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(短編集)
むかしむかしあるところに、死体がありました。
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むかしむかしあるところに、死体がありました。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 21~40 2/5ページ
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日本昔ばなしにミステリーの要素を注入し、話題となった単行本の文庫化。 アリバイやダイイングメッセージ、倒叙にプラスアルファ、密室、そして有名ミステリーのオマージュのようなものまで、遊び心満載の凝りに凝ったミステリー。 昔話の世界観を壊すような危うい雰囲気を保ちつつ、その昔話に馴染むかのようなミステリーの技を駆使した精緻な物語が描かれています。 鬼目線からのミステリーが意表を突いた「絶海の鬼ヶ島」が印象的でした。 | ||||
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昔話で本格ミステリー!みたいな記事を見た気がするが、ミステリー風のおとぎ話である。 したがって、分類としてはおとぎ話である。事件→謎解きの流れは当然あるし、どんでん返しもあるので物語として退屈はしないが、本格ミステリと呼ぶべきものではない。これは宣伝の仕方がよくない。 変に期待しなければパロディものとしてそれなりに面白い。 | ||||
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新聞に広告が出ていたので、表紙の絵もユーモラスなので購入してみましたが、読み始めてから何か疲れる感じがします。嫌な感じの毒々しいところがあります。ミステリーと言うにはレベルが低い。子供が読むと喜ぶのかとも思いましたが、そうとも違う。全然前に進まず、読み切るのに時間がかかりました。後味が悪いです。 | ||||
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これは面白かった。 あっという間に読んでしまった。 | ||||
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小学生男子が欲しがるので購入しましたが、面白いです。ちょっと悲しいけど | ||||
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むかしむかし…。 京の都から程近い村で、ある男の遺体が発見されました。容疑者は一寸法師!しかし、彼には「鬼の胃の中にいた」という鉄壁のアリバイが…。 昔話のパロディかと思いきや(だって表紙。笑)、なかなか読み応えのある大人のミステリーでした。トリックもさることながら、人間の暗部に迫るあたり、”イヤミス”の範疇に入るかも?2話目の花咲かじいさんの話は泣きました。 | ||||
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そう来たか!…という展開。しっかりとした推理ものです。あっという間に読み上げました。 | ||||
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表紙のイラストと題名からは、けっこうおちゃらけかと思って手に取った(Kindleなのでサンプルですが)のですが、けっこうというかかなりまじめなミステリーに仕上げているのでびっくりしました。おもしろさは4なのですが、期待してたおちゃらけでなかったのでマイナス1です(性格悪くてごめんなさい) | ||||
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自分が読みました。今まで聞いていた昔話が、違う視点から見たり、推理したりするとこんなにハッピーエンドが違ってしまうのかと、面白い面、なんか違和感が出でしまいました。ブラックユーモアなるのかもしれませんが、様々な考え方があるものだと驚きました。 | ||||
