■スポンサードリンク
黒暗森林: 三体II
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒暗森林: 三体IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全268件 121~140 7/14ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上下巻通しての感想です。 ストーリー自体は面白い。しかし、SFとして読んだ場合はどうかというとⅠの時ほどの衝撃は感じられなかった。Ⅰでの歴史的事実と三体世界の荒唐無稽さのマッチングに比べたら普通のSFに近くなったという印象。 でもⅢに期待します | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読者の個人差があると思うのですが、三体ⅠとⅢだけでもよいのかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世界観や歴史観が面白く、一巻はよかったので読み進めた。二巻目は4人のwall facerが異星対応に全世界全ての管理責任を持つとか、いかにも、いつの時代も一権力者による権力の集中を当たり前に経験してきた中国人的な発想であまり納得がいかなかった。民族的に共同体で立ち向かうとかいう発想がしにくいのかなと感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
劉慈欣の三体続編、「三体Ⅱ黒暗森林 下巻」。三体に比べると上巻とともにかなりテンポが良くなったと感じる。 それに合わせて著者の膨大な知識も改めて感心できるようになった。 それだけに1作目のVRの冗長さと文革のとこのテンポの遅さがやや勿体なくも 思える。 色んなキャラクターがあれよと数百年後に冬眠で飛ばされるあたりは果てしない刹那さがあったし、宇宙空間における 孤独、人間心理は壮絶なものがあった。 逆に未来の世界像は興味深く楽しく読めた気がする。著者の未来感は現実社会の未来を見据えるのに多少参考になった。 三体世界は弱い?と思わせながらの急展開は確かな見所だった。 そしてすっかり主人公になった羅輯。彼が地球を取り敢えず守れたのは、暗黒の森林たる宇宙では絶えず猜疑連鎖が起こると思い至ったから。結局皆、その存在を隠さざるを得ない。明かせば即座に攻撃されて消去されてしまう。 これを気づかせたのが文潔との墓での会話だったと…。 文潔って地球を売ったはずなのに羅輯にヒントを与えた、とか、はたまた急に羅輯が三体人と組んだりとか、水滴ほどのレベルなら他の文明とコンタクトできるのでは?などがやや頭をかすめたが、 兎にも角にも壮大なSFである。 荘顔と再会できて良かったが、地球の未来や如何に…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三体シリーズ全部を読んでみた。中国発のSFということで物珍しさもあり、前評判も高かったので読んでみたのだが、結果として面白くなかった。 中国独特の文化大革命が発端になっていることや、人を頑なに信用しない中国の文化的背景から各登場人物の心理描写が書かれていることなど、新鮮で興味深い内容ではあった。 が、肝心のSF的内容がつまらない。最初の三体だけの方がまだよく、物事が進むにつれ面白くなくなっていった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は未来に飛び、オールドSF的な世界で超テクノロジーの異星人と戦う展開。 前2巻と比べてストーリー展開が早く、読みやすい内容になっている。 ただ、傑作SFを読了後のセンス・オブ・ワンダーは感じなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第一巻での後半から面白くなってきたのかと思ったら、 やはり無駄な描写が多く、読むのに疲れ読み終わるまで時間がかかりました。 SFでありながらセンス・オブ・ワンダーに欠ける本作ですが、 面白そうなエッセンスで少し盛り上がりますが、 突っ込みどころが多く、やはり洗練されていない感じが拭えません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素晴らしき想像力と冷徹なる方程式。 最後の黒闇森林の意味がわかった時、『なるほどそうか』と膝を打ちそうになったのも確か オールタイム・ベストSFの一つだろう。ぜひ読むべし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話題のシリーズですが、1巻(「三体」)を読んだ時は、面白くはあるけれど、そこまでかぁ?という印象でした。1巻で物足りなかった方も、読んで見ることをお勧めします。こっちの方が良いと思います。ヒロイン(?)の描き方に「はぁ」という印象はありますが。それについての巻末の「仕方ないよね」という解説にも「はぁ」という印象はありますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像したことない世界。面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像したことない世界。面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類が生き残るための「仕掛け」に、「こう来たか」とワクワクせざるを得ない。 