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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全537件 321~340 17/27ページ
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就職活動を行っている身のため、就職活動ではどのようなものなのかを表している作品です。 | ||||
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現代の就活のひずみが見事に描写されていて、ミステリ抜きで面白い。 | ||||
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いろんなものがひっくり返る。 ドラマでも漫画でもない小説だからできる話の作り方がある。 本がもっと好きになりました。 | ||||
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読んでるうちに、ペットボトルのフィルムの話と唐突に出てくる紡績業などがサプライチェーン上繋がってることから、この人化学メーカーか印刷業者の出身じゃないかな?と漠然と思いながら読んでいたけど、読後に調べたら当たりで少し嬉しかった。 話の内容は程よい回数のどんでん返しと、時々秀逸で時々わざとらしい比喩の使い方、余韻は残るけど謎は残らない後味の良さなど暇つぶしの読書にぴったり。 | ||||
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いつの世も就職のお話は甘酸っぱく懐かしさがあります。 初読は設定の珍しさもあって感心しましたが、2-3日経って読み返したら、主人公6人の大学生がまことに青臭くかつ薄っぺらで鼻につきました。内定を勝ち得た学生の成長?っぷりも感情移入できず、また「結局6人は●●●だった」というオチもまさにどんでん返しを狙っただけの人工的な設定であり、どんどん本書に対する評価が萎み、最終的に☆2つとします。 | ||||
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今まで読んだ本の中でベスト5に入ります。 よくできた推理小説というのは普通の小説と違って書く前にかっちりとしたプロットを決めなければならない。それが成功したところでいくつも張り巡らせた伏線を回収できるのだ。しかしそれは同時に自由に書かれた小説、言わば書き出しの時にはどう収束されるかわからずに描き始める小説にある、伸び が無いのが宿命だ。 完成までに何度も書き直されたであろうこの小説はその宿命を軽々と乗り越え、その 伸び を獲得した。 | ||||
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嘘つきが6人もいるの?とタイトルが気になり購入。 視点と展開がコロコロと目まぐるしく変わり、読んでいて飽きない。通勤の時間潰しに読んでいたが読むたびに展開が変わり、明日の展開を楽しみにできるとてもいい作品でした。 | ||||
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今年読んだ本の中でトップ3に入る面白さだった。 色々推理しながら読んだけど見事に裏切られ続けた。 | ||||
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Youtubeのほんタメチャンネルでおすすめされていたので気になって拝読。 面白くてあっという間に読み終えてしまった! 作者の掌で転がされて登場人物の印象が二転三転するのが楽しい。 「相手の本質を一瞬で見抜くテクニック」そんなものはない。 勉強にもなるし就活の前に読みたかったな。 | ||||
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【読書のきっかけ】 人気のミステリを探っていったところ、本作品に巡り合えました。 【率直な感想】 本作品の特徴的なところは、企業の新規採用試験として広く行われている、集団面接で起きた事件を扱ったミステリというところです。 私の知る限りでは、こうした舞台設定のミステリ小説は初めてで、その意味では興味深く読ませていただきました。 本作品の「事件」 とは、殺人事件のような大仰なものありません。 舞台となった集団面接は、いわゆるグループディスカッションであり、面接官は別室で討議内容をモニター監視しています。 このディスカッションの最中、ある手段により、面接に参加している6人の就活生 に不利な状況が徐々に明らかになっていく。 つまり、この事件の「犯人」は、自分以外の者が採用内定を取れないように企んでいるらしく、本作品では、その「犯人」が誰かという謎がメインテーマとなっています。 本作品のもう一つのテーマは、果たして企業は、こうした面接によって、その企業を成長させるような適切な人材を本当に確保できるのか、という部分と感じました。 こうした疑念を抱くシーンに、多くのハイライトが引かれていることからも、読者の関心が強く寄せられていることが窺われます。 しかし、私としては、この部分が強調されてくるに従い、興ざめしていってしまったと思われるのです。 それは、私が、就職活動ということが遥かな過去となってしまった年齢だからかもしれません。 大学などの学校を卒業して就職し、社会人として仕事をしている人であれば、学業成績と仕事の能力とは全く別物ということがよく分かると思います。 この「仕事の能力」を見抜くために、集団面接などの手法を用いているわけですが、本当に「仕事の能力」があるかどうかは、正式に採用されて仕事を始めてみないと分からないのが現実です。 本作品の「犯人」の動機は単純なものではなくて、果たして面接で適切な人材確保は可能か、という疑念も踏まえて作り込まれているので、力量のある作者であることは認めたいと思います。 それでも、どうしてそこまで計画的かつ巧妙な手口を用いたのか、疑問が解消されずに読了したというのが実際のところです。 【全体評価】 推理の展開や物語構成については、ミステリをよく研究していると思われる部分が多々あり、全体的に良く出来た作品ではあると思います。 しかし、就職活動という舞台設定に新鮮味を感じつつも、物語世界に没頭することができず、その点が少々残念な感じを受けた作品でした。 | ||||
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これまで口コミを書いたことがありませんでしたが、衝撃の連続で僕の中に大きな何かを与えたので記述したいと思いました。 良い意味で裏切りの連続でした。 展開の面白さはもちろん、内容に関しても今後の僕の人生観に大きな影響を与えるくらい読み応えがあるコンテンツだと思いました。 どんな方にも面白いと感じられる1冊だと思いますが、人間関係で悩んでる方に特におすすめしたいです。 | ||||
