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等伯
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等伯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全109件 1~20 1/6ページ
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現存資料が少ない中、ここまで細やかに表現されていることに感動しました。絵の素晴らしさを文章でここまで分かりやすく表せるのかと驚きましたし、昔の絵具についてよく調査なさっているなと大変勉強になりました。志や天命といったものを得にくい今だからこそ、若い方に読んで欲しい一冊です。面白かったです。 | ||||
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流石に賞を取るだけのことはある。下巻へと一気に読み進める素晴らしい小説だ。 | ||||
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・作者は、等伯を「業が深くて」で、閉じる。 で松林図屛風は、その等伯が「心眼でとらえ」、「漆黒の闇」の中「我を忘れてなぐり描きに描い」た「下絵」を、弟子たちが「絵の位置を確かめながら屏風に張り付けて」「仕上がった」とする。 おまけに「これほどの絵を、いったい誰が」と、等伯に言わしめる。 作者はこの描き振りから、何をどう理解し、どう味わえ、と期待したのか。 松林図屏風を貶める以外、何がある。 残ったのは、不信と不快な思いのみ。これで直木賞か。 | ||||
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なんために、絵を描くのか?何が彼を支えているのか? 天下一の絵師は命懸けだなと思った。あと、近衛前久がものすごくカッコいい。 | ||||
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これを読んで、等伯の絵を観に行って感動しました。 | ||||
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等伯の人となりに感動!何度も絵を観にいきました! | ||||
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残念というかがっかりというか、全体的に凡庸である。主人公信春は確かに様々な困難に直面して成長するのだが、それらが全て淡々と処理されている。絵師として成長が読者の感情曲線とシンクロしておらず、朝顔の成長記録を眺めているようだ。もっと言うと信春の遭遇する出来事がゲームのフラグ以上のものではない(前田玄以との出会いがまさにこれ)。そして最近のゲームならもっと気が利いている。 信春が描きあげた作品の描写も淡々としており、どこが傑作なのか伝わってこなかった。これはマンガの話だが、手塚治虫の火の鳥鳳凰編で我王の作りあげた鬼瓦が読み手の臓腑にえぐり込んでくる迫力とは対照的だ。とにかく全体的に物足りないのである。 無論これは小説であり、文章で画の素晴らしさを描写するのに限界があるという擁護は成り立つ。だが直木賞作品はそうではあるまい。 | ||||
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「月命日」などという、日本国語大辞典にも載っていない平成時代の新語を出しているのが何とも情けない。年に一度の、故人の死んだ月日と同じ月日を「祥月命日」と呼び、毎月の亡くなった日を「命日」と呼ぶ。こんなの、時代小説を書こうと思ったら、常識だろうに。 | ||||
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安部龍太郎 『等伯(上)(下)』と等伯作品が鑑賞できる美術展 日経新聞に連載中の安部龍太郎『ふりさけ見れば』だが、気になって仕方がない。最終局面に来ているようだがいつ(完)になるのだろう? 単行本化を首を長くして待っているのだ。 私のウォーキング・コースに東久留米市の市役所の分署のような東部地区センターがあり、やはり分室のような東部図書館がある。 閲覧用新聞が架けてあり『ふりさけ見れば』の進捗を確認するためだけに日経の最終頁を時々見ている。 12月21日 第十章「それぞれの道」という終了が近いことを匂わせる柱のタイトルがあり 同日(500)阿倍仲麻呂らが乗った遣唐使船が遭難したという噂は唐にも伝わった。 12月22日 (501) ところが、仲麻呂は生きていた。そして遣唐大使の藤原清河と二人の従者を連れて長安にもどってくるが、そのいきさつは次の通りである――。 12月29日(508)「君が華清宮に着いたことは、先程知らせておいた。秦国夫人さまと久々の再会を歓び合ってくれたまえ」 王維は軽く背中を押し... 漢詩で知っている。王維が仲麻呂の帰国に際して『秘書晁監の日本国に還るを送る』の詩を贈っていること。 王維とことなり、仲麻呂の長安舞い戻りを知らない友人の李白は、仲麻呂の死を悼んでいる。『晁卿衡を哭す』 さて、いずれにせよ単行本は先であろう。