悪党パーカー/エンジェル
- 悪党パーカーシリーズ (20)
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宗教団体からの強奪金をめぐり、悪党パーカーを中心に、金を独り占めしようとする者・金を横取りしようとする者・金を取り戻そうとする者などが入り乱れて、スピーディーなストーリー展開の中、壮絶な争奪戦を繰り広げる。 主人公が超人的に強く、そんなうまいこと運ぶかなあと思わないでもないが、我々が住む現実からはかけ離れた悪党どものゲームと割り切って読んだので、物語の世界観を素直に楽しめました。 | ||||
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評者は、ドナルド・E・ウェストレイクがリチャード・スターク名義で執筆した「悪党パーカー・シリーズを、まだ一作目と第五作目しか読んでいないが、第十六作目から23年もの長いブランクを経て書かれた本作『悪党パーカー/エンジェル』に興味をもち読むことにした。 巻末の解説で木村二郎氏が『ミステリマガジン』(97年7月号)のなかのインタビューでスタークが、このシリーズの17作目を4回も書こうとして途中で挫折したことを明かしている。 本人は「スターク」がいなくなってしまったような気がしたと延べていたが、その後も書き直してもうまくいかなかった。 他のシリーズを書き終えて、さて次になにを書こうとかと迷っていたとき、妻は、あのパーカーものに目を通してみたらどうかと言われ、その言葉に従い、書きかけの原稿を読み「ちょっと待てよ、この先がどうなるかわかるぞ!」と完成させたのが本作である。 評者が本書を読みながら、テレビ牧師アーチボルドの首任補佐官ドウェインとモーテルでパーカーが偶然出会い、保険会社の秘密捜査官だとパーカーが言い抜けたところからスタークの執筆のギヤが入れ替わったように思えた。 スタークは、ドウェインがのちにパーカーが強盗の一人と気が付くところを巧みに物語に挿入しているから違和感なく読み進むことが出来たが・・・。 本作『悪党パーカー/エンジェル』は、スタークが苦労して仕上げた作品だけに楽しく読み終えることができた。 他の作品も少し読んでみようと思いながら本作を読み終えました。 | ||||
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ほかのパーカー物もそうだが、視点人物が何人かいて、それぞれが別の意図でお宝を追いかける。 そのへんの絡み合い、すれ違い、齟齬、騙し合いが面白い。 飽きないシリーズです。 | ||||
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パーカーと仲間が襲撃後仲間割れし、追いつ追われつの中でさらに横取りを狙う別グループが登場し・・・という筋立てです。 決して退屈はしませんし、物語的に破綻もしていないのですが、いまや映画の脚本もひねりにひねって、アクションも人間業でできる部分は出尽くしていますので、映像や最近のアクション小説に比べるとやや色あせて見えるのは仕方がありません。 パーカーシリーズの中では復活後の第1作ですがまだ携帯はおろかメールも作中に登場せず、連絡方法などは古色蒼然という感があります。 総じて、ウエストレイクが好きでその味を懐かしがりながら読むことができる人向きといえるでしょう。 | ||||
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