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ザリガニの鳴くところ
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ザリガニの鳴くところの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 121~140 7/13ページ
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この本をミステリーだと思って読むと、500ページはいささか長い。 でも、豊かな湿地とそこに1人残された少女カイアの生き抜く様と、テイトやジャンピン、メイベルなど温かく包む穏やかな人々のストーリーだと思って楽しむと、急いで読むのはもったいない。 ぜひ、繊細な描写を味わい、想像しながら味わって欲しいと思いました。 | ||||
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両親に捨てられた湿地の少女の成長記的に読みましたが、ミステリーとしても面白かったです。 前半は、少女がいかに生きるか 中盤は恋愛 後半は法廷ミステリーと欲張りな一冊!! 大自然の描写も美しく本好きにはぜひオススメしたい一冊です。 | ||||
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とにかく読んで下さい。 多くの人に読んでほしいと思いました。 最後は驚きました。 | ||||
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カテゴリー的にはミステリーですが、 湿地で孤独に生きる少女を取り巻く愛と拒絶、喜びと哀しみ 普通の小説として良い本でした。 | ||||
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面白かった…が ミステリーとしては星3つ。書き方の「視点」から結果が予想された。ちょっと無理のある展開かと…。 | ||||
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幼い頃見た映画、太陽がいっぱいでも途中でラストシーンが浮かんでしまい、最後の驚きを味わう事ができなかった。 20数年前に見たユージュアルサスペクツも途中で最後の状況が浮かんでしまい魅力半減。 この本でも、ミステリーであったあのアイテムがああなるなっと途中で浮かんでしまい、あ、ここで出てくるぞっと先読みしてしまい驚きも半減、読み終えても後味が悪かった。この疑い先読みする性格を呪いたい。 しかし、陰鬱ながら美しい湿地の情景や、裁判の迫力は読んでいて心を動かされた。 皆におすすめしたい本です。 | ||||
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前半部分はまだ読めない事もないが、中盤以降はただただ読むのが苦痛だった。 まず、IQが80くらいしかない主人公の言動に、終始イライラさせられた。普通教育を受けていないから仕方ないえ、貞操観念がなさすぎる。 自分から男にほいほいついて行っておきながら、「私は男に買われた被害者なの!」などと振る舞う。しまいには自分が孤独だから、そこに男が付け行ったんだという捻じ曲がった思考回路でもって自己正当化しているが、はっきり言って頭が悪いだけである。 また、ストーリーは出鱈目で荒唐無稽。食事もろくに取れないような最悪の衛生環境で育った、たった6歳の少女が、20歳の半ばになってもなお一度も病気を患っていない。なぜ?エンジン以外は一度も取り替えていない、20年以上もメンテナンスをしていないタフすぎるボロのボート。クシで梳かしただけで滑らかに伸びる、10年も伸ばしっきりにした髪の毛。たかだか湿地で20年生活しただけ、学校にも行かず高校レベルの教科書をかじっただけ女が、研究者をも舌を巻くような優れた知識と洞察力で書いたベストセラーの本。文章はどうかというと、間伸びしているだけの大して上手くもない比喩表現。薄っぺらい上部だけの会話。プロットなんかはもうめちゃくちゃで、忙しなく現在と過去とを頻繁に行き来するものだから物語に没頭できない。詩のことはよく分からないが、少なくとも自分の心に響くような詩はひとつも無かった。 一応、推理小説としての体もあるようだが、こんなものは推理小説とは言えない。なぜなら与えられた証拠からでは犯人を推理できないから。最後のオチもそこまで上手いとは思わなかった。こんな中途半端に推理小説としての要素を入れるのなら、最初から無い方がマシだっただろう。 こんなものがベスセラーになってしまうだなんて、世界は一体どうなってしまったんだろうと心配になってしまう一冊。 | ||||
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自然の描写が素晴らしい。その中で孤独に暮らすカイアのサバイバルと恋の物語としたら五つ星だったかもしれないが、ミステリーのトリックにいかにも無理がある。理詰めで読むなという意見もあるかもしれないが、ミステリー仕立てにした以上トリックが破綻していては意味がない。また題名がダサいのも惜しまれる。原題はSingだからザリガニの唄とか単に「カイア」とでもした方がまだマシ? | ||||
