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平場の月



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【この小説が収録されている参考書籍】
平場の月
平場の月 (光文社文庫)

平場の月の評価: 4.04/5点 レビュー 145件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全145件 21~40 2/8ページ
No.125:
(3pt)

リアルな生活感

映画化ということで読んでみた。50代の主人公が中学時代の同級生と再会するラブストーリー。

序盤に恋人が亡くなったことを知るところから始まる回想的な展開。

派手さはないが生活感がリアルに伝わってくる。
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No.124:
(5pt)

人を想うこと

今秋映画化されることを知り再読

ありきたりな市井のヒト。何処にでも居そうなヒト。しかし、そんなヒトは何処を探しても存在せず、同じ人は二人居ないという当たり前すぎる事実を「太く」伝えられた良書でございました。ありがとう須藤と青砥。
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No.123:
(5pt)

喪失感

自分がいなくなると知ったとき、相手とどれくらいの距離をとるのだろうか?
そして、残った相手を思う、距離感とはどれくらいがいいのか。あらためて、考えさせられました。
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No.122:
(4pt)

プロポーズのタイミングよ!空気読め

男よ!アクセサリーやらレストランなんて本人希望してないのに、色々タイミング悪すぎるよ 弱音吐きたいと言ってた彼女に寄り添ってやれなかったのが悔い残るよ
でも最後ホロリきた。
最初は誰が誰の会話してるのか全くわからなくて、途中でやめたけど、頑張ったらようやく理解、ちょっとわからないままの部分もあり、オリーブオイルのところ謎でしたが。あれは妄想だったのか?
たまに使わられるナウなヤング言葉はちょっと寒い。夏色ナンシー世代のようだ。

いつ人間死ぬかわからないので、会いたい人には会わないとね
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No.121:
(5pt)

年をとっても尚

お互いバツイチ同士、最後の瞬間を捧げた恋愛純文学
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No.120:
(2pt)

出だしから、どうにも一人よがりな場面と筋の展開で、戸惑いました。

読み難いのです。出だしの数ページから、どうにもややこしい場面・時間と筋の展開で戸惑いました。著者の頭の中では整理出来ても、独りよがりな文章で読者が戸惑うようでは物語と言えないのでは? しばらくして、やっと少し整理されたと思ったら、男女がそれぞれ「青砥」「須藤」と氏で呼び合い、セリフもお互いが男言葉としか思えない、少々荒っぽい会話が続きます。しかも客観的な描写もその調子ですから、どうにも読まされる方は違和感がある。そう感じたのは自分だけでしょうか?
 後半になってそう呼び合う理由の様なものが、妹の口を通してぼんやりと伝えられますが、どうにも不自然です。第一に読者にとっては、男女を描いた小説の雰囲気が、その呼び合いでかなり損なわれていると思うのも自分の偏見でしょうか?会話でも客観的な描写でも、どこかで「名」の方で書かれていれば、より読み易い男女小説・恋愛小説の様になったのではないでしょうか?
 それにしても、この男女は「中学を卒業して35年」の様ですから、50歳でしょうが、どうにもそうは思えない。30代ぐらいのフリーター同士にしか思えない。50代ならそれなりの人物らしい雰囲気を作るのが作家の技量でしょうが、残念ながらぐるぐる同じ会話と場面が繰り返された様な、しかも後半は癌と闘病という平易な内容で引き回された読後感しか持てませんでした。
 「たっぷりと世間の水をくぐったはずなのに炊き損じの米みたいな固さを残す~」(p36)「コップの中の氷が溶けていくように。いつしか消えた・・・妻はコップの中の氷を揺すり、小さくなった氷の音を立てていたのかもしれない」(p180)の様に、これは!と思わせる文章も書けるのに・・・山本周五郎賞と帯にあり、どの様なものかと期待しましたが、誠に残念でした。
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No.119:
(5pt)

