこにもまた多くの謎が・・・。 本当にこんな世界観があるかもしれないと錯覚するほどの説得力と魅力があります。 ぜひとも読んでください!!
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.51:
(5pt)

大人の鑑賞に堪えるSF

SFって子供っぽい、なんて思っている人にお薦めです。
本当によく出来たストーリー展開としっかりとした科学観が見事に融合しています。
大人が読んで面白い=知的興奮と読後のカタルシスを味わう小説はジャンルを問わずさほど多くはないと思うのですが、これはその数少ない一冊です。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.50:
(5pt)

大人の鑑賞に堪えるSF

SFって子供っぽい、なんて思っている人にお薦めです。
本当によく出来たストーリー展開としっかりとした科学観が見事に融合しています。
大人が読んで面白い=知的興奮と読後のカタルシスを味わう小説はジャンルを問わずさほど多くはないと思うのですが、これはその数少ない一冊です。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.49:
(5pt)

なぞがなぞを呼ぶ!月のアイスマン

謎解きの楽しさと理路整然としたストーリー展開で読者を裏切らない優れた作品だと思いました。あなたも、読み進むうちに自分なりの謎解きとホーガンが用意したストリーが抜きつ抜かれつし始めるのを体験することでしょう。そしてラストを迎えたとき、あなたの推理はホーガンを捕らえているかどうか。ぜひ読んでで試してください。                                 ちなみに、派手なアクションもヒーローも出てきませんし、イカのような侵略者も出てきませんからそちら好きの人には物足りないかもしれませんが、2001年宇宙の旅のような、スケールの大きさが楽しめるでしょう。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.48:
(5pt)

なぞがなぞを呼ぶ!月のアイスマン

謎解きの楽しさと理路整然としたストーリー展開で読者を裏切らない優れた作品だと思いました。あなたも、読み進むうちに自分なりの謎解きとホーガンが用意したストリーが抜きつ抜かれつし始めるのを体験することでしょう。そしてラストを迎えたとき、あなたの推理はホーガンを捕らえているかどうか。ぜひ読んでで試してください。                                 ちなみに、派手なアクションもヒーローも出てきませんし、イカのような侵略者も出てきませんからそちら好きの人には物足りないかもしれませんが、2001年宇宙の旅のような、スケールの大きさが楽しめるでしょう。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.47:
(5pt)

科学者による理論と調査で謎を読み解け。派手なアクションはないけれど最高におもしろい!

有名だからと読んでみるとSF小説ってマンガチックだったりマニアックだったりするのだが、この本は違う。突然月で発見された5万年前の宇宙服を着た人間そっくりの生き物。これをどう読み解くか、科学者が議論を戦わせる。議論自体も非常に筋が通っているので納得できるし、調査の中で、いろいろな事実が浮かび上がってくるところはまるで推理小説のよう。
それで、ほとんどの謎が解明されて、それで終わり。え?レーザービーム戦いはないの?異次元空間は?逆にそういうSFらしい舞台装置はありません。そういう意味でちょっと変わったSF小説。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.46:
(5pt)

科学者による理論と調査で謎を読み解け。派手なアクションはないけれど最高におもしろい!

有名だからと読んでみるとSF小説ってマンガチックだったりマニアックだったりするのだが、この本は違う。突然月で発見された5万年前の宇宙服を着た人間そっくりの生き物。これをどう読み解くか、科学者が議論を戦わせる。議論自体も非常に筋が通っているので納得できるし、調査の中で、いろいろな事実が浮かび上がってくるところはまるで推理小説のよう。

それで、ほとんどの謎が解明されて、それで終わり。え?レーザービーム戦いはないの?異次元空間は?逆にそういうSFらしい舞台装置はありません。そういう意味でちょっと変わったSF小説。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.45:
(5pt)

SF嫌いでミステリ好きなあなたに

往々にして本格ミステリが好きな人はSFが嫌い。逆もまた真なり。本作はそんな常識を吹き飛ばしてしまう快作。月で発見された宇宙人の遺骸を探求するうちに、太陽系、そして地球人の起源をたどるというSFの設定そのものだが、それでいて本格ミステリの醍醐味が味わえるという奇跡的な作品なのである。
途中まで脇役でいた生物学者が、突然真相解明の主役として活躍し始めるという工夫も面白い。三部作の「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」を通して読むと更に楽しめるが、本作だけで独立して読める壮大なロマン。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!