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物語を面白くするには、殺人事件を起こせばいい。 でも、そうやって物語に導入される殺人って、安っぽくなってしまうんですよ。。 この本からは、その安っぽさを感じて、非常に残念に思いました。 殺人事件のくだりを一切抜きにして、少女が成長する姿だけを描いた方が、小説として上等なものになったのでは。 自然の描写は美しかっただけに、もったいないな〜と感じました。。 | ||||
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読むほどに先が気になり、読むのが楽しみになりました。 | ||||
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ザリガニの鳴くところ。翻訳の本屋大賞という事もあり購入しました。一言でいえば全く面白くない作品でした。主人公の女性に全く何の感情も持てず、ただダラダラと同じようなシーンの繰り返しで、駄作中の駄作でした。この作品の何が良いのか教えていただきたいです。 | ||||
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先に読んだ「父を撃った12の銃弾」との類似性が指摘されていて、ネットで本書のあらすじを確認したが、やはり現物が読みたくなって購入。 二作の共通点は過酷な環境で暮らす少女の成長譚という点と話ごとに過去と現在話が入れ替わる(やがて現在に合流)点だ。 しかし本書の場合、過去と現在が平行して進むわけではなく、一部錯綜する。それにも関わらず登場人物の紹介と湿地帯の地図が付くが目次はなし。ちょっと不親切。そこで自分が理解しやすいよう、以下目次兼カイア年表を作成。 1952年 カイア6-7歳〈1 母さん〉〈2 ジョディ〉〈4 学校〉〈6 ボートと少年〉〈7 釣りの季節〉 1953年 〈9 ジャンピン〉 1956年 〈11 満杯の麻袋〉〈12 ペニーとトウモロコシ粉〉 1960年 15歳〈13 羽根〉〈15 ゲーム〉〈16 読み書き〉〈17 敷居を超える〉〈18白い小舟〉 1961年〈20 七月四日〉〈21 クープ 1965年 19歳〈22 変わらない潮〉〈23 貝殻〉〈24 火の見櫓〉〈26 岸を目指して〉 1966年 〈27 ホッグ・マウンテン・ロード〉 1967年 〈29 海草〉〈30 潮衝〉 1968年 〈31 本〉〈33 傷痕〉 1969年 〈35 コンパス〉〈39 遭遇〉〈41 小さな群れ〉〈43 顕微鏡〉〈46 王様〉〈48 旅(途中まで)〉〈プロローグ〉〈3 チェイス〉〈5 捜査〉〈8 見つからない痕跡 (途中まで)〉〈48 旅(途中から)〉〈8 見つからない痕跡 (途中から)〉〈10 枯れ尾花 〉〈14赤い繊維〉〈19 怪しい行動〉〈25 パティ・ラヴの訪問〉〈28 エビ漁師〉〈32 アリバイ〉〈34 小屋の捜索〉〈36 キツネ罠〉〈37 メジロザメ〉 1970年〈38 サンデイ・ジャスティス〉〈40サイプレス・コーヴ〉〈42 監房〉〈44 監房の友人〉〈45 赤い帽子〉〈47 専門家〉〈49 変装〉〈50 ノート〉〈51 欠けた月〉〈52 スリー・マウンテンズ・モーテル〉〈53 ミッシング・リンク〉〈54 評決〉〈55 草の花〉〈56 ゴイサギ〉 〜2009年 64歳〈57 ホタル〉 【以下ネタバレあり】 先に本書のカイアと「父…」のルーは、生育環境は異なるものの過酷な状況という点では共通している旨書いたが、彼女達の最大違いは両親の愛情を確信できるかどうかだ。 ルーの父親はれっきとした犯罪者であるが惜しみない愛情を彼女に注いでいる。母も赤ん坊の彼女を守るために命を落とした。 一方カイアの父親は貧しい飲んだくれではあるが犯罪者ではない。しかし家族に対し壮絶な暴力を振るう。母は子供達を愛していたが命の危険を感じ無我夢中我が身一つで逃げ出した。このことが彼女らの人格形成に大きな影響を与えているのは指摘するまでもない。 同じ物語内でも、やはり“ホワイト・トラッシュ”出身のテイトが、エビ漁師である父と亡き母と妹の愛情を感じて育ってきたのとは対照的だ。 また両親の愛情あるいはその欠如は、物語をハッピーエンドと感じるか、あるいはバットエンドと感じるか、個人の見解にもよるが結末の捉え方に大きく関わってくる。 私は「父…」の結末には明日への希望を感じたか、本書の読後感として物悲しさが残った。 親の愛情及び家族の欠如以外にカイアの哀しみの要因を挙げると野生児「湿地の少女」はやはり人間だったということ。 ネットの書評を読むと、カイアの本性は自然で、「生き物たちが自然のままの姿で生きてる場所」である「ザリガニの鳴くところ」近辺でしか生きられなかったという指摘が多かった。確かにその通りで、最終的に彼女自身そこへ還っていく。 それでもやはりカイアは人間だった…いや人間性を完全に捨て切れなかった。 その証拠が詩と貝殻のネックレスである。 詩は誰からも理解されないと思っていたカイアが、テイトの思うように「彼女なりの自己表現で…自分の思いを…誰かに伝えようとしていたのだろう」。 そして件のネックレス。光り物を集める習性を持つ鳥もいるが、彼女が“証拠品”を取っておいた理由、それは女たらしのチェイスがこれを肌身離さず身につけていた理由でもある。欲望だけでは説明できない。やはりそこには愛が存在していた。 貝殻は付き合い始めた頃チェイスが見つけカイアにあげたものを彼女がネックレスにして彼にプレゼントした思い出の品。危険と分かっていたものの捨てられなかったのだろう。 それを知った時のテイトの気持ちは如何なるものか。おそらく彼女の“したこと”は許せるだろう。しかしこれを“取っておいたこと”に衝撃を受けたのではないか。 自他共に認める彼女の“野生性”の最大の理解者でかつ最高のパートナーだった彼も知り得なかった彼女の心の奥底にあったもの。それを知っても尚彼女を愛する彼が取る次なる行動は如何なるものか。 カイアの眠る「ザリガニの鳴くところ」へのホタルの誘いには抗ってほしいと願う。 尚、本書にて雌が自らの光の点滅で別種の雄を誘き寄せ食べてしまうホタルがいることを初めて知ったが、NHK E テレの香川照之さん演じる「カマキリ先生」によると、雌カマキリは動くものを餌と認識するのであって必ずしも雄を食べなければならないわけではないらしい。また交尾後むざむざ餌にならぬよう上手く逃げおおせる雄カマキリも多いとのこと。 日本のオオカマキリとアメリカのカマキリでは事情が違うのかもしれないが、ご参考まで。 | ||||