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本のタイトルに惹かれて買ってみた。私が本らしき本を読んでいるのは、一体何年ぶりであろう。最初の話を読み終えて面白い話の載っている本だと思った。多分、相当な時間が掛かることだろうが最後までこの本を読むことができるだろう。 途中で止めずに、一つの話でいいからとにかく最後まで読み切ることを目標にした。そしてめでたく、最初の話を読み終えた。しかしながらその時、自分が納得がいくように頭の中で話の中の出来事のつじつまが合うように内容が記憶されていなかった。そのため二度目に読むときは、起きた事をひとつずつ、いつどこで誰が関わっているのかに加え、自分が腑に落ちない点などについて記録しながら読み進めてみた。それらの要点を記録しながら注意して読むことにより、さほど注意を払わなくてもいいことに集中することがなくなり、抑揚のある話の読み方がそれなりにできたように思う。かつて文学少女的であった自分が無意識に取っていた方法だったかも知れない。その頃は本を読むことを楽しめていたのだから。 「一寸法師の不在証明」の中で、色々思ったことを記してみる。 黒三日月を追いかけようとしたが、なぜか足が動かなかった、という状況の説明に当たる部分が私には見つけられなかった。(この話の最後の「その額には、黒い三日月の形をした模様があるのでした。」で、それを解釈すればよいだろうか。)この他にも、それはなぜだろう、とわくわくさせる描写に呼応すべく設けられたオチが見当たらない箇所があったように思う。 命を狙われている状況から死んだふりで一旦危機を逃れたあとに、右大臣亡きあとその家を乗っ取る計画とのこと。死んだ筈の右大臣の落とし子が現れるということになるが、自分の継承の権利を主張する説得力のある裏付けはできるのだろうか。 黒三日月は、一度一寸法師への濡れ衣を推測して江口が呆れて聞く気になれない推理をしたとのことだが、その推理の内容はそこでは描かれていない。そのあと黒三日月が、一寸法師の出自を突き止めたという報告を江口にすることにより、「一寸法師濡れ衣説」が黒三日月から消えたのだろうということが分かる。そして、江口の「犯人はおまえだ!」と結論付ける場面へと最終的につながっていく。しかしながら後で分かる様に、結局前述の黒三日月推理の内容は、真犯人を一寸法師とするものであったように捉えられる感じに描かれており、ここに於いて私は事の描写の一貫性を見いだせないままでいる。 ※ 私には、”Twitter” や ”LINE” 等の具体的な使い方を教えてもらう予定は現在のところありません。 (‘21年5月24日現在) (『一億人の英文法』レビュー削除さる R.3.5.21) 世の中の「風見鶏」にまつわるつぶやき: ・「真の善意でボランティア活動をしている人」というのは、活動に協力できない人々に、「みんなやっているのに」などと不平不満を漏らしたりはしない。「自分は偽善者なのだろうか」などという思いが頭をよぎった時は、自分の目が外野に向くかどうかを自分自身に聞いて見れば答えが分かる。 ・違反行為が発覚した時に聞かれる、「みんな我慢しているのに」という批判は、裏を返せば「みんながやっている時は、やってもいい」という姿勢の表れである。 ・「マウンティング」は、ただの笑い話で済ませれば場が和む。 「かといって、走って行って、髪の毛引っ張るわけにもいかんし、殴る訳にもいかんしね」 髪の毛引っ張ったって何も良い方向には向かいませんしね。 「今、下級国民ですから」など。 普通に聞いたら腹立たしい。 ・ある動画で発達障害の方の特徴が紹介されていた。比較されている周りの複数の、事なかれ主義的な人々の言動を見て、私はその人々に倣おうとは思わず、むしろ発達障害の方が気を付ける点(本人が自分で気が付いている部分が紹介されていて、すごいと思った)を改善すれば、その人物の方がよっぽど魅力的であるし、今必要とされる存在であると思った。場面設定は振られた友達の勇気づけの会だが、発達障害の人以外の参加者に関しては、その目的は達成されるのだろうか、本当にその目的で集まっているのだろうかとさえ感じさせる集まりである。(せっかく、振られた友人のために本当に親身になって役立つ事を言っていても、言葉遣いや間の取り方に問題があっては逆恨みにつながりかねない。また、親身になることが裏目に出るのは、世の中の大半が「親身の言葉」を見抜けず、言ってあげている相手を間違えている時。) 今から47年前の小2の時の担任の先生は一生心に残る方。定年間近の女の先生だったが、生徒の個性を認めてくれ、教科書の心の入った読み方の指導や作文の添削にかけては本当に丁寧だった。新学期が始まって間もない時、誰でもいいから先生の質問に声を上げて答える場面で、私の答えに「えらいっ!」と、少々ドスの効いた轟くような声で反応された。びっくりしたが、その後1年間、私たち全員がこの先生に褒められ、そして叱られて育てられた。そのクラスに一人の男の子が転校してきて、しばらくしてまた去って行ったのだが、その子はもしかしたら今で言う「発達障害」だったかも知れない。クラスの他の子たちとは群れなかった。(現在の私の様)体育の授業で校庭を大きく一周走ってくるように先生が言った時、多くの生徒(私もそのうちの一人)が一人の率いる群れで校庭の中を走って先生の所に戻ってきた。