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ザリガニの鳴くところ
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ザリガニの鳴くところの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 61~80 4/13ページ
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某SNSで薦められ読んだ。とてもよかった。過去読んだ本でこれほど涙腺を絞られたことはなかった。 『アルジャーノンに花束を』よりも泣かされた。 ただ、、、不完全燃焼を感じた。未消化といいますか。読んでいて(といいますかオーディブルで聞きました。)何度か『その女アレックス』がダブりました。 P.ルメートルのその作品は完全消化できました。その本も読んでいて何度も泣きました。共通点としてはアレックスとカイヤがどちらも“強い女であり弱い女でもある”と言うところだと思うのですが、それだけに『ザリガニが鳴くところ』のこの落としどころはげんなり来たのも事実です。共に孤高の女とはいえ、誰一人見方がいなかったアレックスに対し、カイヤにはテイトもいるしジョディもいたのにって感じで。 ちょっと妻に私の疑念を伝えてみました。以下のように話しました。 チェイスと付き合いだしたカイヤにテイトが「君は彼がどういう男か知らないと思うが……」それに対してカイヤのセリフは「彼には多少問題があったとしてもあなたのように私を捨ててはいない」ってテイトを拒絶したんだよねぇ。と。すると妻は「なんか……、現実をみていないしょうもない女?」といいました。 読んでいてダブったといえば『トワイライト』ともダブってたんですよね……。チェイスとテイトとカイヤの三角関係が続くのかな?と。途中までは。 文学としてみたらドストエフスキーの『罪と罰』とは比較にならないと思う。あの作品は“罪”について正面から向き合った作品だと思うけどこの作品はそもそも“罪”についての言及などない。 ミステリーとしてみたら、、、そもそもミステリーか?これ。みたいな。 物語性で見たら『その女アレックス』の突飛さ意外性なのは、期待できない。 二人の青年と一人の少女という構成でも『トワイライト』みたいなラブロマンス的な側面もない。 『フィフティ・シェイド・オブ・グレイ』的なエロシーンはちらほら……。 冒頭でこれほど泣かされた本はかってなかったと書いた。これは事実。だからこそというか『湿地の少女カイヤ』ってタイトルで、カイヤの強く明るい人生にフォーカスした作品にしても良かったんじゃないかなぁって思ったのは私だけなんだろうか? ミステリ要素がないと売れない?エロ要素がないと売れない?確かに売れたようですし、売れたのにも納得できる内容ではありますが……。自分は未消化で終わった印象。 著者はすべての若い女性に読んでもらいたいみたいに言っていたようだけど、若い女性はどこにシンパシーを感じればいいの?オスをだまし討ちする蛍?セックスしながらオスを食い殺すカマキリ? でも、映画もアマプラにおりてきたら必ず観ます(^^) | ||||
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キャラクターと自然の描写、もちろんストーリーも面白かった。 | ||||
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したくないので内容は伏せます。 読み終えた時、何とも言えない気持ちと お見応えがありました。 ネタバレはしたくない、とは言いましたが、 小さな少女が生きる事への 懸命さを感じました。 最後は、あぁーあんな事になるとは、 泣けました。 とだけ言っておきます。 | ||||
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この本を読み進めるうちに、私の部屋の中に湿地の空気が押し寄せるようで、苦しくなりました。 私は湿地の少女を見くびっていたかもしれない。彼女は臆病な動物のようではなく、湿地を生き抜く強さと狡猾さも身につけた、とても人間らしい女性だと思いました。 可能であれば、原文を読みたい、英語でもう一度読んでみたいです。 | ||||
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ザリガニが鳴くところというのは、湿地でも特に奥まった人気のない隠れるに適したような場所を指すらしい。 幼少期に家族に捨てられて一人で生きていくことになったカイアを守り、支え、育んできた湿地の自然が全編を通して美しかった。 舞台はまだまだ黒人などの有色人種への差別がまかり通っていた1950年代前半から、ある遺体が発見された1969年を行ったり来たりしながら物語は進んでいく。 著者は動物学者として活躍していた方で、今作は69歳で初めて書き上げた小説ということだった。そうした経歴を持つ作者だけに、描かれる湿地の自然は、単なる美しいものだけではなく、弱肉強食であり、また生物の生き抜いていくための戦略としての善悪を超えた残酷なまでの営みも描かれていて、それが物語の骨幹となっていた。 映画の方も、原作を読後に鑑賞したけれど、映画ではそうした部分の描写が弱くて、この物語のカイアの人物像を小説ほどに深くは描けていなかったように思う。でもそれは映画としてのストーリーの展開上は仕方ないと思えもしたし、原作を貶めるものではないので良かった。映画には原作にはなかったシーンはいくつかあったけれども、ラストに近いカイアと母親の邂逅は涙が出て来るほどいい演出だと思った。エンドロールも美しくて必見です。 物語を読んでいてどんどんと肩入れしていくヒロインは今までもたくさんいましたが、これほど好きになったのは、あの『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のリスペット・サランデル以来です♪ヽ('▽`)/ 後引く物語ということで、しばらくカイアと余韻を引きずりそうですヽ(*'▽)ノ♪ 作者のノンフィクション『カラハリーアフリカ最後の野生に暮らす』も読んでみたいと思いました。 追記 エンディングで流れた曲は、テイラー・スイフトの書き下ろしの曲だと、後で知りました❗ 作品に沿った歌詞で、とても印象に残るものだったので、なるほどとガッテン!でした♪ヽ('▽`)/ | ||||