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評判の話題作で、私の地元の図書館でも異例に4冊も購入されているが、それでも2か月以上順番待ちがついていた。 …読んでみて、納得。独特ですごい内容だが決してファンタジーではないと感じさせられる。名作だ。 細かい内容は他のレビューにお任せするが、一言でいうと『人よりはるかに困難な状況で自分の道を伐り拓いてきた(文中 P450)』女性の物語。 ラストはじーんときた。大満足できるすばらしい物語。 | ||||
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少女の成長物語でもあり、サスペンスもあり、大自然の美しさもあり。大満足の一冊だった | ||||
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プレゼント用に購入しましたが、開けてみると本の一部が折れ曲がっていてとても残念でした。渡した相手は気にしないでいてくれましたが、せっかくのプレゼントなのにボロボロの本が来てとても残念でした。 画像をのせようとおもいましたが受け取った本人がおれた部分をなおして読んでいるので画像はありません。 本のサイズとプレゼント用の箱の大きさがあっていない、本事態にビニール等の梱包をしていない為についた傷だとおもいます。 本は気に入ってくれているのにとても残念です。 | ||||
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ストーリーは面白く、どんどん読ませるのだが、なぜか読み終わったあとなにも残らなかった。 | ||||
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素晴らしい小説だった。ミステリーという分類であるが、犯人は最初から分かりきっている。本書の心に残るところは、謎解きのプロセスではなく、主人公の孤独と希望の持てない環境、それと闘う強さであった。 多くの女性は少女期に孤独を感じたことがあるのではないか? そんな中でも、主人公のカイアほど孤独と疎外感を抱く存在はいまい。私が読んだ小説の中でもトップのボッチ・ヒロインである。 孤独と戦い、時には負ける主人公カイアが愛おしかった。自然や野生生物から育まれた主人公の人生観に、ぶれない深みを感じた。カイアを取り巻く湿地の美しさと沼地の恐ろしさに鳥肌がたつ思いがした。 面白さは後半に行くほど加速する。読後感も良い。 | ||||
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やられた… 読了後妙に清々しい気持ちにさせられた。 湿地で見つかった1人の青年の変死体。疑いの目を向けられたのは幼い頃からたった1人で湿地に生きてきた女性カイア。カイアの送った人生と一つの事件とが絡み合いながら物語が進行する。 ミステリーとしての性格に加え、動物学者たる著者ならではの自然と人間に対する慧眼、人間性に対する独自の洞察が秀でている。 そしてやはりこの2020年という年に本作が持つ意義も忘れてはならない。舞台となる時代は異なるけれども、Me Too運動、BLM、トランプ旋風など現代を取り巻く様々な社会問題を背景として読むとき、本作の描く深く暗い「沼地」がみえてくる。カイアは白人でなければならず、少女でなければならず、「ホワイトトラッシュ」でなければならなかった。 しかしこの物語を最後まで読むとき、カイアは「沼地」ではなく「湿地」を生きたのだと感じさせられる。社会も権力も届かない、ただ力強く拍動し自然の摂理が支配する世界を。そしてそこにいかなる社会的圧力にも屈しない生命の本質があると著者は見たのではあるまいか。「やられた…」と感じるのはまさにその部分なのである。 | ||||
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動物やら自然やらが好きでないと、前半は少し退屈。 場面がパラレルで展開しだすとだんだん面白くなるが、犯人は誰かをつき詰めるミステリーではない。 場面の展開は、まるで映画化を想定していたかのよう。 結末はちょっと予想外だったけれど、なるほどでもある。 どんな風に映像になるのか興味は沸くが、結末を知ってしまうと、映画を見たいという気持ちは半減するかも。 Kyaをカヤでなく「カイヤ」としたのはなんかよかった。 | ||||
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絶対に読んで後悔はしません!! 今まで読んだ小説の中でもかなり面白いです。 そして私の予想は外れしまいました… 皆さんの予想は当たりますか?試しに読んでみてください。 | ||||
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