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(短編集)

ノッキンオン・ロックドドア2



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)

ノッキンオン・ロックドドア2の評価: 4.00/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

ドラマと併用

面白かった
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)Amazon書評・レビュー:ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)より
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No.4:
(5pt)

ドラマの最終回を前に

あまりにも気になり真夜中に読み進めてしまいました。これまでのお話も原作とドラマでは一部異なるところがあったので、最後の謎がどのように描かれるのか楽しみです。
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)Amazon書評・レビュー:ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)より
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No.3:
(4pt)

ラストの作品のほろ苦くも切ない味わいが、胸に染みました。

最後に置かれた長めの短篇「ドアの鍵を開けるとき」に、ぞくぞくする読みごたえを感じました。
御殿場倒理(ごてんば とうり)、片無氷雨(かたなし ひさめ)、穿地決(うがち きまり)、糸切美影(いとぎり みかげ)。本シリーズの四人の主要登場人物が、現在のポジションへと分かれる起点となった事件。彼らの学生時代に起きた事件は、ほろ苦さと切なさとをかき混ぜたような味わいがありました。
ラスト近く、合わせ鏡のような氷雨と倒理の台詞が良いですね。ぐっと来ちゃったな。

そのほかの短篇では、〝なぜ、そんなことをしたのか〟の理由がすとんと腑(ふ)に落ちた「穴の開(あ)いた密室」、〝なぜ、その人はそんなことをしたのか〟に意表を突かれた「消える少女追う少女」の二篇が面白かったです。

それと、文庫本表紙カバーにも描かれている車は何かなあと思ってたら、日産の〈パオ〉て車なんですね。可愛い顔してんなあと、気に入りました。
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)Amazon書評・レビュー:ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)より
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No.2:
(5pt)

続編希望

ここで完結しても不自然ではないけれどドアが開かれた「その後の」2人の関係が気になります。
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)Amazon書評・レビュー:ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)より
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No.1:
(4pt)

シリーズ第2弾(6編収録)。

※ネタバレ気味です、ご注意ください。

不可能専門と不可解専門の探偵コンビが謎を解くシリーズ2作目。

このコンビの役割分担がいまいち曖昧で設定を生かし切れてないようだが、性格面でのキャラクターの差別化は前作よりも進化しているように思えた。

また、文章の面においては、しばしば気の利いたセリフや地の文が前作よりも見かけられるようになったのも好印象。

なにより、本格ミステリにおける推理を明快に書く氏の特徴は本書でも顕在で、貴重な才能だと思う。

①穴の会いた密室
:些細だが明らかな手がかりから意外かつ説得力のある真相を導き出す手腕がお見事。個人的ベスト。

⓶時計にまつわる~
:こちらも、細かい手がかりから丁寧な推理をつなげて真相にたどりつく好編。

③穿地警部補~
:ちぎれた植物のツルから導かれる結論は意外。だが、被害者の心理状態については説得力に欠けるように思えた。

④消える少女
:勘で真相の検討がついた。だが、こちらは、犯人の心理が説得力充分かつ読後感の良さは本書中で随一。

⑤最も間抜けな~
:手がかりがやや分かりにくいが、トリックは最も面白かった。

⑥ドアの鍵を~
:真相は意外だが、トリックにはいかんせん無理がある。
 ある人物たちの関係性については、寡聞にして類例がないと感じたが、その関係性が成立している必然性の説明
 がなく、説得力が欠けているように思えたのが残念。

印象深い新キャラも登場し、より登場人物たちがにぎやかになった本書。今後の展開が楽しみだ。
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)Amazon書評・レビュー:ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)より
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