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六人の嘘つきな大学生
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六人の嘘つきな大学生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全552件 501~520 26/28ページ
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辻村深月や横山秀夫、吉田修一あたりを好んで読む自分だが、この作品は敢えてひと作品挙げるなら、平野啓一郎の「決壊」以来、夢中にさせられた。しばらくはこの作家の虜だ。 | ||||
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面白かったです。 ただ、現在の社会で主人公の男性が死んだ後こんなふうに動く女性がいるとは少し思えなかったです。推理小説なので解決が最後にあったのでしょうし、主人公は結局死んでいるので解決したわけではないですが、主人公の男性が死んで後味悪く終わる方がリアルだったかなと思います。男女が逆なら、男性が女性を守る、死んだ無念をというのはこんな世の中でも現実でもあると思うのですが、逆となると少しリアリティがないかなと。夢物語だとしても、それは現実にあり得ないのではないかと私はそう感じました。 | ||||
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大きく分けて二部構成となっています。 一つの起こった出来事を描写する第一部。 第一部で起こった真相がストーリーを通して徐々に明らかになる第二部。 読み終わると全容が理解できてスッキリします。 | ||||
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まずどう考えてもヤバいくらい間抜けでバカみたいな6人が超人気企業の最終に残るっていうところがギャグだと思いますよ。このどんでん返しは、就職試験そのものがおちゃらけの大嘘で6人は笑われてさらされるんだろうかと予想しました。リーダーとかなんだかKK様を思い浮かべてしまいます・・・ 第二部にあたるあたりの蔦さんが真相解明に駆けるあたりも、いや、この人バカでしょうという進み方で、すきだったからとか何の理由がっていう。死人の妹といきなり一緒の部屋にはいったりできないよね。小説ならではって感じです。真面目な会社の真面目な就活と思ったら負けです。 | ||||
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時系列が交差する部分がいくつかあるのですが、その後の彼らの描写に「あー、こんな雑に扱っちゃうんだ…( '△`)」とガッカリしたのですが、何だかんだ最後まで読むと、作者の手のひらに転がされてたことに気がつきました(^^; 就活を軸にしたミステリー作と思っていたのですが、犯人探しの要素やトリックはあまり重要ではなく、「世の中は良い人と悪い人、明確に分けることはできない。グレーな人だらけ」という一貫したメッセージを強く感じる作品でした。 若いうちに読むと見える世界が変わると思いますが、就活中には読まない方がいいと思います( ゚ε゚;) 良くも悪くも振り回されるパワーをもつ作品なので、釈然としないかもしれませんが、就活のときは世間一般が好むビジネスマナー本(アクロバティックな技術本ではなく、あくまでも世間一般のルールが記載されてるやつ)を読んどきましょう( '-ω-) | ||||
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文章も読みやすく、先が気になるからどんどん読み進めたい!と思わせるお話でした。 | ||||
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本作のレビューで、ネタバレをする気は毛頭ありません。 何かを描くと、その恐れがありますので、何にも触れたくありません。 ただ、上の二行だけで本作の出来栄えを推し量ってほしい、強くそう思います。 でもそれではレビューにならない。 なので私は『本作に帯を付けろと言われたら』、と考えてアピールします。 「あなたは6人の大学生をどこまで読み切ることが出来るか、 それはあなたが、あなた自身で感じてください。 6人の大学生は、きっとあなたの内面を投影してあなたに示してくれます。」 なんて。 ※補足として、私の評価基準は、『小説』と、『ラノベ』では全く違います。 | ||||
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同作者の「教室がひとりになるまで」より面白いとおもいました。 就活時代の自分を思い出しながら読んでいくと心に来るセリフがいくつかあります、現在進行形で就職活動をしている人はどんな感想を持つのだろうか? 各所に散りばめられた伏線を確かめるためにもう一度読むつもりです。2度楽しめるのがこういう作品のいいところですね。 | ||||
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湊かなえさんの告白を読んだ時の感覚を思い出しました。 度々えっ?!と呟きながら一気読み。 なんだかんだとこじつけて終わったなという作品が多い中、書き方の上手さは勿論、様々な仕掛けが施されていて爽快感がありました。 | ||||
