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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全537件 381~400 20/27ページ
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面白かったが、あり得ない設定にあまり現実感がわかなかった。 | ||||
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その先が読まずにいられない本でした。何度予想がはずれたことか。久々におもしろい本に出会いました。 | ||||
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就活生の扱いって酷いね。 おれ、終活したこと無いから分かんないんだけど、学生ってあんなゴミみたいに扱われるの? 可哀想。 何日もかけて無償でディスカッションしたあげく、交通費ポンと渡されて「帰れ」て言われるのが普通なのかな? ディスカッションの準備や資料製作だって時間かかるだろうに…。そういう会社に文句一つ言えないのか。入社してもブラックなんじゃ無いの? 終活の学生にそんだけの事を求めるなら、いっそ人事に金払って雇ってもらえば良いじゃん。あ、それがリクルート制度か…。 人事は学生にセクハラし放題って言うし、ほんと、就活生って賢そうに振る舞ってても人間以下の家畜なんだね。畜生だから不思議だとも思わないんだね…。 おバカな主人公が一人称で物語を引っ張っていきます。おかしな理屈だらけ、不可能な論理を全てなぎ倒し、読者をどんどんおバカワールドに引き込んでいきます。おバカで良い子。 漫画で「カグヤ様は告らせたい」とかいう漫画がありましたが、あんな感じでしょうか。 頭脳戦風なのが、すごくバカっぽい。それがエリートの集まりっていう設定が、またバカっぽい。 前半は主人公の語りによって倫理感レベルのハードルをとことん落とし、学生達のどこにでもあるようなありふれた悪事が次々に暴かれていきますが、それがまるで犯罪行為のように扱われます。次第に読者も幼稚園児家していく。 就活生という、極端に外面を取り繕った「一過性の人格」を皮肉っているのでしょうか? それだったら、まあまあ面白い? トリックの種も幼稚。お酒の銘柄知ってる知らないみたいなおバカぷり。10年社会人やってても、酒の名前さえ覚えないまま一切成長しないキャラクター達に違和感。ずっとガキの頃の経験を引きづり続けるキャラクター達。社会に出ると何もないの? 人生終わるの? 最後は、完全に作者の妄想垂れ流しの実は良い人設定をこじつけて、無意味に登場キャラクター全員を関連付ける。伏線回収のつもり? 意味不明。 アホみたいな妄想をえんえん読まされたあげくに、ちょっと悪いところ(ごく当たり前の愚痴)を見つけて安心する語り手。 しかしその頃には読者の精神レベルも相当下がってるから、なんか良いものを読んだ気になる。 これ、女ウケ良いらしいね。「大様のブランチ」っていうアホ女御用達のスイーツ番組で紹介されてた。 若い女の精神レベルが分かる本。そりゃ男にだまされる女が悪いよ。 若いうちはチヤホヤされるからしょうがないね。5才の姪っ子の将来が心配です!! 作者さんは、漫画大好きで小説読んだこと無いまま小説家になったんだって。スゲー納得! ズバリ、愛読書は「名探偵コナン」でしょ? ふだん漫画しか読まない読者層には作品のレベルも、ピッタリはまるはず!! 逆に他人にこんな本を薦めると、「あ、コイツ今までにろくに本読んで無いだろ!!」という事実がバレます。まあ、そんな奴に大した友達もいないだろうけどね! | ||||
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6人の就活生が成長著しいIT企業の内定を得ようとしている。最終選考は6人がグループディスカッションで内定者1名を選出するという就活生にしてみれば地獄のような選定である。会議室では封筒が見つけられ、その中には6人の暗部を撮影した写真が入っていた。仲がいい6人だったが、誰がこのようなことをしたのか、犯人探しが始まる。犯人は誰か、目的は何か、そして6人の運命はどうなるのか、緊迫した中でのミステリーだった。それにしても就活って異常な活動だと思う。就活生は自分の良いところをアピールし、悪いところは見せない。大学生が嘘つきなわけではない。就活が嘘だらけなのだ。今時の就活を舞台にした切羽詰まる中でのミステリーは斬新だと思う。 | ||||
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ストーリー面白い ナレーションがヘタクソである 息継ぎ(特に息を吸うときの音)が非常に邪魔でストーリーへの集中が削がれる ナレーションさえ良ければ総合点も高く評価出来るが、このナレーションではこの評価止まり。 | ||||
