■スポンサードリンク
ザリガニの鳴くところ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ザリガニの鳴くところの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 81~100 5/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自然の壮大さを感じる小説でした。人間社会での論理は所詮人間社会でしか通用しない。善悪の定義が問われる小説となった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何とも読み応えのないスカスカの本。この全く味のない文書は、「ハーレクイ ンロマンス」と同じ。読む価値はない。 「村には教会が四つあり、そのすべてが白人専用のものだった。黒人のものも 加えればさらに三つ教会があった。」 何ともない表現だが、この矛盾する文章が本書の質をよく表している。「村には 教会が七つあり…」とすべきところを、ろくに推敲もしていないのでこんな文章 になる。作者の言語感覚が明らかにおかしい。「すべて」などと使いながら、そ の後で「さらに」という表現をしている。 保安官がレストランを訪れる箇所も変。レストランの中を歩いているはずなの に、他の客が長めの会話をしており、その会話の詳しい内容が保安官の耳に届い ている。これが客として長時間店の中にいればいいのだが、まっすぐ奥に向かっ ているはずなのにこんな長い内容の会話を理解できるはずがない。おそらくはTV のミステリもどきの構成を考えて、ろくに検証することもなく書いたのだろう。 母の口紅が「数十年の使用期限」とある。初めは誤植かと思ったが、しれっと こんな表現をする。母がいなくなった数年なのに、年数が合わない。 主人公もおかしな人物設定をされてる。主人公は数の数え方さえ一切学んでい ないのに(そもそも初級教育さえ受けていない設定)、小鳥の数を正確に「十二 羽」と理解できている。「二十九の次の数名称=thirty」さえ知らないのに、どう やって数を数えるその方法を覚えたのだろう。不可解そのもの。 以上の全ては、本書の表現の矛盾したおかしな言い方だが、数ページに一回く らいこのような表現あり、あまりに文章や人物設定がおかしすぎる。 結局まともに人物像をきちんと決めていないために、このようなことが生じる。 子どもが一人暮らしをすることになるが、危機的状況でも常に正しい行動を取り、 主人公に関わる人も抜群のタイミングで助けてくれる。その割には「子どもの一 人暮らし」に公的部署がほとんど関与してこない。この筋には呆れはてた。 全体として、本書は実に薄っぺらい構成で、その時代も人物も筋もまとももの は一つとしてない。登場人物はまるで書き割りの中で、ボール紙で作った粗雑な 人形がキーキーと喋くっている。精々が「ラノベ」程度の文章力で、ただダラダ ラとストーリーが続いていくだけ。この程度がベストセラーとは驚いた。なにか の間違いではないだろうか。 時間軸をずらして一章ごとに場面が切り替わるが、その手法は陳腐そのもの。 肝腎の「謎解き」も駄目駄目。時間の流れをしっかり計算していなために、ただ わずらわしいだけの構成になっている。 前半読み終えて、新しい恋人ができるところが限界。文字通り「本を放り出し た」。この手の「翻訳物」はある程度の評価を期待できるので購入したが、お金 の無駄に終わった。読んで何か残ることもない、アメリカ流「おしん苦闘物語」 にミステリ的味付けをしただけのもの。 お金と時間の無駄。 ☆なんぞマイナスです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー、ロマンス、成長物語… 一言でこの小説を言い表すことができないほどに様々な要素が詰まっている。 なんと言っても主人公カイアの魅力的なこと。 良い環境が子どもには大切だと言われるが、人間が一人でも逞しく生きていける能力を身につけるには、良過ぎる環境はどうなのだろうと考えてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
翌日映画を観るのであらかじめ原書も読んでおきたくて電子書籍を購入しました。本で表現しきれないところが映画で、またその逆の部分もあり読んでおいたよかったと思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を見てとても良いお話だったので買いました。 引き込まれる内容でどんどん読み進めております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の人物設定と、彼女が成長していく過程に、リアリティのない甘さがあった。そのために、最後の物語の急展開やオチまでチープに思えてしまう。 良い意味で漫画、テレビドラマと考えて読めば楽しめるが、 文学作品としては物足りない。 作者は本作が小説一作目とのこと。