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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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ぶっ飛んだ展開の連続、思考回路が全く理解できない登場人物たち 途中からこれはコメディだと思い込み、ツッコミを入れながら読むもそれも飽き、ついには読んだことを後悔した 過去の自分に手紙を書けるなら、やめておけと伝えたい | ||||
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読後感が最悪。虐めとDVをテーマにするなど、間違っている。 | ||||
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著者の作品は、読みやすく好んで5〜6冊ほど読んでいるが、どの作品も女性(女子)が主人公で搾取されたり虐待されていたり…何か変わり映えせず、この作品で、もうお腹いっぱいと思ってしまった。 私の選ぶ著者のタイトルがたまたまそういう類のものを引当ててしまうだけで、男性が主人公の作品や、もっと前向きな作品もあるのでしょうか…? 好きな作家と思って、今まで作品を読んでいたけれど、今作で、ただ文が読みやすいというだけで好んでいたのかも知れないと感じてしまいました。 常に同じようなテーマで、搾取され、虐げられ、それを乗り越える(乗り越えているのかは謎)女性に投影して酔っているような…そんな嫌悪感を覚えてしまいました。 もうお腹いっぱい。それだけです。 | ||||
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シーモアでクーポンを使って購入。大後悔です。買わなきゃ良かった。 序章からずーっと女の子のツマラン日記が延々と続きます。 それを超えたらきっと面白くなる…と信じて読んだけど、最後までつまらないままだった。 あとがきで社会に問題提起したみたいに書いてあったけどね。問題提起するにしても、読み手に面白かったと思わせる展開を用意してほしかった。 作者の自己満みたいな小説。 | ||||
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文の構造なのか、物語の構造なのか、序盤から読みづらく、自分の感覚がおかしいのかと不安になりましたが、同じような評価をされている方が結構いることで、ホッとしました。序盤から、手紙のやり取りの形式がしつこくて、また、一回の手紙の中身がダラダラと長く苦痛で、何度か飛ばしました。途中で展開が変わった時に、原因が書かれているところをたどって読み返しながら、先へ進め、なんとか読み切りました。章が変わると、いきなり違う名前の登場人物の視点となり、その章で書いた内容が、なぜそこにでてきたのか、わかるのが本当に最後なので、意味不明のまま読むにはあまりにグダグダ長く、耐えがたかったです。それなのに、肝心のことが描かれていないことが多すぎると感じました。例えば、章子の父が残した映像?内容?が、後でほのめかす説明がもう少しないと流石に無理がないかと思いました。それによって章子がどう感じたのか、それによってどう心に、この後の生き方に影響したのか。そのようなところが、全く描かれていないです。 手紙のやり取りや、四年生の担任の先生と原田くん(大筋になんの影響もなかったかと思います)のやり取りなど、大筋の伏線に関係ないものばかりダラダラと長くて、それが、なんなのか、後で何かあるのか、と期待して読んでも、伏線でもなんでもなく、消化不良のまま終わります。これが評価されているひとの文章なのかと、本当に不信感が募りました。このような文章の組み立て方や個々の文章に疑問を感じるだけでなく、この本の内容、つまり、未来という題名と称して何を伝えたかったのか、プロットと伏線の回収が崩壊していて汲み取れません。また、後書きに筆者が書かれているような、社会問題、貧困問題との関連がある内容とは思えず、かなり違和感がありました。娘が父からレイプされ、兄から売春させられ、誰からも助けられないまま、というのは、とても良くある社会問題などではなく、特異な家庭環境で起こった犯罪行為のレベルだと思います。この感覚のズレがまず共感するには苦しいものがありました。そして、その娘が母となり売春で生計をたてる、そういう連鎖はあるかもしれないですが、そこから抜け出したいというような苦しみ(この苦しい負の連鎖を断ち切りたい、抜け出したい、という点に焦点を当てたなら、まだ、よくある社会問題として理解できます)は書かれてなく、そのあたりは、ママはスイッチが入っていない、とか、人形の状態、という言葉で片付けられていることにも違和感を感じます。