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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全537件 301~320 16/27ページ
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厳しい受験生活を送ると、受験勉強も無駄ではなかったと思いたくなり、うまく言語化して正当化したくなる。就活も同じ側面がないとは言えない。あれだけの苦労を無駄だとは思いたくない。自分の体験を全くの無意味なのものだとは思いたくない。勿論全く無意味なモノなどこのようほとんど存在しないことは承知の上で、「苦労に見合うほどの意味」を人は求めるのだ。 受験勉強は合格のため、就活は就職のため、ただそれだけの必要悪だと割り切れるほど人間は堅牢ではない。価値を求めてしまうのだ。 そして、世の中には一見無意味な努力の価値を認める言説が、そこら中に溢れている。而して私たちは壊れずに済むのである。 この作品は、ついつい、自らの努力の価値を探し求めてしまう善良な人に対して、一見冷酷だが、実のところ少しだけ優しい。佳作と言える作品である。 | ||||
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こういう思考系が絡む小説は大好きです 登場人物も少ないし、非常に読みやすい 本屋大賞にノミネートされてたようですが、さすが書店員さん目利きですね 大きな宣伝などやってなかった気がしますがこれはオススメです 学生はぜひ読んだ方がいいかも | ||||
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とても綺麗な状態で届きました!とても気になっていた本なので読むのが楽しみです! | ||||
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本好きだったら一度手に取ったのが最後、一気に読み終えないと気が済まないと思えるほど引き込まれる物語。良い意味で「読み手を試す」小説で、作者が読者に持ってほしい印象作りをしていると知りながらも、非常に楽しめる一冊です。 最後の最後まで「読んでよかった」と思わせてくれる本でした。 | ||||
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89年生まれの著者ということで、22年足せば11年であり、その縦軸さえあればこの作品が産まれた動機は自明である。 おそらく同時期にいわゆる“活動”をされた方は大いに共感しつつ楽しめるに違いない。 一方で時代は変わった。潮目の変化は2013年だろう。単純に有効求人倍率が1.0倍を超えたのだ。それが経済政策の効果なのか人手不足が要因なのかはたまた雰囲気なのかはどうでも良く、ただ2013年以前と以後で断絶があるというただそれだけのことだ。 人口動態や人手不足など諸要因を見ると、もはや有効求人倍率が1.0を下回る未来は想像がつかない。それでよい。この時代の”活動”は古典として消費されれば良い。 かわりに存在するのは貧困だ。もはや”活動“について思索することなく、ただやっていくだけである。学生はもはや“活動”について問うことも許されない。文字通り生死がかかっている。明日パンを食べるために必要な作業について思索できることこそ贅沢な営みである。 いやはや全く贅沢な営みである。小説という文化的な作品を通して、すでに明日食べるパンも確保できる人が人間の評価という高尚な内容を総括している。落選を通して自己を否定されたと感じるらしい。ああなんと贅沢なんだろう!マズローの欲求5段階説はやはり正しい。自己実現の欲求とは他全ての欲求を満たした上で初めて産まれるものらしい。落選とは明日食べるパンがなくなることを意味し、それは貧困を意味する。「社会へ受け入れられなかった」といった次元の内容ではない。レイヤーが異なる。 貧困を意味するからこそ今の若者はルールを調べる。全てを逆算し、合理的に行動する。自分の求める労働条件、賃金、勤務地、10年後の市場価値、パンを食べるために生きていく。 パンを手に入れた人間が今更“活動”を評価しようとしてもリアリティを持つことは決してない。就職留年で生ずる学費と奨学金について肌感を持てはしない。だからこそこの作品は古典である。 ああなんと文化的な営みか!受け入れないだとか活動の無意味さについて問える余裕ほど文化的なことはない! この作品をもって就活を語る人間が存在するならば、私はその人間を心から軽蔑する。 | ||||
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どこかありそうでないような、読み切れない展開と綺麗な伏線回収がとても好きだった。 | ||||
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途中まで読んでいるときには、まさかと思った人だったので少しびっくりした。 最後まで読み終わったときには、ある人物にムカつきある人物には、ひどいことされて、亡くなり 気持ちのやり場がなかった。本の中でなく、実際に同じようなことがあり、ぞのことに気が付いたら ひどいことした人を問い詰めだろうと思った。 | ||||