次回作に期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今年読んだ本の中で一番だと思いました。 幼いのに家族に出ていかれて独りぼっちになったカイア。 そのあまりに過酷な人生の物語です。 過酷だったけど、強くしなやかに生き抜いていく姿は美しいです。 おすすめですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地元書店で単行本買ってのレビューです。悪しからず。ちゃんと実績のある女性動物学者さんが69歳で書いた小説デビュー作、っていうだけで星5つつけたくなる気持ちをぐっと抑えての評価です。ラストまで読んでこれ凄い!名作だ!っていう人もいるだろうし、せっかく登場人物たちに感情移入してたのにこれはないわー、っていう人もいるでしょう。自分はちょっと後者寄りだったもので星ひとつ減らしました。でも自然描写をはじめとして、すごく読み応えのある小説なのは確か。主人公の生活の成り立たせ方や成長の描写など現実離れしたところもありますがまあそこは小説だから。ファンタジー部分だと思えば許容できました。たぶん好き嫌いが出るのはミステリー要素で、自分はあまり要らなかったんじゃない派でした。主人公が逮捕・収監されてから初恋相手の男の子の描写が不自然に減って、なんで?東奔西走しまくるだろうに、と思いましたが読み終わってからああそうか、彼も容疑者扱いするためなのね、と気付きました。ミステリー要素を出すために人物描写や状況描写をぼやかさざるを得なくなることがある、という学びを得ました。殺される男子は生前のクズ描写もありざまあみろって感じですがそれ故にこの物語にこんな奴いらない!と思う人もいるんじゃないでしょうか。 あとメスのカマキリが交尾後オスを食べてしまう話やホタルの話などが挿入されていますが、最後まで読むと人間たちに起こったこととはちょっと意味がずれてるんじゃない?これメタファーにならないでしょ、と思ったのは私だけ? 色々不満点も書いてしまいましたが総合的に読んで良かったと思えたので高評価となりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は読んでいても、あまりワクワクしませんでしたが、読み進むにつれて魅了されていきました。途中から主人公の人生の不運が凄く、読み進めるのが辛く、感情移入してしまいました。なぜあんなにも孤独に生活を強いられて、さらなる追い打ちをかける出来事が起こるのか、でも生きている以上誰かに縋りたい、愛されたい、自分の存在を証明したい、私はこの世界に生きている、といった思いはずっと持ち続け、消えない心情を強く感じました。詳細はネタバレになるので書けないですが、最後も主人公を責められないストーリー展開で、読んでいる最中も、読了後も物語の世界かしばしば抜けれない状態でした。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
後半からスピーディーになりますが、 結末はそれほど驚くものではなかったかな。 評価3.8くらいな感じでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少女を誰か守って!その必要はなかった。彼女は自らを守る術を自然から学んでいた。 チェイスは殺されても仕方ない嫌な男。 でもいつもあのネックレスをしていたのはなぜ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説のつもりで読み始めましたが、アメリカの自然、動物の生態、人種差別の歴史、親子家族の絆、少女の成長の記録、恋愛観等々、人が生活する中で感じる様々な事柄を、簡潔で率直に書き綴られています。 読み手の心の中を見透かしたかの様に、何度もミステリーのどんでん返しがあり、最後はやられたと脱帽、しかし読後の爽快感、満足度は抜群でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ最近読んだ中で最も印象に残る本だった。カイアのしたことを肯定するわけではないが、とても自然だと思えてしまったのは、なぜだろう。 読後感として、私はこの本の主人公であるカイアとテイトを愛し、その関係性やお互いを思いやる接し方をとてもうらやましく思ってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カイアの生涯が柱となってストーリーは進むのだがなかなか幸福が来ないので息苦しくなる。探偵が大団円を迎えると言った内容でも無く、最初から小説だと思って読み進むと良かったのかもしれない。読了後はなぜか寝付けなかった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー展開、プロットの立て方、随所に散りばめられた生物の営みの不思議さ、自然環境の描き方など、読むものを飽きさせない。 500ページを超える大作にもかかわらず、ページ数が残り少なくなっていくのが惜しくて仕方なかった。 