朝霞市が舞台

若い頃あのあたりのマンションに住んでいたので懐かしかった。名作です。
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No.118:
(5pt)

迅速な対応でした

注文から受け取りまで迅速に進めてくれて満足です。品物もきれいでとてもお安い値段で購入できました。次回も利用したいと思います。
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No.117:
(5pt)

自分の人生の後半を見つめさせられました。衝撃です。

ぼくは朝日、が某有名中学の入試問題に出たときに、印象に残った作家さんなので読んでみました。
今の自分に心打たれる作品でした。「ぼくは朝日」のときに気になっていたあの”なにか”の直感が正しかったんだなと改めて思いました。
自分の人生の後半を見つめさせられました。衝撃です。
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No.116:
(5pt)

すばらしい良作!!

2回読みました。1回目は仕事の合間に途切れ途切れに。そして今回の2回目は精読でした。
2回とも須藤の死は衝撃的でしたが、やはり今回精読したことで、じっくりと「何故須藤は青砥に自分の病状、死期が近いことを言わなかったのだろう」と考えました。
当然ながら、「答え」はありません。
「同級生だから、お互いを呼び捨ての姓で呼び合ってる間柄だから言えなかったのか」
「同情して欲しくなかった」からなのか、いや、文章を読むと、彼女は言おうとした。しかし、その時、求婚されたから、自分の病状を彼に言ったら、彼は強引に結婚しようとすると思ったからなのか、そうすると、彼に迷惑がかかると思ったからなのか、等といろいろ考えます。
 いずれにしても、須藤は亡くなってしまい、60を過ぎた私自身、毎日、「死」というものに向き合い、人生を一日一日大切に生きることをしなければと考えさせられました。
 今まで生涯、読んだ小説の中で最も読後、どうしようもなく「せつない」感情が湧いた作品であります。それゆえ、最も心に残る作品の一つになりました。
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No.115:
(4pt)

ドラマティックでないラストに逆に衝撃を受けた

私も、どうやって死んで行くんだろうと、不安になった。
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No.114:
(5pt)

脇役のヤッソさんに作品が象徴されている。

凄く共感できる、という訳ではないのだが、なんとなく気になって2回読んだ。

主人公もヒロインも貧乏くさくてせせこましい。二人とも50歳ということだけど
枯れてる雰囲気はなんだか貧困老人のルポみたい。人生100年時代で、まだ半分生きただけなのに
この未来のない感じ。これが平場ということなのか。それだけにヒロインの死もすんなり入ってくる。
夭逝という感じがせず人生を全て終えきった感じがするもの。

脇役に、主人公の同僚でヤッソさんという老人が出てくるのだがこの人物が実に良い味を出している。
頑迷で人間性が曲がっていて、でも人情味がある。主人公も嫌いになれず酒にしばしば付き合う。
狭い視野で地味な人生を生きる庶民の象徴のような人物である。

主人公がこの人物を見ている目線が、読者が主人公を見る目と同じで、入れ子構造になってるんだな
と思った。貧乏くさくて惨めでも、なんとなく嫌いになれないのだ。
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No.113:
(2pt)

50歳って、こんなに幼稚だった?

恋する男女の50歳という年齢を考えるとちょっと信じられないような
精神年齢の若さ(幼稚さ)に驚愕して、え、これって今の標準なの? とかえって自分を疑いたくなりました。
この人たち、団塊ジュニアの世代だよね。
読んでいるときに、何十年も前に読んだ「なんとなくクリスタル」を思い出し、感慨にふけりました。
日本もここまできたか、と。

大人の恋愛話(ということになっているらしい)なのですが、
語り手は自らを卑下して「平場」だの「庶民」だのと言う言葉を使っています。
こんな悠長な言葉を使っていられるのは、先進国で日本だけでしょう。
他の先進国の主要都市に話を移したら、庶民、じゃなくて貧民層。
ちょっと油断すると老年期にホームレスか生活保護、という階層の話です。
そして日本のマイノリティのお話です、きっと…。
物語のテーマとは大いに外れますが、私はしみじみ恐ろしくなりました。
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No.112:
(5pt)