また安部龍太郎の遣唐使が関わる古代史作品は読んでしまった。 実は格好の作品がまだあった。 長谷川等伯を描いた『等伯』だ。直木賞受賞作品でもある。 新年に東京国立博物館で≪松林図屏風≫が見られる。家内に誘われて観に行く。 サントリー美術館では、新年1月22日まで開催している≪京都・智積院の名宝≫展があり、抒情と荘厳。等伯プロデュース 国宝障壁画一挙公開とキャッチコピー そそられる。 ≪寺外では初の試みとして「楓図」「桜図」「松に秋草図」を一挙同時展示するほか、等伯の傑作とされる「松に黄蜀葵図」を寺外初公開するなど、智積院が誇る障壁画群を存分に堪能できる貴重な機会となります。とある。≫ 『等伯』はまだ読み始めだが、以前書いたが安部龍太郎は稀代のストーリー・テラーだ。面目躍如としている。 | ||||
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長谷川等伯は地元出身で興味深く読みました、又知らなかった歴史の背景も有り、 読み応え有りました。 | ||||
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母に勧められて読んでみた。安倍龍太郎は『道誉と正成』についで二作目。 非常に素晴らしい作品だった。長谷川等伯は名前くらいしか知らず、絵のこともよくわからない。 しかし、絵を極めるが如く、精進に精進を重ねる等伯の生き様がとにかく心を揺さぶる。 決して、完全無欠のヒーローではなく、壁にぶつかり、時代に翻弄され、派手に葛藤する様など、 生々しく人間臭い。 妻を亡くし、右腕でしかも絵師として永徳にも認められ将来を嘱望された長男も亡くす。 それらを背負い、悟りを開いたように、上の次元に進んでいく。そしてさらに、その上へ。 「絵師は求道者や。この世の名利に目が眩んだらあかん。」上p374 「どんなに忙しくても手を抜くな。ひとつひとつ修行を積んでると思え。」下p128 「泣いたかて悔んだかてどうにもならん。生き残ったもんにできるのは、死んだ者を 背負って生きることだけや。」下p221 (大半の者は、ある程度の水準に達したところで妥協してしまう。研鑽を続ける辛さに、 身も心も耐えきれなくなるからだ。)下p302 (本覚の如来であることが分かれば、大宇宙の高みで法を解かれる釈迦如来と多宝如来の 虚空会こくうえに加わることができ、やがてはすべての仏が自分だということに気づく。)下p376 絵師とは、技に留まらず、ここまで心の研鑽を積まなければ、突き抜けた存在にはなれないことが 一番印象に残った。 解説にもあったが、この小説に、等伯の絵に対する思いと同じように、安倍龍太郎の文学に対する 熱い思いを感じる。他の作品も読んでいきたいと思う。 | ||||
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無駄の無い包装 汚れ一つ無く 気持ち良く読ませて頂きました | ||||
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丁寧に扱われ ほぼ一気読みされたと思います 私は寝ながら読むので何処かで紙が 折れますので 何れも中古になってしまいます | ||||
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安部龍太郎さんの作品が好きで、手に取りました。 (史実は分かりませんが)境遇を嘆き、腐るのではなく、どん底から這い上がる気持ちで精進する姿勢や、自身の弱さに向き合う強さに、感動します。 余談ですが、教科書からは分からなかった織田信長像も知ることができ、興味深かったです。 | ||||
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とても面白いです。秀吉の話も書いて欲しいですね! | ||||
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等伯に関する古文書がほとんどない、と聞きました。ですから、彼を表現するよすがは、彼の残された絵しかないとのこと。そう思われても阿部先生も、等伯の絵を言葉に置き換える作業に、最新の注意と持てる技を注がれたんだなと、感じましたら。素晴らしい作品です。 | ||||
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どこまでが史実で、どこまでが創作かは分かりませんが、 絵師としての等伯を描いています。 | ||||
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どこまでが史実で、どこまでが創作かは分かりませんが、 絵師としての等伯を描いています。 | ||||
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さすがに直木賞受賞作 のめりこんでしまった | ||||
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その場に居あわせているような臨場感 | ||||
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