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カイヤの置かれている状況、想像できないほどの孤独を思うと込み上げてくる描写がたくさんありここまで物語に没入できる作品はなかなか無いと思います。 最後に......ボロボロに弱った時にタイミング良く現れる男ほどヤバイ奴は世界共通だなとw | ||||
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ストーリーも訳も表現の仕方とか素敵で、どんどん読み終わるのが寂しくなってしまうくらいでした。 | ||||
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論点が多岐にわたるので 討論会が活性化した | ||||
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【ミステリー要素のある社会派少女成長譚】 最後まで読めばしっかりミステリーだが、全体的にはミステリー、社会派要素を併せ持つ少女の成長譚。 湿地での生活や自然の情景描写が豊富で純粋なミステリーを望む人には長く感じるかもしれない。だが、最後まで読んでみて欲しい。最後まで読めば、某有名作品を彷彿とさせる仕掛けに思わず唸らされるはずだ。 【評価】 総合4〜4.5 読みやすさ4 意外性3.5 | ||||
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一気に読んでしまったほど、面白かったです | ||||
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ミステリ小説と恋愛小説と自然科学小説の要素が集合した傑作小説。 | ||||
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鼻腔に湿地の湿った香りがするような描写も、ストーリーも素晴らしい。 | ||||
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ザリガニ?なに? 手にとった本 たんたんと物語が進みます 読み初めはなかなか気持ちが進まない ところが だんだんと引き込まれていく そして..... 映画化も決定したようです ぜひ、読んでから映画鑑賞を | ||||
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映画を見に行けず でも内容が気になり購入しました とてもよい作品でした | ||||
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自然の営みや情景描写がとても良くて小説に引き込まれていく、またカイアの苦悩や感情がいたるところに伺え成長していく姿が見えてきました。弁護士のミルトン、検察官のエリックとの論理展開も面白い。小説の翻訳に感動し素晴らしい小説だと思いました。 | ||||
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濃密な情景描写が続く導入部。 最初だけかと思ったら、最後まで続きます。これが良いという人もいるでしょうが、自分には肩が凝るというか、お腹いっぱいというか、ちょっとツラい。なので星ひとつ減らします。 サンプルで確認してみることをお勧めします。 そんな感じですが、中盤を過ぎてどんどん引き込まれていきました。 最終的には「面白かった」なんですが、ミステリだと思って読むと「何だこれ」となるかも知れません。 ので、さらに星ひとつ減らします。 結末は、たぶんそうだろうなと思ってた通りでした。 | ||||
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あちこち本屋をさがしましたが、出版社が増刷中で、手に入りませんでした。 が、こちらから購入できました。 | ||||
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自分の周りの世界や人を自分の添え物と考えるような自分勝手な人がよくわかる本。 | ||||
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最近は実用書ばかりで遠ざかっていたジャンルなので、退屈しないか心配でしたが、予想を超えて楽しくまた読みやすくもあり、数日で一気読みしてしまいました。 安っぽくない自然賛歌や人間社会の闇の部分を生物進化の視点から、嫌味なく筆者の持論をうまく入れていて作者の生物学者として世の中を渡ってきた老獪さを見た気がしました。 | ||||
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主人公は強く生き抜いた女性。 自然を見つめる彼女の眼に映る物、印象的です。 | ||||
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