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有名IT企業スピラリンクスの最終面接まで進んだ六人の就活生たちは、「自分たちの中から採用者を選べ」というディスカッションを提示されて……という緻密なミステリー。 傑作。以下ネタバレ。 就活の一環で妙な状況に放り込まれたことをきっかけに、その裏の人間性が抉られていくことはもちろん、さらにその後、ディスカッションでは語り手だったはずの主人公が亡くなり、語り手が交代してから物語られるストーリーが本当に緻密。伏線も「ああ、これ気づけたよなあ!」と思わず膝を打つものばかり。正直、「こんなの気づけるかい!」とか「いやこれ伏線として機能してる?」というお粗末なものも世の中にはあるけど、本作では本当に一つもそれがなく、実に巧妙だった。その上で語られる人間ドラマも見応えがあり、軽快ながら行き届いた筆致と相まって大満足。どんどん新作を書いてほしい。 | ||||
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ある先鋭的なIT企業の就職試験を舞台にしたコンゲーム(あるいはゼロサムゲーム)小説ですが、ここまで楽しめて感動させられるとは、想定外でした。 それなりにミステリを読んでいる自負がありますが、この1年で読んだミステリでは現時点でNo.1です。 「教室が、ひとりになるまで」も悪くはない佳作でしたが、今作は作者の集大成と言えるのではないでしょうか? 全く趣は違いますが、中盤で就職試験終了後に登場人物たちの人物像が再度ひっくり返される力技には「その女アレックス」を読んだ時のような鳥肌が立ちました。 ネタバレになりますが、今作との構造的な類似作品を上げるとすれば佐藤青南の「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に」でしょうか。「嘘」がキーワードなところも相似的。 | ||||
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二転三転する面白さ。半日で読破しました。これから就職を控えた女子大生にはとても面白くハマりました。ミステリー小説が大好きなパパにこれ面白いから是非読んでと渡したら面白いなと言って読んでくれてます。 | ||||
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たいへん面白かったです。 ぜひ読んでみましょう。 | ||||
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就活が終わった後に読み始めました。つい最近まで就活していた自分が違和感を感じない程、就活中の大学生の描写が上手だと思いました。 途中のどんでん返しにもびっくりしてしまい、思わず鳥肌が立ってしまいました。色々自分で推理しながら読めるので楽しいです。 文章も内容もとっつきやすいので、普段本を読まない人でもスラスラ読みやすいと思います。 | ||||
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日本独自の就職活動という文化に対するアンチテーゼがあり、その中で最終面接に挑む若者たち。 まず登場人物のキャラが立ってる。これは著者の作品に対して言える特徴のひとつ。だから普通に青春群像劇として読める。 そこに巨大なミステリーの要素が加わる事で読むスピードが飛躍的に速くなる。先が気になって寝れない!少しずつ核心に近づくにつれ抜群に面白くなっていく!そして読み終わった後も興奮で寝れないで空が明るくなっていく…。 きっと映像化しても面白いだろうなぁと思う。映画化してほしい。監督の腕は間違いなく試される作品になるけれども…笑 | ||||
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IT企業の最終選考のグループディスカッション中に事件がおきる。 第一章では、その最終試験の様子が、第二章では、それから8年後その時に採用された人物が、あるきっかけから事件を振り返っていくさまが語られます。 特に、第一章での密室劇ともいうような男女6人の大学生によるグループディスカッションが心理サスペンスとして良く練られていて、且つ迫力があります。 そして第二章で明らかにされる事実で物語が二転三転し、最後に見える風景は青春群像劇のような全く違うものになりました。 | ||||
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ミステリーとして,就職活動の環境がこれほど映えるとは思わなかった. 事件のトリックはもちろん,就職活動に関わる人の心理描写にも読んでいてなんども騙された. 現実でも就職活動は辟易としたけど,この作品を読んでまさしくミステリーだと思えるようになった. この本に出会えてよかった.とても面白かったです. | ||||
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とても読みやすかったです。 自分は30代前半で作者の方と同世代なので当時の事を思い出しながら読めました。 ダラダラとページだけ使ったり余計な心理描写が多い作品が多い中これぐらいがベストかなと思います。 ただ何点か無理矢理な所やペラペラ感を感じてしまったのは残念でした。 まとめると、文庫まちでいいかと... | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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二転三転と変わっていく展開に終始ハラハラさせられました。おすすめです。 | ||||
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