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その裁きは死
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その裁きは死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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此の小説には何時ものように何人か「憎まれ役」が登場します。 その中の最たるモノが「日本人女性文学者」なのですが、容姿と言い、言動と言い、「何を考えているか分らない、直ぐにキレるサイコ」的人物として描写されています。 明らかな「差別」です。 イギリス人にとって日本人のイメージというのは、ディビッド・リーンの『戦場にかける橋』から全く変っていないのです。 此れを読んだイギリス人は所謂「捕虜虐待」や所謂「バタアン」等の「戦勝国」に依って書かれた「歴史」に於ける日本人の負のイメージが、また「上書き」された事でしょう。 彼らは香港やシンガポールで負けた事、戦艦プリンス・オブ・ウェールズ、レパルスが沈没させられた事が余程「悔しい」のでしょう。 LGBTQには必要以上に「気を使う」癖に、日本人差別には悪意すら感じます。 もっと許せないのは、ホロヴィッツが「俳句」と「川柳」の違いも分っていない事。 ネットで調べれば「俳句の定義」など直ぐに分るだろうに。 「作家」として失格です。 ミステリーなんだから、等と言わないで欲しい。 「知的怠惰」は「道徳的怠惰」に通じるのです。 最もダメな点は、此の小説が「ミステリー」になっていない事。 ホロヴィッツは「ホーソーン・シリース」を続ける積もり満々で、日本語訳も出るらしいですが、私は二度と此の「差別野郎」の駄本は読みません。 買おうと思っているあなた、1,210円は「ドブに捨てる」事になりますよ。 運悪く買ってしまったあなた、Amazonなら「返品・交換」出来ますし、書店で購入されたのなら「レシート」を添えて、多のミステリーに交換される事をお勧め致します。 | ||||
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『カササギ殺人事件』はまずまずの面白さだったが、前作『メインテーマは殺人』からの「ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ」にはがっかり。で、今作もまたがっかり。このシリーズ、今後10作目まで続く旨の予告が文中に組み込まれているが、いやいや、これ以上がっかりしたくないから、もう読みません。でも、どうしてこれが年間ミステリーランキングで圧倒的トップを占めるんでしょうか。納得できない。もうミステリーランキングも信用しない。 | ||||
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実体験と思われるのは長々と書くがリアリティはある。 一方で途中で出てくる日本人女性は些細なことでブチ切れる安っぽいキャラクター造形で、まるで50年前の差別表現丸出しの文章を読まされている気分で不愉快。 | ||||
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全く面白くなかったです。淡々と真顔で読んでたら特に盛り上がりもなく終わりました。訳の文体なども合わなかったのかもしれないです。 | ||||
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ワトソンに相当する作者の葛藤,ホームズに相当する人物とその周辺の謎めいた仄めかし,目くらましの事象,等々の叙述に大半を割いています。それらが伏線となるほどの重みがある訳ではなく,どんでん返しの妙というものもありません。謎解きのヒントをちりばめているとも言えるのかもしれませんが,納得できるほどのものではありません。英国警察がワトソン相当の作者を陥れる場面,殺人現場の思わせ振りなメッセージ等々,これらが無理やり解決の一助になるよう設定されていますが不自然かつ不愉快なものです。 本作は,「カササギ殺人事件」「メインテーマは殺人」に続く作品とは思われないほどの冗漫冗長な長文であるとの感を強く持ちました。 | ||||
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作者の作品を読むのは本作で四作目で、「カササギ殺人事件」、「絹の家」には感心しなかったが、「メインテーマは殺人」は傑作だと思った。本作も作者がワトソン役を演じる作品で、「メインテーマは殺人」の直後に書かれたという設定。事件は同性愛者の離婚専門弁護士のダイイング・メッセージ付き殺人。その殺害方法は被害者の訴訟相手で敗訴したアキラという人気女流作家の脅かしの方法と似ているという趣向。ちなみに、アキラは芭蕉の真似をした俳句特集を出版していて、その182(ダイイング・メッセージそのもの)句目が「君が息 耳にも告ぐる 『裁きは死』」というお遊び。 2人は被害者やアキラの関係者を次々と辿るのだが、韜晦のためか、雑多な事を書き過ぎていて卑怯な印象を受けた。膨大な戯言の中に真相のヒントを埋め込むのは簡単。そこへ、殺人の前夜、被害者の友人で6年前の洞窟事故(?)という因縁を持つグレゴリーが轢死していた事が分かる(もう1人の友人はその洞窟事故で死亡)。ふ~ん、その洞窟事故の復讐(あるいは口封じ)が動機という示唆か ? しかし、別の幾つかの線も考えられる。それなのに、ホーソーンは「俺は既に容疑者を2人に絞っている」とホームズばりのハッタリをかます(「絹の家」の作者だから仕方ないが)。これを含め作家の内輪話が多いのにも閉口した。そして、結論は驚く程の平凡さで呆れてしまった。 「メインテーマは殺人」の作者の作品とは思えない程の駄作。作者が(クリスティーだけではなく)ホ-ムズ被れという事は分かっていたが(公認のホ-ムズ作家)、ホーソーンをホ-ムズに似せて高慢で気紛れな造形にしているのも嫌味。私はホームズ物はミステリではなく冒険小説だと思っているが、本作も長いだけでミステリ風味を全く欠いた駄作だと思った。 | ||||
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トリックがいまいち。登場人物にあまり個性を感じない。元刑事の謎を探る点も、次の作品へのつながりをもとめているのだが、少しスピード感がない。 | ||||
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