(自分の母親ですよ?そんな第三者的なあっさりした感情ですまないと思います) 後半は、娘とお菓子を作ったり幸せそうなことだけになっていき、この母親、文乃の心情や、そのような社会問題化している貧困の負の連鎖への苦しみは最後まで全く描かれていないので、共感できるものが生み出されることなく、その結果、伝えたいコアの社会問題?への苦しみがぼやけ、伝えたいことがわからない作品になってしまっていると思います。社会問題といいますが、社会問題の何に、フォーカスしたかったのですか?それが伝えられていない小説が出版されていることに改めて疑問を感じます。あまりにひどくて、家にわざわざ持って帰る負担も惜しく、新幹線の行きに発駅で購入し、帰りの新幹線の中のゴミ箱に捨てました。。高い文庫だったので、本当に後悔です。 | ||||
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湊かなえさんの告白はとても面白かったです。 その次の作品も。 ただ、初回ヒット曲を出したバンドがだんだんマンネリしていくかのように、出している作品がどんどん既視感を感じるようになってしまいました。 この、未来 は最初の方はなかなか惹きつける文章なのですが、物語そのものがありきたりで、登場人物も好きになれずで、全体的に暗く、なんともいえない読後感でした。 みなさんはどうなんだろーと、アマゾンのレビューで低評価から高評価まで拝見しましたが、わたしと同じ感覚のかたもいて、やはりそうなんだなあと思いました。 この本を読むくらいなら、告白 を2回目読むか映画の告白見るとかのほうがよいかと。 | ||||
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入院中に読もうと買いましたが、、、初めから何だかつまらなく、読むのやめようかな?とみなさんのレビューを見まして、もうちょっと読んでみようと思いました。が、読むにつれて内容が、、、どの家庭も親から子への性虐待やら、そんなのばっかで、入院中で気分も悪い中、余計に気持ち悪くなってきました。湊さんの作品はほとんど読んでいますが、最近は…うーんと感じるもの多数です。 好きな作家さんですので、頑張って下さい! | ||||
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湊かなえさんのご本は、数年前に「ユートピア」を読んで、かなり幻滅したので、それ以来手にしてなかったのですが、今回どんなものかなと手にしてみました。 謎とかミステリーというより、始めからわけがわからない描写なんですよね。 2人の女性がどうやら夜行バスでディズニーランドに向かう描写なんですよね。ひとりの女性が眠ったのを確認して、もう一人の主人公の女性が、父を亡くしたばかりの小4の頃に30歳の自分から届いたという手紙を読み始めるのです。 それは何?どういうこと? と興味をそそられるというより、このようなわけのわからない設定に、どういうつじつま合わせをするのだろうか? って感じですね。 彼女の母親は精神を病んでる感じなんですよね。 そうなってしまってるのは何故なのか、過去に大変な思いをしたから・・それは確かにそうかもしれませんが、最後の方まで読むとどうやらそういうことなのかとわかる、その後彼女の母は彼女の父親と結婚したわけですが・・それで何故そうなるのか、全く道理になってないと思いました。(で、後半では、何故かそのような病は都合よく消えてるんですよね) 本人は大作を書いた、社会問題をテーマにしたつもりなのかわかりませんが、読んでて、これってポルノ小説?って思ってしまいました。 DVとか虐待だとか性犯罪とか精神的な病とかをただただいたづらに扱ってる・・いたづらに登場させてるだけ・・んですよね。 摩訶不思議な設定のつじつま合わせのために、彼女の小学4年生の時の担任だった先生の生い立ちと、小学校からの同級生で中学生になって友人となった女性の生い立ちと、彼女の父親の生い立ち並びに彼女の母の生い立ちが書かれてるのですが、ただし、まともな小説であれば普通に考えて最も肝心と思われる事件が起きてから主人公の父親と再会して結婚するまで、結婚してから主人公が小4になるまでのことが全く触れられてません。 | ||||