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社会人4年目女です。 とにかく共感できます。 何事も人の行動には背景があるのに、いつだってフォーカスされるのは結果や外面ばかりで、そのことに何となく違和感を抱いて生きています。 この本がそんな考えに、寄り添ってくれて嬉しかったです。 就活が舞台の話ではあるけど、就活に留まらず、物事の本質を描いた良著だと思います。 | ||||
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就職活動において、最終選考である グループディスカッションに臨む6人の男女。 内定を勝ち取れるのは1名だけという状況。 しかし、グループディスカッションにおいて、6人の裏の顔が告発される。 犯人は誰か?内定者は誰か?ということもさることながら、 その後のストーリーにはビックリした。 見事な伏線回収と二転三転する登場人物たちに対する評価...。 読み終えた際には、すがすがしい気持ちになれた。 | ||||
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読んでいて途中で、饒舌な会話が飽きてしまう。もう少しコンパクトにできたら、もっと面白く、心に突き刺すものになったでしょう。 | ||||
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単純に面白く良かったです。 | ||||
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めっちゃくちゃに面白かった。 久しぶりに小説に手を出したが、睡眠も忘れてあっという間に読んでしまった。 犯人探しの楽しさはもちろんのこと、 「本」だからこそできる「体験」に本当に感動した。 SNSに浸かった現代人が忘れている大事なことに気づかせてくれる。 自分のことも、他者のことも尊重しようと思える、本当に素晴らしいメッセージの詰まったストーリー。 | ||||
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長さ的にも内容的にもきもちがいいですね。 本当にきもちがいい。 なんだか清々しい気分になるミステリって久しぶりでした。 ありがとうございます。 | ||||
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やっぱ少し語ります。 このテーマからどうミステリーに発展するのか、という疑問を持ちながら読み始めたのですが、読めば読むほど止まらなくなる面白さでした。 伏線の回収、何と言ってもミスリードが上手い。じゃあこれが犯人?いや違う、こっち?それも違う、といった展開の面白さがあるので、ページを捲る手が止まりません。 またその展開自体も早く、文章も読みやすいためあっという間に読み終わります。 現代の就活に対する、恐らくほとんどの人が思った事のあるアホ臭さ、そこをバッサリ行く感じもどこか爽快感がありました。 | ||||
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ちょうど、本書と同じ時期に就職活動を行なっていた。正直、自分の中でもどこまでが本当だっけ?と思いながら、取り組んでいた記憶がふと蘇った。 外面だけよく見せようとしても、悪い部分は必ず隠れている。SNS時代のこの時にその隠れてる部分が明るみになり、触れる機会は増えている。 話のテンポも良く、伏線の回収も秀逸でした。 | ||||
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就職活動の最終面接でおこる嘘つき合戦。 その展開の速さと、心理合戦の妙がたまらなく面白い。 そして、後半の展開も実に見事。 伏線の回収も、どんでん返しも秀逸。 とても読みやすく、長さも丁度いいので、普段あまり小説を読まない人や、時間があまりない人にもオススメ。 | ||||
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誰もが憧れる日本のGoogle のような企業を想定し、6人の学生の就活を描写した作品です。 一度手に取ると、止められませんでした。 就活も人生のように運が決めてであって、真実がばれなかったからこそ、主人公が採用されたというくだりも、納得です。 著者の「教室が、ひとりになるまで」もとても面白い作品でした。 | ||||
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誰しもが大なり小なり嘘はついている。 今はSNSが当たり前の時代になって人の悪い一面は昔と比べて目に触れやすくなったと思う。 でもその悪い一面がその人の全てではない。 その逆も然りと言える。 そんな当たり前のことを私はこの本を見るまで忘れていた。 そんな人に読んでほしい本だと思う。 | ||||
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就活を舞台とした物語。 幾度も訪れる急な展開に緊張感を持ちながら読み進める。 ページをめくる手が止まらず、一気に読み切ってしまった。 シンプルに面白く、人に勧めたくなる。 | ||||
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ラストに向かってどんどん紡がれていく物語が面白く、とても心地よいものでした。情景が浮かんできて、やはり読書は良いものですね。 | ||||
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