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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 101~120 6/7ページ
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重いテーマを扱っている小説です。最初に興味を惹き、語り手や時代を変化させながら、最後に向かい物語をつなげていく手法は流石です。筆者の作品の中では決して少なくない文量ですが、読みやすいです。 ただ、力作ですし作者の力量が十分に発揮された作品だと思いますが、期待値が高い分だけ、更なる面白いエンターテインメント小説を待ち望みます。全く予想外の題材にも取り組んで欲しいです。 | ||||
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どうして書店員さん達がこの本を推すのかがわからない。 どんどん悪い事態へと転がっていくのが救いがなさすぎる。 『告白』は、まだ復讐のカタルシスがあったのに。 | ||||
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出だしで興味を惹かれて読み続けたものの、我慢と苦痛でしかなくそれでも読み続けていれば最後はスカッとしたパズルが当てはまる的な希望も何もなく今まで関係ない子どもが出てきたりしてちっとも面白くないまま読了した。読み終わったら帰りに駅のトイレに捨てていくのが妥当。 | ||||
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父親を亡くしたばかりの少女に未来の自分から手紙がくる、というファンタジックな導入で始まる小説だが、内容が進むにつれそんな気分が吹き飛ぶ不幸のオンパレード。主人公の少女だけじゃなくて、その友人も、そのまた友人も。助けてくれるかと思った大人は実はクズばかり…。これぞイヤミスの真骨頂…なのかしら。果たして彼女達はなんらかの救いを見つけたのか。本当に話を聞いてくれる大人に出会えたか。 | ||||
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はじめは比較的平和な話なのかと思ったが、さすがに湊かなえ作品はそういうわけにはいかず、途中からどんどん登場人物が辛い状況に追い込まれていく。 虐待が主なテーマになっていて、ひどい大人たちに翻弄される子どもたちがどうなっていくのか、読むのは辛いが目が離せなくなる。 ラストは筆者からの、いじめや虐待に苦しむ子どもたちへのメッセージが強くこめられていた。 | ||||
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毒親の品評会でもやってるのかと思える作品。いくらなんでも登場人物全員が毒親がらみで犯罪者ってのは酷い。世の中毒親もいるだらうし、酷い目にあっている子どももいるだろうけどこれはないだろうって感じですね。とってつけたようなラストシーンはあっても、お先真っ暗な未来しか感じさせない作品には悪意すら感じました。 | ||||
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「湊ワールドの集大成!」と広告にあったので期待して読んだのですが、残念でした…。 そもそも、なぜこの作品が直木賞の候補作になったのか不思議です。 「オール讀物」9月号に選評が載っていましたが、どの選考委員も、評するのに困っていましたね…。 人気作家の最新作ということで候補に入れたのでしょうが、それにつられて買う読者も多いはず。 今回は、いろいろな意味でガッカリしました。 | ||||
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湊かなえさんの大ファンです。今回の未来は衝撃の余韻が何日も続き、 イヤミスをたっぷり楽しんでます 何度も読み返す楽しみが始まる作品です | ||||
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「そろそろ彼女からイヤミスの看板をはずす頃合かもしれない。」という大矢博子氏の書評に喧嘩を売るわけではないが、近作ではほのぼの系の作品も多かった作者久々の強烈イヤミスで、そのイヤ度は「告白」に匹敵するといえるかもしれない。 評価も大幅に割れているようだが、ストレートにイヤミスとして読む限り、絶対に楽しめると思う。かなり分厚い作品ですが一気読みでした。 | ||||