ところがその男の子は校庭ぎりぎりの所を、まだゆっくりと一人で移動している最中だった(わたしの主観だが、少しふてくされて周りに反発して見せているように思えた)。それを見た他の生徒達は「なんだよ、おせーよ」の様に文句を言っていたが、それを聞いた先生は、「彼が戻るのが遅いのは当然だ。先生は校庭を大きく一周してきなさいと言ったのに、みんな一人(同じ「一人」でも、その時はこっちに皆が従った。その子は今で言う「イケメン」で、足が速かった)が行ったらそれについて校庭の真ん中を走ってきた。先生の話を聞いていたのは彼だけだ」のようなことを言われた。短期間在籍した男の子だったが、この他にも色々と周りが彼に教わったことがあったと思う。作文をしょっちゅう課題として出す先生であったのだが、私はこの男の子のことを題材に『○○君は行っちゃった』という作文を書き、他の数名の作品とともにクラスで発表した。これは一年を通して全生徒にとってはいい訓練だったと思う。(恋心はなかった。念のため) その先生は長年勤務してきたことへのご褒美でアメリカ旅行を贈られ、しばらくの間は代行の先生が担任として私たちを指導してくださった。(いたずらっ子の私はその先生に、教室のうしろに立たされた)校長先生が朝礼でマイクを通して、「原先生が、外国へ行かれることになりました」と、ニュースとして発表されていた。「外国」ってアメリカのことかな、と子供ごころに私は思った。母が「外国」は、日本以外の国のことであると教えてくれた。(「外人」という響きは、この頃の感覚の残る、ある像が頭に浮かぶ言葉のように思う。使われても、「外国人」の様には受け入れられないだろう。)先生のアメリカ土産は、1セントコインひとつづつと、サンフランシスコの絵はがき1枚づつと、飛行機で腕時計の時間変更をするように告げられた(みんな一斉に手動で変える)、などのエピソードの数々だった。 高校の時の部活のテニスの顧問の先生との出会いも貴重なものだった。頑固なおじいさん先生だったが、私のような変人を上手く活かしてくださった。 先生を含む指導者の、人に与える影響は大きい。六十いくつのきれいなおばちゃまの、人生の「後輩」の導き方に注目したい。(スポーツの選手の世代交代云々が「世論」を一部席巻していそうだが、自然に任せ、限界まで挑戦すればいいと思う。それが後に功績として残り続け、受け継がれていく。) ・首長は立場上、多くの人々との接触があり、「指揮者」である。最初のルールに漏れていたのならば、途中からそれを改正してもよいのではないだろうか。世の中にウィルスを拡散させないために貢献することにつながることであり、個人レベルで見ることではないと思う。また、国のトップのメンバーの方が言われているように、貴重なワクチンが無駄にならないように臨機応変に対応することも、ウィルス拡散阻止に貢献できるという意味でも、大切ではないかと思う。個人レベルというよりも、巡り巡って世のため他人のためになることだから。(その場合、一部の方が言われているように、現場のスタッフなどが自己判断で迷わずスムーズに事を運べるように、国による不測の事態に関するガイドラインは必要であっただろう)「自分だけ先に助かろうと思っている」という考え方が礎となりがちな世の中だが、これは、迷惑な行為ではないはずだ。(「世論」とは大半が個人レベルでの、横目で見ながらでの意見の集まり。今は非常に人々の気持ちが高ぶっている状態と思われる。私も含めて。)ニュースを見て、「賢い人たちは、ワクチンの無駄を防ぐ取り組みを淡々と速やかに進めていらっしゃる」と感じた。「美徳」と勘違いされがちな私たちの中に蔓延る固定観念が、それに関しては一瞬で吹き飛ぶ思いがした。置いて行かれたくない。 ・日本人の国民性や国民感情を引き合いに出すのは説得力に欠けると思われる。あの国民性ならば良くて、この国民性ならダメだ、という問題でもないわけで、これは、バッハ会長の「日本人のユニークな粘り強さ」という、我々の特徴を上手く捉えているかのように思わせる発言と同類項に感じられる。(「利権のため?声も IOCが東京五輪・パラ開催にこだわる理由とは(題字はそのままの写し)」の記事は今大変参考になるものの一つ。)私自身は、今回の行事の開催については反対派に属する。 | ||||
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期待して読みましたが、内容は今ひとつでした。 | ||||
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誰もが知る昔話をそのままに、その後や裏で行われた殺人事件のミステリー謎解き。各昔話のモチーフをうまく使ってアリバイや動機に仕立てているが、インプロをやっていた身からすると大した発想ではなく、普通。なるほどパロディ止まり。こういうifならインプロやった方がいい。 | ||||
