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オクトーバー・リスト
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オクトーバー・リストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読み進むのが難儀だった。逆だと人物覚えるの面倒。さっき出てきて退場したあのヒトがこの人ね。といちいち確認しなきゃならない感じで、いっそケツから読んでいこうかと何度も思った 実はこうでした。があんまりぱっとした感じには思えなかった。多分自分には面倒過ぎて、文章もキャラもストーリーも「楽しむ」トコに至らなかったんだろう が、同時に「もっぺん逆から読んでいきたい」とも思った 後で少し間を置いてからやろう そしたら「面倒」じゃなくて文章とストーリーをちゃんと楽しめそう ガブリエラとジョゼフのコンビいいなあ。初対面即当意即妙でアイデア出し合って、「ついで」まで乗っけちゃう合理性。「ついで」を乗っけても「それは別の仕事だろう」とは言わない互いの鷹揚さ 「次の仕事」を読みたいかも | ||||
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第1章から第36章までが、まったく逆順に並べられています。 カバーには「超絶技巧のサスペンス」とうたってあります。 超絶技巧なのは充分に認めますが、では、おもしろいのか、と訊かれると、すなおにうなずけません。 とにかく非常に読みにくいのです。 それはそうでしょう。 普通なら、Aという人物が登場すると、その人物の説明があって、ああそういう人か、とわかって読み進むわけです。 それが逆の章から並んでいるので、突然、Aという人物がなにかをした、というのがあって、え? Aって誰? と思って読み進むと、次にAが登場して、やっとどんな人物か説明される、となるわけです。 わかりにくいこと、この上ない。 読み進むためのエネルギーが半端ではありませんでした。 それでも、意地になって最後まで読みました。 そしたら、実に意外な仕掛けがあって、ニヤリとしたのでした。 でも、そこまでにいたる評価がへたするとマイナスだったので、ラストでの評価がアップしても、全体ではやっと普通レベルのミステリーという印象なのでした。 一言で言って、マニア向けの作品だと思います。 | ||||
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6歳の少女サラの誘拐事件を扱った作品だが、最終章から始めて時間を逆行し、ラスト2章で真相を明かすというチャレンジングなサスペンス小説。私の経験では「ライム」シリーズ以外の作者の作品は凡庸なものが多いので危惧していたが...(もっとも、「ライム」シリーズの中で本当に面白いのは「コフィン・ダンサー」と「ウォッチメイカー」だけだが)。 最終章(冒頭)で登場するのはサラの母親ガブリエラ、誘拐犯(?)のジョゼフ、ガブリエラと同じ部屋に居たサム。サムの会社のボスのアンドルーとクライアントのダニエル(ガブリエラのホヤホヤの恋人らしい)がジョゼフと交渉するために出向いたと言い、事件には「オクトーバー・リスト」(以下<リスト>と称する)なるものが係わっているとの仄めかしがある。ストーリー展開については書けないが、最終章以降で登場する主な人物はガブリエラの元ボスで<リスト>を作成した(悪党の)ブレスコット、ガブリエラの親友だが実はサイコ・キラーのフランク。そして、警察が<リスト>に関してブレスコット及び<リスト>を盗んだ部下のガブリエラをマークしていた事、ジョゼフがフランクに嫉妬していた事等が語られるが、描写の主体はガブリエラとダニエルとの熱々の交際模様で(長々とずっと書かれていて異様)、サスペンスが盛り上がっているという感じは受けない(ラスト2章のお楽しみという事か)。 そして、ラスト2章では確かにある"捻り"があるものの、警察の目的が<リスト>を中心とした犯罪を暴く事及び上述した"描写の主体"から当然の帰結とも言え、本の帯で謳っている様な"超絶技巧"とは到底思えなかった。普通の順序で書いたら凡庸な小説となってしまうので苦し紛れに逆順に書いて見ましたという印象しか受けない危惧していた通りの凡作だと思った。 | ||||
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