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6人の大学生が就職活動で、ある企業の就職を目指していくところで事件が起こり、というストーリー。当時の話と、今の話が交差していて、少しずつ謎解きされていくのだが、読み進めることで、最初の6人の印象が徐々に変わっていき、その後、変わって、また変わって、というように、どんどん違った面が見えてくるのが面白かった。 人ってほんとにどの一面を見るかで違うし、ましてや就職活動という特殊な状況の中で、本当に人を見極められるのか、という主題に対して、無理だよね、というのがよくわかる。これから就職活動の学生はもちろん、大人が読んでも面白い。 | ||||
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人間の内面に潜む表裏を見た気がした。ゾッとする、というのは褒め言葉である。一冊の中で数回ゾッとさせられた。驚きやドキドキ感を超えてくる静かな衝撃にどハマりしそう。 | ||||
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レビュー普段書かないのですが、面白すぎて書いちゃいます。と、いいつつ、少しでも書くとネタバレになりそうなので、これだけ。細かく細かく伏線になっているので、1字1句しっかり読むことをおすすめします。 | ||||
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学歴・職歴でしか人を判断できない日本人、新卒一括採用という異様な制度をいつまでも止められない日本。そんな日本において、世界では決して通用しないであろうガラパゴス小説である。 途中までは『何者』的な内容で、最後までその路線で行くのか!とハラハラドキドキさせた。 しかし、散々、登場人物の悪意に満ちた所業をこれでもかと、書きつらね、読む者に予断と偏見を植え付けながら、ラストは「実はみんな良い人でした」で終わる、読者を馬鹿にしているのか!としか言いようのない結末だった。 『何者』が直木賞を取ることが出来て、この本が候補にも上がらない決定的な差が、そこなんだろうな。 版元が「普段、本を読まない層に刺さった」とコメントしているので、この本を絶賛している人は、まともな本を日頃、読んでないのでしょう。 | ||||
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この作者の本は初めて読みました。 タイトルに惹かれて詠んでみたらなかなか面白い。 「今見えてるのは一部分」 最初悪いところだけを見せ、後半につれて一人一人の経緯や理由が明らかになったことで、意味合いもかわってくる。 今の社会でも言えることですね ドラマでも見たいなと思いました。 他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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就職活動が、実に多様になってきていると思った。エントリーシート。グループ面接。個人面接。最終的なグループディスカッション。そこには、陰湿な争いがある。ここまでやるのかと驚いた。 成長著しいIT企業のスピラリンクスが初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 嶌衣織、早稲田大学社会学専攻。波多野祥吾、立教大学経済学専攻。九賀蒼汰、慶應大学総合政策学部(キャンパスは湘南藤沢)。袴田亮、明治大学。矢代つばさ、お茶の水女子大国際文化。森久保公彦、一橋大学社会部の六人。みんなまずまずの大学である。 集団面接の中で、それぞれが個性を発揮する。嶌衣織が地味めの女性で、矢代つばさが、おしゃれで派手目。袴田亮が運動部、体育会系。波多野祥吾がキイマンかな。嶌衣織と波長があい、恋心に近いものを感じる。ちょっと、ウブっぽい。 初めは、六人全員が入社するという話だった。全員で合格しようと決起会を兼ねた飲み会をしていい雰囲気だった。ところが、人事部から入社できるのは1名に限定するとメールが。協力しあっていた六人が、足の引っ張り合いに転じる。そのグループ六人の面接会場に、6通の白い封筒が見つけられ、その封筒は個人の裏の顔が告発されている。その封筒を面接会場に置いた犯人は誰だということだが、順番に個人の暴露が始まる。高校時代の部活でいじめをしていた。交際相手を妊娠させ中絶した。本当のバイト先は水商売だった。高齢者詐欺の片棒を担いでいた。未成年飲酒。同居家族が薬物依存症であった。という法律にかかりそうなものから、倫理的なものまで、暴露されていく。それぞれの現場と各々大学内での盗撮写真が添付されていた。その写真が手がかりに、白封筒を作った犯人が炙り出される。 就職って、そんな過去の傷を探り当てていくというのがいやらしい感じがする。人間をどういう基準で評価するかだ。そして、その傷に対して、どう対処するのか。それをミステリー仕立てで、たくみに物語を構成する。ふーむ。怖い話だ。 | ||||
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伏線が一つずつ回収されていくごとに、自分の内なる偏見・ステレオタイプな思考にも出会い、様々な意味で震えました。 舞台となる2011年の就活事情といえば、「数十社受けても内定がもらえるか」という厳しい状況に「東日本大震災」という未曾有の危機が重なって非常に難しいものとなっていたと記憶しています。 そんな中での超人気企業の最終面接となれば、多少の嘘など当たり前で、ともすれば狂気に駆られて行動を起こすというのもあるだろうと感じました。 純粋無垢な子どもでもなく、乾き切った大人でもないこの年代だからこその人間模様。そして何より緻密で精巧な伏線は一読の価値ありです! | ||||
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就活を舞台にした様々な人間模様が描かれた小説。 最後までどんでん返し続きで、驚きの連続である。 この小説を通じて感じたメッセージは、人というのは「良い人」、「悪い人」などといった単純な区別をできるものではなく、誰しもがその両面を持っているのだということ。 人の言動の裏には他人から想像もできないような背景があり、表面的な部分だけを見て簡単に決めつけてはいけないということだ。 | ||||
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一気に読むことが難しい私には、内容が分からなくなり、引き込まれないので、尚更読み進まない。 | ||||
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