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昔話の設定を使ってオリジナルのトリックを生み出していて見事。逆に言えば、(屍人荘もそうだったけど) こうでもしないとトリックのネタが枯渇してるのかも。 | ||||
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この本を最初に知ったのは新聞の書評だが、何よりも書名を見て思わず噴出してしまった。 そして、その衝撃的な題名に惹かれて思わず購入してしまったのだからインパクトは大切である…いや、そればかりか私はその書名から“昔話に隠された闇”を読み解いた作品だと勝手に憶測したのだから困ったものだ…つまり、予想は悉く外れたのである。 本書は日本の有名な昔話からヒントを得て創作したサスペンスであり、謂わば“新しい昔話”…即ち、オリジナルの昔話には殆ど関係なく、全く違う発想だと思って頂きたい。 尤も、これはこれで新鮮であり面白く読ませて頂いた事には変わりはないので、結論としては購入して良かったと思うが…。 本書の基となるのは日本を代表する昔話「一寸法師」「花咲爺さん」「鶴の恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」の5編であり、登場人物だけは重なるものの粗筋は異なる。 サスペンスなので内容は明かせないが、オリジナルの作品を基に自由に展開したストーリーと思って頂ければ間違いないだろうか…中々工夫が凝らされていたように思う。 取り分け面白かったのは、ただの創作でありながらも昔話で注目すべきポイントを抑えている所であり、例えば「鶴の倒叙がえし」では民話研究でお馴染みの“見るなの座敷”パターンが二重構造でさりげなく活かされているし、「密室竜宮城」に於いても同じく民話で重要な鍵を握る“四季の間”を舞台に話が展開する。 また「絶海の鬼ヶ島」は最終章に相応しく、それ迄の物語の小道具がリンクして登場する上に、最後に温羅の伝説が残る吉備国で幕を閉じているのも絶妙であり、軽い読み物でありながらもしっかりと民間伝承に則っている所には感心した。 尤も、本書を本格的なミステリー小説と位置付けてしまうと物足りないであろうし、然も後味の悪い結末も多いので賛否両論あると思うが、「昔話をアレンジする」発想自体が斬新なので稀有な一冊なのではなかろうか。 続編に期待する。 | ||||
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こわすぎ。色んな意味で。 | ||||
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初めての作家を読了。一寸法師、花咲じいさん、つるの恩返し、浦島太郎、桃太郎を題材にしたミステリー。それぞれの昔話をテーマを活かした興味深い作成。特に、つるの恩返しが巧みです。次は、花咲じいさん。犯人の動機が絶妙。 | ||||
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注文してから翌々日には到着しました。 読者意欲があるうちに手に取ることができるってありがたいです。 | ||||
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日本昔話をベースにしたサスペンス&本格物? しかも表紙のイラストからコメディ調の作品を想像していたのだけど、なんと内容は完全にシリアス。 どのエピソードも凝りに凝った設定でブラックな昔話を楽しめて今までなかったテイストを堪能できる。 短編集ではあるが、それぞれにトリックのテーマを変え叙述を変えながらも微妙に話をつなぐアイテムもあってなかなか面白い。 特に「つるの恩返し」ならぬ「つるの倒叙がえし」は秀逸。 | ||||
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昔話をベースにミステリ作品に仕立て上げる試み。一寸法師や花咲か爺さん、弦の恩返し、浦島太郎、桃太郎と、昔話の主人公のオンパレードである。打ち出の小槌などファンタスティックなアイテムも犯罪に使われるなど、昔話の主人公らをダークサイドに引き込んだふざけた作品かと思いきや、しっかりとミステリになっている。「つるの倒叙がえし」と「密室龍宮城」が自分の好みだった。 | ||||
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面白い。 | ||||
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