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湊かなえさんは、「告白」「少女」を超えようともがきつづけているように思えてなりません。 著者が好きなだけに、そろそろその呪縛から逃れて自由になってほしいと願っています。 読者が「告白」や「少女」に度肝を抜かれ夢中になったのは、プロットの練度が非常に高かったからだと思います。 でも、嫌ミスという称号を与えられたからか、その後の湊さんの作品はどれも「キャラクターがどれだけ陰惨な目に合うか」のインフレを起こす一方で、プロットはどんどんスカスカになるばかり。 また、一人称のミスリード手法に頼りすぎとも感じます。叙述にしてしまえば「主人公は気が付かなかった」だけで簡単にミスリードができます。 この作品は、ボリュームこそ多いですが、ミステリ要素はほぼなくただただ嫌なことが起きる日記を長々と読まされるだけ。「これでもか」とエスカレートしていますが、ほかの方も書いておいでのようにリアリティがないので読んでいてほとんど胸が痛みません。 著者のあとがきには「子供の貧困に目を向けてほしかった」と書いてありましたが、本当にそうなんだろうか?真意がそこにあってこの文章ならば(失礼ながら)とても下手ということになりますし、「本音は読者を嫌な気持ちにさせたかった」ならばあとがきがウソということになります。 一連の事件の根っこである「巨悪」の書き方も薄っぺらすぎて「犯人役」にしか見えません。 リアリティがなさすぎて、子供の貧困を「知る」どころか「ありえない関係ない世界」に見せてしまうのは著者の狙いと逆ベクトルですね。 徹頭徹尾、主人公も親友も「記号」にしか見えず応援する気になれなかった。 他の作品と比べるのは行儀が悪いですが(汗)、たとえば「永遠の仔」などは同様の被害に遭ったキャラを心から応援する気になりました。 湊さんの作品で言えば、「少女」の2人。 リアリティがないというのは、取材が足りないとかそういうことではありません。 キャラクターが生きているように思えないのです。 著者の主張を都合よく具現する記号にしか思えないということです。 なぜなんだろう、この差は。 たぶん、湊さんのベクトルが「毒親の糾弾」に向かいすぎているせいではないでしょうか。 湊さんが教師をしていらしたときにモンスターペアレンツにさぞかし嫌な思いにさせられ、 嫌いで嫌いでしかたなかったんだろうなというのは、著作を全部読まずともすぐわかります。 でも、毒親の糾弾をなさりたいなら、また別の書き方があるように思います。 出版社の方々も、「湊かなえの名前がついていればなんでも売れる」と粗製乱造させるのではなく プロットの練度を上げて良作を書いていただくようサポートしていただきたいです。 | ||||
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期待が大きかった? 面白いと思えない自分がおかしいのか? これを、面白いと断言する人が所謂、文学を理解してる人なのか? はたまた、自分がおかしいのか? ぐるぐる廻る小説でした。 | ||||
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冒頭は、「夢の国」に向かう少女達と未来の自分から届いた手紙の話から始まるので、ファンタジーもの?と思っていたらトンデモナイ! 章立てて語り手が変わっていくが、それぞれ不幸のオンパレード。 精神崩壊(と見せかけてた?)にはじまり、売春・買春・不倫・ストーカー・いじめ・DV・近親相姦・AV出演強要・自殺・殺人・放火・隠蔽などなど。1冊の小説ではありえないクレイジーな不幸の連鎖で描かれている。 文庫本の解説をご本人が書かれているのですが、「世の中にはこうした『貧困』があることを知ってほしいから書いた」とのこと。 いやいや、一概に貧困から来る内容ではないし、だったらこのタイトルはないし、こんなに読後感の悪い作品はない。 他の作品は好きな作家さんなので、余計に残念でした。 | ||||
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湊かなえ全て読んでるので、期待したけど期待倒れの感が否めない | ||||
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多分最初から映画化・ドラマ化を想定されて書かれたからだろうが だらだら物語が続く。読みやすいので確かに次々とページをめくれるが もう少しテンポアップした展開が欲しいと思った。 | ||||
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私の感想は、イマイチ&がっかり。期待が大きかったせいだと思うけど、読み終えて、"はあ?!''ってつぶやいた。まぁこういう結末は感動みたいな?微笑ましくもあるけれど、湊さんの告白他などを読んだ方は、物足りないのではないでしょうか? | ||||