本作は、諦めずに(良い意味で)したたかに、現状を打開する方法を実行する姿が凄いと思う。 動機もシンプルな分、共感できる。 異文化が分かち合える瞬間は、読んでいるその瞬間から清々しさを感じられて、頭の中に睦まじさが映像が浮かぷよう。 訳者の解説を読んで、次作への期待が高まって仕方ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これだけの文字数だと、中弛みは否めない。 けれど、物語り終盤のドライブ感は読んでいた時間があっという間だった。 そして中弛みの部分も、その「ドライブ感」に必要なものだと思わせてくれたあたり、作者の意図にまんまと引っかかってしまったとさえ感じてしまう。ですが、その感覚が心地よいです。 何も考えず、下巻に突入したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後に史強と語り合った羅輯の黒暗森林理論でなぜ黒暗なのかわかったが、仏教の黒闇地獄とかも思った。 くらやみ=暗闇の方が分かりやすいけれどもね。 ドイツの黒い森を連想していたが、こういう意味だったのか。 最終的にフェルミのパラドックスに行き着くとは思わなかった。 地球を離れて互いに反対側に向かった航宙艦二隻はどうなるのかな。 三部目で完結編の「死神永生」黒暗森林の中の狩人に対応しそうな題名で楽しみ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
難し | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あっという間に完読しました。知識があればもっと楽しめたのかもしれないけど、十分面白く引き込まれます。 ただ、ヒロイン(?)にモヤモヤ…というか、都合が良すぎて、主人公の幻覚かあるいは経歴や人格を洗脳されてる人なのだと思って読み進めていったらそうではなくてちょっと引きました。中国では普通に受け取られているのでしょうか…。 それはさておき面白いのは確かです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三体、黒暗森林 上より黒暗森林 下が一番面白かった。 黒暗森林理論は全く知らない状況で読めて本当に良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中まで読みにくかったので、読了するまで時間がかかってしまった。 登場人物、用語が分ってきた中ほどから面白くなってサクサク読めるようになった。 政治将校、面壁者と全く性質の異なる人々の動向、三体人の艦隊の動向と面白くなってきたところで上巻は終わった。 三体のラストで智子が結構活動していたように思ったが、ここではバックグラウンドになってるのか。 呪文の効果とは何だろう? 下巻が楽しみ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大森望さん(本書翻訳者)が、「コンタクト」「幼年期の終わり」「果てしなき流れの果てに」をいっしょくたにしたような、超弩級の本格SFと帯に書いていました。 本格SFを読み漁ったのはかなり前ですが、世評の高さを耳にしていたことと、この一文が刺さり「Ⅰ」と「Ⅱ」上下を読了しました。この3作とか「銀河帝国の興亡」等にハマった覚えのある方なら間違いなく楽しめるはず、と太鼓判を押したい傑作だと思います。 異星文明に出会った時、人類はどう対峙するのか?というコンセプトがベースです。構造はシンプルで古典的。が、工学、科学技術、天文学から社会学、社会心理学等まで深堀りの仕方が尋常ではありません。 小説の出だしが文化大革命だったのには面喰いましたが、読み進めるうちに劉慈欽さんの想像力のすごさや博覧強記ぶり、時間空間の壮大さに驚きながら、どこまで風呂敷を広げるのか?ホントに回収できるのか?とハラハラドキドキしながらも、半ば心配しながら読むこととなりました。 しかしその懸念は杞憂でした。世界中で売れまくったのも、米国オバマ元大統領がゲラを取り寄せたのも、アマゾンレビューで高評価なのも伊達ではありませんでした。ハードSFのだいご味は、心理学でいう「アハ体験」あるいは「エウレカ効果」に通じると思っていますが、「そういうことだったのか」と腑に落ちる謎解きや「そうなるか」との伏線の回収ぶりも見事です。 例えば作中に「人間の生活をそのまま保障しながら人類を絶滅させる方法」が示されていました。なるほどそういう方法があるかもしれないと納得した一例でした。 古典的なモチーフを下敷きにしながらここまで壮大な物語を紡いだ劉慈欽さんに拍手喝さいです。 三部作のラストが待ち遠しい! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこからこれほどの想像力が湧いてくるのか。しかも想像でありながら、科学的な根拠があり、まるで未来の歴史を見ているような錯覚を覚える。原文は中国語で、漢字で表現される様々なキーワードに思わずニヤリとしてしまう面白さもある(日本語訳が絶妙ということか)。これは漢字を知っているものしか味わえない醍醐味の一つであろう。とにかく、桁外れのスケールのSFであり、一級のエンターテインメントである。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!