人と人の間

中高年という年代に差し掛かった人間同士の恋愛がどう描かれるのか興味をもって手にとった。
期待以上、というか、期待を良い意味で裏切られた。恋愛小説でもあるが、晩年というものが視野に入りはじめる年代の人々がそれぞれに抱える来し方行く末、人と人の間で生きていくについて描かれているように思えた。
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No.111:
(4pt)

重い作品でした。

恋愛と病気という内容ですが、結論は中江有里の解説に結論が見え出せました。
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No.110:
(5pt)

感動ありがとうございました。

久々に感動しました。
悲しいではなく、人間の『強さ』を感じました。
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No.109:
(5pt)

ほんのり暖かい小説。

ここに出てくる人々は50代です。これまでがあり、これからを迎えていく男女の話しです。50年生きてきているから見えてくるものを感じました。
とても静謐な物語です。
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No.108:
(4pt)

平場の人たちの人生

青砥(あおと)は50過ぎの男。地元の総合病院に患者として来院した。そこで中学の同級生の女子、須藤と出会う。須藤葉子(あだ名はハコ)ともう一人の同級生、ウミちゃんは売店で働いていた。青砥は体内に腫瘍が見つかったので、検査を受けるために来たのだ。

中学3年の時、青砥の友人である江口が須藤に告白した。しかし、きっぱりと断られた。少し後に青砥も告白したのだが、これも断られた。須藤とはそんな思い出がある。

再会して、2人はLINEを交換し、無駄話をすることになる。青砥の須藤に対する印象は、相撲の横綱みたいに「なんか太い」というものだ。

2人とも、今は配偶者がいない。須藤は大手証券会社に勤めていて、結婚退職したのだが、41歳で夫が亡くなった。子どもはいない。

青砥は結婚していて2人の息子もいたのだが、妻が自分ではなく他人に、それも必ず男性に自分の家のことを相談するのを認められず、離婚することになった。

2人は焼き鳥屋でだらだらしゃべった。

2回目に会った時は店が開いておらず、須藤の家に誘われる。最初はそれはまずい、と言った青砥だったが、結局家に行くことになる。

青砥が離婚してアル中になりかけ、そこから脱した話をすれば、須藤は男に貢いで金がなくなった話をした。そんな中で2人は関係を持った。

青砥の検査結果は「異常なし」だった。須藤の検査の結果は陽性だった。進行性の大腸がんだったのだ。人工肛門までつけるというから、かなり進んでいる。明るい結末にはなりそうもない。

タイトルである「平場の月」の平場は、自分たちは平たい地面でもぞもぞ動く、ザッツ・庶民だという意味である。

私も父を大腸がんで亡くしているので、その大変さは少し分かる。平場とはいえ、そこにはいろいろな事件もあり、生きている当人は大変なのだ。読後、そんなことを思わずにはいられなかった。
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No.107:
(4pt)

映像化が楽しみな作品

強い女性像
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No.106:
(1pt)

ふーん

酸いも甘いも噛み分けた、50代、経済的に豊かでない、老いと死への不安、孤独、離婚…。共通項があるのに皆目共感できなかった。

時系列バラバラで読者についてこいみたいな書き方。最初からヒロインは死ぬことがわかっている。プロポーズした時の、須藤のリアクションも容易に予測できる。

須藤の「〜だ」という言葉遣いに違和感。LINE、UNIQLO、セブンイレブン…これでもかと固有名詞の羅列。座面の高いひとりがけのソファ…平場に生きる孤独感の象徴なのか知らないが何度もでてくる。

先が読めて、最後の方は飛ばし読み。

帯には感動の声続々!らしい。
私の心の琴線には触れなかった。
平場の月 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:平場の月 (光文社文庫)より
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