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イヤミスと言うより、世の中の悪意を凝縮して集めたエピソードに、登場人物を当てはめていったと言った方が、判りやすいかと思います。 批評家・大矢 博子氏の言うようなきれい事とは乖離しています。 親子間の殺人事件の理由をニュースで拾っていってもここまで酷くなるかと思う位、 私には思いつかない位、子供達がその命・尊厳を汚され、世間の人もかさに掛かって貶める。 そこまで酷くする必要が有るのか疑問で、読んでいて何度放り出した事か。胸が悪くなると言うより本気で吐き気がしました。 序章で、30歳の自分から手紙が届き、不幸が有っても必ず幸せになるからと書かれていますが、全く救われないです。こんな未来のどこが幸せなのか、 味わった苦痛を比べて天秤に掛けても幸せとは思えません。 猟奇殺人の小説より気持ち悪く、お値段も「文庫書き下ろし」で良いと思いました。 こんな物しか書けないならミステリー作家名乗るのを止めて欲しい。 | ||||
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久々に読みましたが、やっぱり湊さんの文章は不思議な詠みにくさがある。スっと頭に入ってこないこの感じは何なんだろう。元々脚本家志望だというから小説は巧くないんだろうが、売れているのに巧くならないのが謎。内容はいつもの湊ワールドで、悪くはないです | ||||
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湊かなえさんらしい作品と言えば言える。 が、港さんの今までの作品にある、「どんな人にでも心の奥底に、もやもやしたものが湧きでるときがある」ということを掘り返すような作品ではなかった。 港さんのイヤミスのすごさは、その触れてはならない、もしくは他の人は触れることを逃げたい人の心情を無理やりえぐり突き詰めていくところのような気がしていたのだが、本作品には、そこまで深く掘り返し、つきつめている感じがなかった。 渾身の一作としては、ちょっと残念感がある。 ただし、ヤミスとしてはちゃんとイヤミスになっている。 気分が悪くなるエピソード満載。 正直読むのが嫌になるのは、イヤミスの女王としては成功しているということなのだろうか? 多々ある、辛い場面なのだが、意外感は少なかった。 題名は未来からの手紙にちなんでということなのだろうが、今一つそぐわない気がした。 とにかく、どこかで読んだような話が折り重なるように描かれていて焼き直し感があり、なんとなく他の作品と似ている気がしてくる。 | ||||
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すごく練られたお話だと思いました。いろんな辛い要素がたくさんあります。それでも、未来は救われると信じています!現状よりマシな未来が!大丈夫!お父さんもお母さんも味方だよ! | ||||
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「よく似た幸福はあっても、よく似た不幸はない」という言葉がありますが、湊かなえ作品(「告白」以降)には当てはまらないらしい。 同じ本の中の登場人物の不幸がどれにこれも似てる。 親が早く死ぬ、経済的に困窮する、性的虐待を受ける人物が一作品に何人もいる。 どんだけすさんだ世界なんだと突っ込みたくなる。 出てくる教師はちょっと笑えるくらい役に立たない。教師を責めるモンペたち。(この設定はこの作者がよく使うネタ) 前半の出てくるエピソードがやっつけ仕事としか思えない不幸だらけ。 同じような不幸が続くのでコレはオチに関係あるのか?と思ったら、そうじゃない。 ちょっとびっくりした。 登場人物の性格が途中から変わってるように思う所も気になる。 あの人がストーカー、まともなことを言ってた経営者が実は〇〇、いい人だと思ってたシェフが実は・・・。 このシェフにいたってはエピソードが多すぎて結局、どうゆう人物なのかいまだにつかめない。 子供って大人の本質を見抜けないからネ!ってことなのかもしれないけど、安易なキャラ変更にはご都合主義しか感じない。 友人のエピソードは邪魔だったなと思う。 友達の友達のエピソードにいたってはなぜ書いた?と言いたくなる。 夜間学校に対するイメージも昭和すぎる・・・。 後半戦になるとやっと湊かなえらしい文章になる。 ラストは「告白」の白バージョンな感じがする。 「告白」の時は読了後にあふれた「真っ黒な爽快感」が最高だった。 「未来」の時には読了後にあふれたのは「まぁまぁな爽快感」だった。 正直なところは「こんだけ時間(ページ数)かける前に誰かそのことに早く気が付けよ!(笑)」と言いたくなるオチでもある。 それを言ったらおしまいか。 もう少し登場人物を絞って、エピソードを絞ってたらもう少し違ったんじゃないだろうか。 後半戦がわりとおもしろいので残念。 | ||||
