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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全537件 281~300 15/27ページ
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就職活動の思い出、人間関係など、20代の繊細な気持ちが書かれています! 久しぶりに小説を完読しました。 | ||||
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面白かった。出てきた人物や言葉すべて無駄がなく、すべてが伏線となっているのが作品としてとても綺麗だな、と感じた。 読んでいるうちに、自分がもしこの面接に参加していたら、一体どんな悪事が封入されてしまっているんだろう、誘惑の多いこの世界、完璧に綺麗でいられるのは難しいなと考えさせられてしまった。 欲を言うなら、社会人として働く彼らと、主人公の絡みが見たかったかな。 | ||||
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犯人かと思った人がそうではなかったり。最後まで緊張が溶けません。 | ||||
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最初から最後まで面白い。ある登場人物が自分と全く同じ考えの持ち主でした。 | ||||
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普通に面白い | ||||
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非情に細部まで練られた構成で、中だるみすることなく一気に読めました。わかりやすい伏線と思しき記述などもありましたが、予想の上を行く回収が多々あり、どんでん返しもあってちょっとやそっとでは見抜けませんでした。誰がまともで誰がおかしいのか、最後の最後まで気が抜けません。物語の中で触れられている企業と就活生との関係性にどのくらい現実味があるのかはともかく、実際、似たようなことはあるのだろうなと思えるような説得力がありました。低評価のレビューも読みましたが、「あと出しがひどい」「実はこうでしたが多い」という批判が割と多くありましたが、ちゃんとこれをミステリとして読んでいないのでは?と思わざるを得ません。はっきりと名言せずとも、登場人物の何気ない仕草や台詞の中にちゃんと真相を匂わせる伏線は張ってあると思います。また「後半の○○エピソードは要らない」というコメントに至っては、いやそれ、この物語のテーマをまるで理解できていないでしょ、と(笑)。善悪二元論で割り切れるほど人間は単純ではないということ、そして真犯人の動機には非常に納得がいきました。だからってあんなこと普通はやらないですけれども、それだけ就職活動は「異常」なのかもしれません。 | ||||
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文庫になるのを楽しみにして待ってました。期待通り、次の展開が気になる作品でした。 ハッピーエンド?的な最後も前向きになれる印象を受けました。 | ||||
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採用活動で、優秀な人材と思っても、入社したらそうでないことが多いみたいなことが小説のきもみたいですが、私は複数の会社で採用にかかわりましたが、優秀と思った人間は、入社したあともほとんど優秀な人材でした。(ただ、性格の良い悪いは、事前に判明できませんでした。) この間違った採用シーンがあまりにひどく、とても読むのに耐えられません | ||||
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犯人(小説の中ではそう呼んでいる)の動機が納得いかないので、ミステリとしてプロットは甘いと思うが、この作者自身の筆力がところどころ見られるプロット甘さを凌駕している。まだ若い作者だが心理描写がとにかく巧みだと感じた。この筆力だと恋愛小説でもキュンキュンするかも知れない。 | ||||
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とにかく面白いし後味もよい! | ||||
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久しぶりにああ面白いと思うミステリーを読んだ。単にミステリーというだけでなく、極めてロジカルで丁寧な プロット作りがされており、文章に無駄がないことが実感できるのだ。そして、私なりに掴んだこの作品の テーマは「完全な善人も悪人もいない」ということ。成長株で大学生に人気抜群のIT企業に就職を希望 する学生たち。最終試験に残ったのは男4名、女2名の合計6名。当初の方針が変わり、会社は急に 6人でのグループディスカッションを通じて自分たちで一人を選べと言ってくる。企業の身勝手さに振りまわされる 6人だが、その集まりの途中に怪文書が届く。それぞれのメンバーの過去の悪行を晒す文書と写真。 誰が犯人か、そして誰が内定者となるのか。実に面白い設定と筋運びだ。そう長くはない作品だが、 6人の性格もよく描かれている。「就活」という特に現代の学生たちにとっての一大イベントを著者は 巧くかつ率直に評論している。解説で著者のことを「ロジカルモンスイター」と呼んでいるのも納得出来る。 作品の流れや状況設定が極めてロジカルなのだ。だから、違和感が殆ど残らない。この著者、只者では ない。 | ||||