一人ぼっちになった、カイヤがいつも餌をやってる鴎に向かって「今日は、私の誕生日なのよ」って言うシーンが良かったなあ。 全体的によく、まとまっていますが、個人的にはテイトが去っていく場面くらいで終わって欲しかった。 その後の展開も悪くはないが、カイヤのイメージが劇的に変わっていくので残念だった。 それにしても、自分が犯人だと分かるように証拠を残すのは何故?と言う疑問はつきまとう。 誰も知らない方が、みんな幸福だったのでは? テイトと結婚後は、一見満ち足りた生活を送っているように見えながら、内心そうではなく、最後の最後で自分を除け者にした、社会に復讐を果たそうとしたのでしょうか・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の女の子の不憫な幼年~成人期がずっと続く。読んでて辛かった。それが本の大半。文章、翻訳は上手い。ミステリー部分に期待するならスルーでいいと思う。 主人公から見た自然の美しさと都会の滑稽さの描写が印象的だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【読書のきっかけ】 全くノーチェックだった本書ですが、2022年11月になり、「記録的大ヒットミステリー待望の映画化!」という映画会社の宣伝を目にするようになり、調べてみると、確かに、ベストセラーのミステリ小説であったので、読んでみることとしました。 【率直な感想】 <不思議な題名の意味するところ> 「ザリガニの鳴くところ」という題名の意味については、作中、主人公のカイアに対し、優しく接してくれる男性テイトから、こんな説明を受けます。 「茂みの奥深く、生き物たちが自然のままの姿で生きている場所ってことさ」と。 本作品が多くの方に感動を与えているのは、人里離れた湿地という大自然の中で、野生の生き物たちに囲まれて暮らす、主人公カイアの世界観や人生観であろうと思います。 カイアの選んだ人生は、肯定、否定、人により、感じ方は様々でしょうが、心のどこかに共鳴するものを感じ、これほどのベストセラーとなったのではないでしょうか。 <ミステリとして> それでも、やはり、本作品は、ジャンルとしては、「ミステリ」であり、ここから、「ミステリ小説」としてのレビューに移ります。 あらすじ紹介にもあるとおり、湿地で、チェイスという青年の死体が発見され、カイアは容疑者として、逮捕され、裁判にかけられてしまう。 果たして、彼女は犯人なのか?という、ストーリーです。 ただ、この犯人当てについては、登場人物が少ないこともあり、真犯人は分かったという方も多いのではないかと思います。 しかし、確信を持って、当てられたでしょうか? 私は、確信を持てませんでした。 そこには、本作品の物語構成が複雑ということが挙げられます。 捜査から裁判にかけての流れである〔第三者視点〕の各章と、主人公である〔カイア視点〕の各章が入り混じって進行しているためです。 この各章の配列は、じつは緻密に構成されており、犯人を特定しにくくなっていることが、読後判明しました。 以下、物語構成が分かるように、各章を〔第三者視点〕と〔カイア視点〕に分類し、記載順に示したのが、以下の表です。 〔第三者視点(捜査・裁判)〕 1969年<プロローグ(10月30日の朝)><3><5(捜査開始)><8(死亡推定日時が判明><10><14><19><25><28><32><34><36> 1970年<40(2月:裁判初日)><47><49><50><51><52><53><54(評決)> 〔カイア視点〕 1952年~1968年<1><4><6><7><9><11><12><13><15><16><17><18><20><21><22><23><24><26><27><29><30><31><33> 1969年<35(7月のある午後)><37(クリスマス間近:12月)(カイア逮捕)> 1970年<38(2月:裁判初日)> 1969年<39(8月)><41(8月)> 1970年<42> 1969年<43> 1970年<44><45> 1669年<46(9月)><48(10月28日、30日、31日)> 「ミステリ小説」としてのレビューは、どうしても「ネタバレ」になってしまうので、興味のある方は、必ず、本書を最後まで読んだうえで、お読みください。 ↓ ↓ ★ここから、ネタバレです。(◆必ず、読後にお読みください) 上記の表を〔第三者視点〕と〔カイア視点〕に区別したのには、理由があります。 本作品は、三人称で書かれています。 三人称は、一人称の「私」と異なり、各登場人物を客観的に描いているように思われますが、「視点人物」が設定され、その人物から見た小説世界を描く手法です。 この視点人物については、「心情・思ったこと」を記述することができます。 そして、読み終えた方なら、真犯人はお分かりのことでしょう。 〔カイア視点〕の各章は、カイアが視点人物であり、カイアの「心情・思ったこと」が書かれていることになります。 〔第三者視点〕によれば、死体が発見されたのは、1969年10月30日の朝でした。その後の捜査で、死亡推定時刻は、「1969年10月29日から30日にかけて。