■スポンサードリンク
黒暗森林: 三体II
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒暗森林: 三体IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全268件 261~268 14/14ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作は★2つをつけた私だが、今作は別物のような面白さで上下巻を2日で一気読みしてしまった。実は前作で失望したのでハズレを覚悟して上巻だけ買ったのだが、あっという間に読破して即座に下巻を購入した次第w 今回は何を書いてもネタバレに直結してしまうのでレビューしにくいが、あらゆる情報を三体人に筒抜けにする智子への苦肉の対抗策として人類が発案した「面壁人計画」が今回の物語において重要なファクターとなる。このコンセプトがぶっ飛んでいて、久しぶりにSFならではの心が沸き立つセンスオブワンダーを感じさせてくれた。また、今作のタイトルである「暗黒森林」の意味が明かされた場面では、背筋が凍るような気分を味わわせてくれた。「暗黒森林」と同等の考え方は別のSFなどでもたびたび登場するが、今作のメタファーは最も秀逸で、恐ろしい事実を的確に表現していると思う。 星を1つ減らしたのは、物語を進めるうえで鍵となるいくつかの要素がご都合主義的で整合性を欠いていた点と、最期の決着があっさりというか、そんな決定的なことそれだけの会話で決めちゃっていいの!?と若干拍子抜けした点。まあ、智子で何もかもが筒抜けになっているからこそ信憑性が生まれたのだと思うが、予想外のアクロバティックな結末でしばし呆然となってしまった。 ちなみに前作では読み進めるうえで大きな障害となった中国人名だが、今作では頭の中で「よう・ぶんけつ」などの日本語読みを徹底することで格段に楽になった。2作目にして慣れてきたというのもあるだろうが。 多少の瑕疵はあったものの心の底から楽しませてくれた今作。次作に対する期待感が俄然高まった。待ちきれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品はページをめくる毎に、センス・オブ・ワンダーが来るぞ来るぞという高揚感を感じさせる。ま たバラバラな挿話がリフレインするが、それもまたどんな展開になるのだろう?いつ一つの物語に収束する のだろうと期待感が高まる。しかも後の物語の大きな伏線となっている点も心憎い。 面壁人vs破壁人の深淵なる心理戦は、まるで哲学者と悪魔の対決のよう。一級品のミステリー小説と同等 の推理展開やサスペンスをも堪能できる。加えて、漢字文化が故のヒネリの効いた名称(ひとえに訳者の知 恵と努力の賜物)にも流石の感あり。 スター・ウォーズに匹敵、いやそれ以上の壮大なスケールのSFであることだけは確か。加油!劉老師‼ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プロローグから面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
欧米SFのつぎはぎ小説。 1巻もそうだけど、欧米のSF小説をつぎはぎしたような内容で独自性がないです。 内容だけでいうと、欧米の最先端のSFの流行から20年は古いです。 これ読むなら、昔の欧米のSF小説のほう画質が高いです。安いし。 後、中国が舞台だけど、中国国内でも売れるようにかなりマイルドな内容で退屈です。 中国では検閲がありますので。 又、この2巻はヒューゴー賞などをとっておらず、単純に評価が低いです。 前作よりつまらないです。 中国でも面白い小説はありますが、この本ではありません。 追加 英語版は1000円で買えますのでお得です。 日本語版は3500円と高すぎ それと 早川に金がないなら、他の出版社で安くやってほしい それに中国語と日本語が読める人なんて大量にいるんだから、翻訳云々は関係ないね。 中国人は人件費も安いわけだし 単純に早川だと部数をさばけないので高いのでしょう 正直、早川は無駄に高いし宣伝力もないので、どこかの出版社にでも買収されて、他の文庫本を同じように販売してほしいです。そのほうが日本のSF界のためになります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
めぼしい小説も全部読んだ、あらゆる映画も観た、Netflixも見尽くした。そんな新しいゾクゾクに飢えたあなたにも、まだ「三体」があります!後悔はさせません。ぼくも最初はくだらないトンデモな作り話だと思って読み進めていましたが、もう止まりません。暗黒森林がやっと翻訳されたわけですが、はやる気持ちを抑えて、一巻から読み直します。さらに続編が出るまでじっくり読み進めては戻って読み返し、ワクワクしたいと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中国人です。ようやく日本語第二部出できたので、早速購して拝読しました。英語版、フランス語版と比べたら日本語版翻訳のクオリティの高さに驚いた。英語やフランス語が良く伝われない中国語のニュアンスや繊細な表現は翻訳者だちの努力でほぼ完璧に伝われた。しかも原作を尊重し、人の名前と特定な単語もできるだけ漢字のままにした。翻訳者達のプロフェッショナルな技と妥協しないの気持ちに敬意。お互いに同じ漢字圏で本当によかった! 下手な日本語書き込んですみませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
信じられないくらい面白かった前作に勝るとも劣らない傑作だ思います。ただどちらかというと前作のほうが好きです。一作目でインパクトが強かったせいもあるのですが、吾輩は猫である的な飄々としたユーモアが上巻の終わりあたりからだんだん薄れてきてしまうからです(人類滅亡の危機なので仕方ないかもしれませんが)。その代わりにデスノートばりの緊迫した頭脳戦が展開されて引き込まれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず、登場人物の名前は読みにくいんですが。でも、第1部の初読時に比べれば、楽にはなりました。この物語を楽しむためには、自分で読みやすいように勝手に脳内変換して呼んでしまえばいいと割り切ったせいかもしれません。 それと、登場人物の国際性が広がり、中国国籍ではない人が増えたせいで、カタカナ名のキャラも増えたという点も、読みやすさに繋がってるようなところがあります。 第1部の時のような、しばらく合間があいてから再登場するキャラに対して、この人誰だっけ?と、前に遡ることはなかったです。 この第2部は、人類の救世主になることを求められた4人のキャラとそれぞれの結末ですけど、どうして4人なのか?という疑問は、読んでる間中消えませんでした。これ、まったく説明されないんですよね。たとえば、3人とか、5人とかではなく、4人。なぜ4人? どうして自分が選ばれたのかわからないというキャラが、第2部の主人公でもあるので、4人という数字へのいつか説明があるのか?と思いましたが、それはなかったです(彼が選ばれた理由はきちんと提示されましたけど)。たった4人に人類の未来を託す選択をするなんて、どう考えても大騒動があったに違いないとは想像するもののの、その点の描写がありませんでした。ここ、どうもしっくりこない。 ただ、続きが知りたい、結末知りたいと思ってのめり込むようにして読み進んでしまう勢いは、第1部より上でした。 第3部は来春らしいですが、今から楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!