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ある企業の最終選考に残った6人、選考方法はグループディスカッション。そのディスカッション中に発生した事件がベースとなるミステリーです。 ジャンルとしてはミステリー、コロコロ変わる展開の「どんでん返しミステリー」ですが殺人事件が起きるわけではないので本格ミステリー好きな私としてはインパクトが弱い印象でした。真相に至るきっかけとなった部分なども弱く感じたのでミステリーとしてはイマイチかもしれません。 それでも先が気になって一気読みしました。きちんと伏線を張って回収するスタイル、トリックや結末よりも展開を楽しむイメージが良いと思います。 あと今就活中の方にはオススメです。「就活って実際こんな感じ」そう思えるとずいぶん気が楽になる気がします。 | ||||
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この本が気に入った方はパット・マガーの「7人のおば」もオススメです | ||||
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最初は面白くて読めましたが、選考方法がJAXAの宇宙飛行士選抜試験と同じと分かりとても遺憾に感じました。 よって、途中から漫画宇宙兄弟と駄々被りで先が読めてしまいました。 | ||||
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物語の構成がとても面白くて、読みやすく、一晩で読んでしまった。こんなことする動機はあれっきゃ無いでしょ、だからこの中で一番得するのは、、、と読み進めてしまうので、作品のテーマである 人間の思い込み、一つの面で全てを判断してしまうという事を読者の自分も体感させられた。 事件当時と現在のインタビューが交互に書かれ、ゾクゾクする面白さを味わえました。手元に残しておきたくなるような感銘も驚嘆は無くエンタメとしてとてもよくできてると感じた。映画かドラマになるんだろうな、きっと。 | ||||
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「本屋大賞」「王様のブランチ」等で紹介されて話題になっていた本です。Kindle版で安く出るのを待って、予約購入しました。展開が面白く、一気に読み進められました。最後のオチは少し無理ゲー感がありますが、伏線回収も上手で、さすが話題になった本ではあると思いました。90点。 | ||||
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就職活動をテーマにしたミステリー。就職活動の問題点に一石を投じる文面には非常に共感できた。 人間の印象なんてわずかな情報で変わっていくのだという恐怖を思い知らされた。それでいて爽やかな読後感。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 月の裏のたとえ話をはじめ,自分勝手な連中に憤慨し,不快感を覚えていた自分は, まんまと著者の術中にはめられたことになり,そこは素直にやられたという印象です. ただ,それ自体に不満はなく,六人の人間に他人のことを語らせる構成にしても, 読む側の目を散らし,逸らす,シンプルながらもうまいやり方と思わされる一方で, 犯人当てと,その動機や手法には,いささか後出し感が目立ち,スッキリとしません. また,時が過ぎてようやく気付く,就活期間での異常で,冷静さを欠いた言動や, 企業と学生の終わらない騙し合いなど,納得できる部分は確かに多かったのですが, いくつもエピソードが覆される,言わば見せ場である終盤の展開には一気に冷めて…. サスペンスや人間模様の物語としては面白く,特に前半には引き込まれたものの, その八年後,過去の自分たちを重ね,比べ,真犯人を浮かび上がらせていく後半は, どうなれば,何を期待していたのか,そのあたりをうまく言葉にはできないのですが, ボタンを掛け違えた服を着せられているような,気持ちの悪さが抜け切りませんでした. | ||||
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元読書家で、最近はネットやゲームなどばかりだったので たまには最近の若い作家さんの本でも読もうと 娘の絵本を買うついでに、あまり考えず パッと手にとって買いましたが大当たりでした 前半だけでも昔なら作品として成立したレベルの内容で じゃあ後半は蛇足かというとむしろさらに世界が広がっており それでいて作品全体を通して1本ぶっとい筋が通っていました 文章が下手でネタバレせずほめるのは難しいのですが、 なんとかしておすすめしようと思っている心意気だけは感じてください 今はここまで書かないと作家さんになれないんだなと思いました タイトルには大学生とありますが、 1冊の良質なミステリーとして年齢を問わず楽しめます 傑作と言い切ってしまってよいと思います | ||||
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伏線は「怪物」のノベラー版と通底するところがあるなあ、という感想。それでは、と構えつつ読み進んだのだが、構成自体はおもしろいが結果のびっくり度がもう少しドラマチックでもよかったのでは? | ||||
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