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文句なしの大傑作。まずは独創性。就活を舞台にして選考のために課される方法が極めて独創的。そこから始まる焦燥、猜疑心、スリルの描写の的確さ。そして、全編に渡る、これでもかという怒涛の伏線回収。どんな些細なエピソードも書きっぱなしにしないと言わんばかりに、こんなことまで? とあきれるほどに見事に漏れなく回収される。しかも、闇雲の伏線回収ではなく、回収することによって次第に一つのテーマが浮き彫りになっていく。そのテーマは本書の舞台である就活に密接に関係するもの。たった一つ欠点を上げるとすれば、デスカッションのシーンが半分ほどまで続き、その後は視点も雰囲気も変わり、構成に難ありと見えること。だが、そんなことはこの怒涛の伏線回収の前ではどうでもよく感じる。登場人物同様、この作者はきっと嘘をついている。どこかの対談で小説はあまり読んだことがなく、漫画ばかり読んでいたとあったが、この作者の文章のうまさは半端ではない。その時点の状況、動作、心理等を的確に表現する「言葉」が的確に、見事に、すっきりと登場する。読み手の想像をひとレベル上回るクオリティの「言葉」が、ストンとはめられている箇所が無数にあり、都度唸らせる。作者は若いころから相当に本を読みこなしているに違いない。唯一、この謎だけが未回収である。 | ||||
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非常に面白い内容で、前半はとてものめり込んだ。続きが気になるとはまさにこのことだと思う。その後の後半は伏線回収が多々あり、前半で疑問だった些細な部分が後半で驚く伏線になっていた。 非常に面白かった。 しかし、ラストが疑問だった。ラストが変にすっきりせず、どうした?と感じてしまった。みんなはどう思っただろうか。。。 | ||||
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面白かった! 中盤以降、ちょっとダレるところがあったり、文章がもう少し磨かれていると良いな、人物のキャラがもっと書き分けられていたらな、と感じる部分もあるものの、おまけで満点の星5つです。ほぼ一気読みでした。 事件自体の設定がユニークだし、就活への批判という社会性もあって、面白いミステリーに仕上がったと思います。企業の採用活動、特に面接ということに関しては、こんな情緒的な批判をしなくても、科学的・学術的に余り意味がないことは既に指摘されていますけれど。 オチもなるほどと思わせられます。登場する各人物の評価が最後に逆転する様も面白い。サービス精神旺盛な著者なのだと思いました。他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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あり得ない状況が提示されます。それを巡って6人の大学生の心理描写がすごい。そう、この作者の強みはそこにあります。行動にはそれに至る理由がある。それがきっちり示されています。この作者、大化けの可能性あり。 | ||||
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文体も非常に読みやすく一気に最後まで読んでしまった。6人が有名IT企業の就職試験を受ける際の奇異な物語であるが、2つだけ気になったことは、まるでアニメっぽいキャラクターの構成 と、作者の意図がずっと見え続けていることだ。読み終えてから知ったが推理小説として読めはそれは気にならないかもしれない。 でもそんなところも含めて非常に面白い展開に飽きさせられなかった。 うらと表でひっくり返るオセロのような動向と何層にも重なった玉ねぎのような層のむくような展開が交互に起こり、その中できっちりと伏線を回収していくのだ。 相当思慮深く物語りを練っているのがよくわかる、時々「それ言い切っちゃうの?」というときは論理が完璧でなかったりするのだが、最終的に作者が言いたい恒久的なことがキチンと浮き彫りされ、共感できた。 | ||||
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就職活動したことないんだけどこんなアホどもが湧いてくんの? つまらなすぎた。 | ||||
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暗いミステリーを想像しましたが読み進めると想像とは違いました 若い登場人物による清々しいミステリーを読みたい方にオススメです | ||||
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あっという間に読めます。娯楽としてとても楽しめました。 ある一面だけで人を判断してしまうことは、ついやっちゃってしまいますね。 それが良い事なのか、悪い事なのかは分かりませんね。 | ||||
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面白い作品だったと思います。 6人のキャラクターをしっかりと描き、二転三転するストーリー。最後まで読まされた感じです。 前半の面接のやりかたは荒唐無稽ですし(まあふつうはイレギュラーな封筒が会場にあることが判った時点で人事が中断するでしょう)ミステリの完成度はよくわかりませんが、エンタメとして十二分に面白かったと思います。 こういうのが読みたかったという感じです。他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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良い点 伏線の扱いが上手い。 話の運び方が上手い。 文章が読み易い。 いまいちな点 登場人物の思考パターンが非常に青臭く、極端に振れている。筆者は登場人物が就活期の不安定な精神状態である事を作中で示しているが、いささか無理が過ぎると感じる。 | ||||