時刻は午前零時から2時の間」とされています。 その後、1969年12月にカイアは逮捕され、翌年1970年2月から裁判が始まる、という流れです。 そこで、〔カイア視点〕の最初の1969年の各章<35><37>に注目です。<35>は7月のある午後のお話。次の<37>はクリスマス間近とあり、12月。 つまり、事件発生の1969年10月はスッポリと抜け落ちていますが、間に〔第三者視点〕<36>が挟まれているので、初読ではなかなか気づかないと思います。 その間、カイアが小説世界で見たこと、経験したことには一切触れていません。 だから、犯行前後のカイアの「心情・思ったこと」は全く記述する必要のない章立てになっているのです。 次に、〔カイア視点〕の最後、1969年<48>に注目です。 これは、1970年2月に裁判が始まり〔第三者視点〕で裁判の状況が描かれる中、年を遡って、1969年の10月28日、30日、31日のカイアから見た小説世界です。 ここでは、カイアが28日にバスに乗ってグリーンヴィルへ出発した、とあり、次のページにいくと、「二日後の午後1時」にグリーンヴィルから到着したバスがカイアを降ろした、とあります。28日の「二日後」なので、30日ですが、30日を意識するのは難しいと思われます。 実際には、10月29日深夜、グリーンヴィルのモーテルを抜け出し、バスで30日午前1時半頃にバークリー・コーブへ戻って、チェイスを殺害。午前2時半発のバスで、30日早朝にグリーンヴィルのモーテルに戻っていた訳ですが、その間のことは全く描写されていません。 このように、本作品では、〔カイア視点〕の章では、読者に気づかれないように工夫しながら、犯行前後を描写せず、「犯人ではないか」と気づかれるような心理描写をしないようにしているのが分かります。 それでも、裁判の場面での〔カイア視点〕の章もあり、当然、犯人ならではの、不安な心情が描かれて然るべき、という意見もあるでしょう。 しかし、じつは、ミステリ小説には暗黙の了解があり、「嘘の心理描写」はもちろん禁止ですが、「作者が不都合と感じた心理描写は記述しないでもよい」ということになっているのです。 【全体評価】 私は、大のミステリ好きなので、「ミステリ」の部分について、長々とレビューを記しましたが、「カイアが犯人」ということを気づかせない構成に、緻密さが感じられ、恐らく「ミステリファン」も満足させる作品として、ベストセラーになったと感じています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半半分までだらだら同じ事がずっと続き、著者は動物の学者のようだが、そういった生物の詳しい事も書かれて居なければ、一人の女性のみじめな人生が、ずっとずっと書かれていて、結局、おとしどころのラストも使い古された良く有る落ちで、こんな本が売れているとか、称賛されてる理由が不明。 時間を返してくれ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画のチラシを見て「世界一売れている本」という触れ込みに反応して購入。世界中で1000万部以上売れているという。その数字がすでに物語っているように、あっというまに引き込まれ、ページをめくる手が止まらない。完全犯罪のミステリーであり、ロマンスであり、ビルドゥングスロマンであり、法廷小説であり、また、暴力、孤独、貧困、人種差別といった暗部も映し出している社会派小説の要素もふんだんにあり、何とも野心的で贅沢な作品である。陰鬱で禍々しく残酷な物語に、すべての生き物を分け隔てなく照らす光のごとき繊細な描写によって、狂おしいほど美しい物語の顔が与えられている。母に、兄弟に、父に捨てられ、恋人に去られ、コミュニティから疎外されて生きてきた少女の唯一の友人は沼地の動植物と道も通っていない村はずれに住む黒人の夫婦だった。丁寧に描かれた一人ひとりの登場人物たちの人生が、自然界の摂理、村社会の暗黙の掟、そして法律的正義が三つ巴に絡む激流の中に飲み込まれていく。一個人の意思や心理をはるかに超えた大きな構造がこの物語を世界的なベストセラーにせしめたのだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、世界名作劇場のアニメにペリーヌ物語って名作があって、ペリーヌちゃんが沼の近くの小屋で、自給自足しながら生活する場面を思い出した。 物がなくてもいろいろ工夫して生活しているのが、たくましくて、面白そうで、羨ましくさえ思えたのだけど、多分にファンタジーだったんだなと、カイアの生活ぶりを読んで感じた。 ペリーヌもカイアも孤独で、追い込まれて仕方なくそこにいるんだけど、自然の美しさや摂理の素晴らしきに気づける聡明さがあって、それに惹きつけられるんだろう。 あと、詩の良さってあまりわからなかったんだけど、最後の詩のところを読んでゾクっとするくらい情景をあらわしててすごいなと思った。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!