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デビュー10周年記念の書き下ろしということで久しぶりに購入 告白、リバースではじわじわと伏線回収しながら真実が明らかになっていくのがとても気持ちよくて読了後はじっとりと嫌な気分になれましたが、こちらは別の意味で嫌な気分に… 以下、ネタバレです。 結局、須山と早坂は死んだのか死んでいないのかで2人の少女の未来は大きく変わるんですが、それはわからずじまい なんとなーく、ふたりとも生きていてこの後の少女たちの未来は暗いような気がします 篠原先生が入れたドリームランドの栞のせいで2人が20年後の幸せを信じているあたりが悲しい… このイヤ〜な感じは湊かなえ作品らしくて好きです! 全作品を読んでいるわけではないので断言できませんが、告白もリバースも過去の出来事に対する発覚でイヤ〜なラストになってましたが、今作は少女2人が未来へ希望を持つ証としての栞がニセモノという点で 2人のこれからのイヤ〜な未来に想いを馳せる…だからこのタイトルなのね!と勝手に想像しました。 うーん、支離滅裂ですね。うまく言葉にできませんが、この作品のタイトルとして「未来」をつけるのは流石だなぁと思います。 | ||||
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ホントにガッカリ作品でした。 序盤はどういうカラクリか楽しみに読めましたが、だんだん暗い気分になり、最終的にも暗い過去のエピソードばかりでとても未来と言うタイトルが合わない作品だと感じました。結局大したカラクリもなく、他の方も書かれているように非道なことが書かれているだけの気分の悪い話でした。殺人やイジメは当たり前に描かれるだろうとは思ってましたが少しやり過ぎ感があるので苦手な方はやめた方がいいです。 | ||||
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445ページという分厚さの書き下ろし長編。 装丁の美しさとは真逆で内容はどこまでもブラック 顔面コンプレックス、イジメ、DV、性的虐待、AVなど 容赦のない「イヤ」なエピソード続き、まさしくこれは「黒湊」 序盤はあまり勢いがなく、そしてエピソードⅡで全く異なる小説の様な違和感を感じながら読み進めて行くと 終盤には全ての謎が解けてパズルのピースがぴたりと収まった印象。 ただ智恵理に関してはもう少し掘り下げて欲しかった。 ラストに一筋の光は見えるもののややとってつけた感じも残ったので エピソードを絞り全体を凝縮させた方が良かったように感じた。 | ||||
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未来の自分から手紙から始まる出だし。 途中までは純粋に、どういうからくり?どんな驚きの展開があるんだろう!と期待しながら読んでましたが、中盤に入った辺りでグッタリ。 他の方も書いてますが、家族の病気死別、DV、性的暴力、変態、AV強要(←教師を目指してる人が引っ掛かる!?)、近親相姦等のオンパレード。 これだけのものを盛り込めば、そりゃあ、イヤミスになるでしょう。逆にこういうものを入れなければ書けなかったのかな・・と思ってしまいました。 あたしがこの本を読んで得たことは、悩みがある時は勇気を出して相談しようって事ぐらいです。 | ||||
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期待が大きかった分、とてもつまらなかったです。 最初がきつかった・・・ あと、ありきたりなドロドロ劇に 拍子抜けしました。 | ||||
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少し具合の悪い母と暮らす章子に、20年後の自分から手紙が届いた !? 「そんなことって …」あるはずない! 半信半疑ながらも、章子は未来の自分へと返事を書き続けるのだった。 毎日あったこと、嫌なこと、怒り、涙、まるで日記のように…。 さまざまな屈託を抱えながら生きていても、未来は明るいものと信じたい。 そんな、ひとの思いを「いつか行きたい」「家族で行きたい」と語らせ、 著者は人びとが持ついろいろな夢を「ドリームランド」という遊園地に 凝縮させ、託した。 章子も父母も、亜里沙にとっても、それは幸せの象徴だった。 そして物語は「ドリームランド」行きのバスに乗る章子から、始まる。 あまり長い物語なので、つい忘れてしまうが、実はこのキーワードが 重低音のようにズ~っと響いている。 そして、最後にズシンと落ちるのだ。 | ||||
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