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私は就活生ではなく、社会人ですが転職をし、ホワイト企業の内定を得たものです。しかし、それまでには何度もお祈りいただいた事もありました。今回内定をいただいた就職先では、本に描かれている事がそのままに心理描写が描かれており、すんなり感情移入できました。私の実際の面接場面でも、本当に会社側も私も嘘つき大会です。ただ、最後の決め手は、この人が好きかどうか。純粋な物を持っているかなどが影響するのだなとこの本を読んで感じました。 そして何より、このミステリーは、伏線回収が如実で、最後の最後まで予想を覆され、感嘆致しました。普段はミステリーを読まないのですが、初めてこの本に出会えて感動しています。この本がきっかけで、ミステリーを好きになりました!そして、自分の中にもいつも潜んでいる、小さな罪や嘘が無い人間はいません。それは私も例に漏れずです。そんな私自身を、そして、周りにいる人達を許してあげられる人間になりたいと、心から思わせていただける心が優しくなれる本でした。最高に出会えて嬉しい本です! 繰り返し読みます! | ||||
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『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成著、KADOKAWA)には、脱帽です。先、先が気になり、一気に読み通してしまいました。 2011年の急成長中のIT企業スピラリンクスの就職試験。5000人の応募者の中から最終選考に残ったのは、慶應大学総合政策学部の九賀蒼太、明治大学の袴田亮、お茶の水女子大学で国際文化を学んでいる矢代つばさ、早稲田大学で社会学を学んでいる嶌衣織、立教大学で経済学を専攻している波多野祥吾、一橋大学の森久保公彦――の大学生6人。 選考方法は、スピラリンクスのカメラ4台が設置された一室に籠もった6人だけで2時間半のグループディスカッションを行い、「6人の中で誰が最も内定に相応しいか」を決めて会社側に報告するというもの。 「(自分以外の5人は)ライバルの一人なのだ。手に入れた内定をすべて辞退して今日の選考に臨んでいる身として、一切の油断は許されない」。 グループディスカッションを開始して30分後、扉付近に比較的大きめの封がされていない封筒が置かれているのに気づきます。その謎の大型封筒の中には、6人それぞれに宛てた封筒が入っていました。そして、何と、それぞれに宛てた封をされた封筒には、同室の人物の過去の悪事を示す写真が入れられていたのです。A宛ての封筒にはBの悪事の写真が、B宛ての封筒にはCの悪事の写真というように。 この仕掛けをした犯人は誰なのか? 内定を勝ち得たのは誰なのか? その8年後、内定を獲得し、今やスピラリンクスでバリバリと活躍している人物は、当時「犯人」とされた者の妹から「犯人」とされた者が病死したこと、遺品の中に内定者宛てのクリアファイルがあったことを知らされます。クリアファイルの中には、USBメモリと小さい鍵が。USBメモリにはテキストファイルと内定者宛てのZIPファイルが保存されていました。そして、ZIPファイルをダブルクリックするとパスワードを要求する画面が表示されました。「パスワードは、犯人が愛したもの【入力回数制限あり:残り2/3回】」。 内定者は、真犯人はいったい誰だったのか調べ始めます。 その結果、明らかになった真実とは! 誰もが息を呑むことでしょう。 | ||||
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思った以上に面白かった。予想を裏切ってきますが、その前に多くの伏線があり どう読むかにかかっています。 1つ難点をいえば、1つの伏線を数回説明しているところがあり、全体の長さを2/3くらいにして 伏線の種明かしは1回にすればキレ味鋭く、完璧な話になるでしょう。 この著者を初めて読みますが、他の本も読んでみようと思う。 | ||||
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前半から中盤にかけては、文句なしの名作と考える人が多いのじゃないでしょうか。ジェットコースターのように変化する展開は、非常に面白いです。 しかし、終盤のネタばらしにかんしては、親切すぎるんですよね。登場人物の置かれた背景や動機を何から何まで語りまくります。語り尽くします。強引なので、不自然な部分まで生じてしまいます。 そこらへんは投げっぱなしで、読者に自由に考察できる余地を残しても良かったんじゃないか、と思ってしまいます。 ただ、全体を通しては面白いですし、クオリティの高い物語です。 | ||||
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筆者の就活への皮肉じみた記述は、新卒就職活動経験者の私も共感し(笑)、物語にすっと入っていくことが出来ました(選考方法は違和感ありましたが物語設定として〇)。最終選考のGDとGDの数年後の各々のインタビューが挟み込まれ、犯人は誰か、誰がインタビューアーをしているのか、考えながら読み進むことが出来ました。前半のGDはテンポよく進み、内容に引き込まれましたが、後半は若干失速気味、最後のオチも期待していた割に、あっさり目かなあと思いましたので★4。 | ||||
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