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悪党パーカー/人狩り
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悪党パーカー/人狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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現金強奪のグループの仲間に裏切られた主人公パーカーが復讐を企てるというストーリー。 簡潔な文体ながら状況描写も巧みで、スピーディーにストーリーが展開する。 派手はないものの小気味の良いアクションも痛快。 ただし、復讐の相手がいささか弱いのが物足りなく感じました。 | ||||
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12人ものメンバーを集めて一つの町そのものを占領して鉱山や銀行の金庫などから強奪する物語です。 この強奪を計画したのがアマチァだったことをパーカーが懸念したことがやはりネックとなるが、なんとか成功する。 息もつかせぬストーリー進行にスタークの筆の冴えを感じさせる。 これはもう第一作から読むしかないと思いながら本作『悪党パーカー/襲撃』を読了しました。 <追記> この本のレビューは、一週間ほど前に投稿しましたが、なぜかメル・ギブソンが表紙の第一作に表示されてしまいましたので時系列が前後してしまいました。 『悪党パーカー/襲撃』で投稿すると、ページの不具合からかなのか、この第一作に表示されるようです。 『悪党パーカー/人狩り』のレビューは、仕方がないので(世界ミステリシリーズ) 新書で投稿しました。 | ||||
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リチャード・スタークことドナルド・エドウィン・ウェストレイクは、1962年から 1974年にかけて、非情なプロの犯罪者が主人公の『悪党パーカー』シリーズを16作執筆しています。 本書はその第一作であるが、評者はこの世界ミステリシリーズではなく、Amazonで購入した表紙がメル・ギブソンのほうの本で投稿しましたが、なぜか5作目の投稿が表示されているのでしかたなくこの本でレビューを書きました。 第一作は、マフィア組織なぞものともせず仇をとりにいくニヒルなパーカーを見事にスタークが登場させています。 些末な武器の説明などすることなくスピーディに物語を進行させているところにスタークの真骨頂を見ることができる。(先に読んだドン・ウィンズロウの『報復』でうんざりしたかから) この作品を映画化したリー・マーヴィン主演のDVD『殺しの分け前/ポイント・ブランク』を、注文してしまいました。 メル・ギブソンの映画化ではなく、これはリー・マーヴィンでないと駄目でしょう。 かって読んだ開高健がなにかのエッセイで「酒をのませてリー・マーヴィンほど上手い俳優はいない」と書いていたが、評者も大いに同感したのを思い出してしまいました。 この映画を観るのを楽しみにしながら本書『悪党パーカー/人狩り』を読み終えました。 | ||||
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届きました | ||||
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リチャード・スターク(ドナルド・E・ウェストレイク)著の悪党パーカーシリーズは以前使っていた端末でAmazonで買い揃えた次第。 読みやすく一日あれば一冊即読め、どれも飽きさせないシリーズだ。その証拠に映像化が多く…… 本書を題材に映画化したリー・マービン版(映画:『殺しの分け前/ポイントブランク』)や2度目の映画化のメル・ギブソン版とどれも趣向を凝らし面白い。 ジェイソン・ステイサム版(映画:『パーカー』、原作:『地獄の分け前』)はジェニファー・ロペスが可愛かった。 ロバート・デュバル版(映画:『組織』、原作:『犯罪組織』)は先が読めない展開で釘付けになった。 どれも映像映えしストーリーも面白いので今後も映像化に期待している。 できればTVドラマ化してほしい。Amazonさんで映像化してみるのはどうでしょう。 | ||||
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10数年前にメル・ギブソン主演で「ペイバック」という映画があったが、アクションものではなかなか出色の作品であった。その原作を読みたくて だいぶ時間は経ったが、この「悪党パーカー/人狩り」を読んだ。普通私は、まず原作を読んだ後に、その映画を見ることにしているが、 たまたま飛行機の中で見た「ペイバック」が非常に面白く、同じ物語であることを期待して、この原作を読み始めたもの。しかし、内容は 似て非なるものであった。まず主人公のパーカーは映画では、メル・ギブソン主演ということで、タフではあるは、組織にたった一人で立ち向かう ヒーロー色が濃い演出となっているが、原作のパーカーはかなり理不尽な悪党。盗みは当然として、相手が悪くない人間でも殺人を犯す。 それはそれでニヒルなワルとしていいのだが、ストーリー展開が特に後半かなり違う。映画の方がずっと面白いのだ。組織につかまり徹底的に 痛めつけられながら、相手の大ボスを最後は倒すというのが映画のストーリーだが、最後はあっという幕切れで爽快感満載なのだ。 その点原作では、ちょっと間が抜けた結末で、やや尻切れトンボという気がしてならない。とはいえ、人気シリーズの「悪党パーカー」、 もう数冊は読んでみたいとは思う。 | ||||
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復讐と目的を果たすためには、大組織であろうと怯むことなく、たった一人で向って行く主人公パーカーの姿勢はハードボイルドの王道。 目的のため躊躇うことなく暴力、殺人を犯すパーカーは、タイトル通り悪党ですね。 どのような人生を歩んで来たらこんんな強くて、怖いもの知らずの人物になるのでしょうか?40年程前に初版された作品ですが、今読んでも充分面白い。 シリーズで20作ほど日本で翻訳されているようなので、続けて読んでみようと思います | ||||
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メル・ギブソン主演で映画化もされたハードボイルド・ピカレスクの金字塔。 ストーリーに度肝を抜くようなプロットはないが、登場人物たちの緊迫した息遣いを感じさせるスリリングな文体は、発表から40年近くたった今でも古臭さをおぼえない。 本書だけでなく、シリーズ全作が入手しにくい状況が続くのが悔やまれる。 | ||||
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メルギブソンのパーカー役はいただけませんでしたね。原作のイメージなら、やはりポイントブランクのリーマービンでしょう。 | ||||
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傑作である。 ページ数僅かに180頁程(HPB版)。 昨今の作家なら軽くこの3倍ぐらいはページ数を費やしそうな内容だが、スタークは必要最小限の描写とウェット感ほぼ0の文体でもって、パーカーという男の生きざまを描き切る。 混じりっ気無しの正真正銘のハードボイルド・エンターテインメント! 読んでる間はまさに極上のひとときを過ごせるのに・・・・・なんでハヤカワポケット版はことごとく絶版なんだ!? ともかく、文庫でたやすく手に入る今のうちに『エンジェル』以降の作品と一緒に是非! | ||||
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1989年にメル・ギブソン主演で映画化された『ペイバック』の原作で、初版は1962年。しかし、ストーリー自体はまったく古臭さを感じさせることなく、一気に読ませるハードボイルドの傑作。映画も観たが、やはり活字のほうが断然いい。 主人公パーカーは゛悪党゛というよりも、大胆不敵で機転が利くタフなヒーローといったほうが合う。「あッ!!」というクライマックスだが、それは読んでのお愉しみ。 | ||||
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この「人狩り」、「ペイバック」など吹っ飛ぶおもしろさなのだ(その前の映画化「殺しの分け前 ポイント・ブランク」は一部で評価が高いが残念ながら未見)。パーカーの非情さ(今でいう「クール」なんてもんじゃない!)に驚いている間もない展開の早さで一気に読ませる、いわゆるケイパー(悪党・・・そのままですな)・ハードボイルドの大傑作。体を張った男の生き様の凄まじさに怖気づけ! まさに興奮の一冊!! | ||||
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