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湊かなえの新たなる代表作、とか 集大成、とか書いてあったのでかなり期待して読みました。 結果はもうなんていうかマンガ。 コメディ。 現実がこんなならなぜ逮捕されないの? こどもはなぜ補導や保護されないの? 嘘をついて騙してそれが未来につながるの? 見せ物のような悪意のオンパレード。 湊かなえさんて元教師ではありませんでしたか? 教師の過去ネタがでてきましたが、こんなことで教師をやめさせられるとかありえませんよ。人権侵害もいいとこ。 せいぜい転勤して終わりでしょう。 いきなり声をかけられた人についていく、しかもあんな場所に、なんて人、いないでしょ。殺されるかもしれないのに。 ましてたかだか20万円、友達10人×2万円なり消費者金融で借りれる金額。 そのためにそんなおぞましいアルバイト、なんてするわけない。 内容とタイトルが全くちぐはぐ。 未来も希望もない。もう少し救いはないですかね。 使用済み生理用品を教卓に置くなんてことあったら学校が放っておかないし、そんな不衛生なもの教室に持ち込もうとしてる時点で誰か気づいてチクるでしょ。マンガ過ぎる。 読まなければよかった! 不快なだけでした! | ||||
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長い。長すぎる。ダラダラとしてて最後の方はもうペラペラとめくるだけで終わってしまった。 湊かなえ作品は好きでしたが長編は向いてないのかな。短編集はテンポ良く読める。もっとコンパクトにまとまりよく読みたかった、 | ||||
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私は作者の作品をデビュー当時(「告白」)から読んでいて、「ミステリの素人が稚拙で無知が故の"まがい物"を書いているなぁ~」との印象を抱き、その印象はその後も変わらなかった。 本作も、(後に章子のかつての同級生の亜里沙だと分かる)女性と待ち合わせをしていた10歳の少女の章子が"30歳の章子(大人章子)"から<未来への希望>を示唆する手紙を保持していたという稚拙かつミエミエの序章から始まり、以下、前半は「章子→大人章子」の書簡で章子の半生を綴るという何の工夫も無い上に既視感の強い体裁。序章で年代を書いていないのは如何にも不自然だし、章子が書簡を出すと言っても、何処宛てにどうやって投函しているのか書かない(書けない)点は、その書簡の中で(仮にこの設定を信じるとしても)大人章子も既知の事項をワザワザ綴っている点と相まって、書簡ではなく日記だという事が直ぐ分かる。その内容も典型的な"お涙頂戴"物で、詰まらない事この上ない。章子に様々な災厄を振り撒けば物語になると思っている作者の浅薄さが際立つだけ。PCの初期化を人生の初期化に例えるなんて陳腐そのものだし、心神喪失のため「人⇔人形」を繰り返す章子の母親の造形は作者のご都合主義そのもの。結局、同じ様な悲惨で貧しい境遇にある章子と亜里沙の友情を綴っただけじゃない。 これ以降は登場人物のエピソード形式で補足説明が主。亜里沙の章では智恵理という似た境遇の女性を掘り下げている(これがテーマの1つらしい)他、亜里沙も章子と同様の手紙を受け取った事がさりげなく描かれているが、作品に深みを与えていると言うよりは、本作の取り留めの無さを助長している印象。続く章子の担任だった篠宮の章は今更感満載で無駄の一言に尽きる。次章以下も同様。「人間は『過去』を清算して明るい『未来』を進む事が出来る」という10頁程の短編で書ける単純なテーマをこれだけの頁数と不統一な体裁でしか書けない作者の構想力・構成力の無さを改めて露呈した愚作だと思った。 | ||||
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「駅のトイレに捨てていくのが妥当」というレビューがあったけど全くの同感で、ほんとうに面白くなかった。湊かなえ節はもういいやって思いました。 | ||||
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湊かなえさんの集大成!という帯に期待を寄せて読み進めました。 以下ネタバレ含みます。 登場人物それぞれに、虐待、いじめ、放火などのエピーソードがあり、最後はどうなるんだろう。。とページをめくる手がとまりませんでした。告白 のように、登場人物それぞれの一人称での語りで、進んでいきます。 しかし、最後は消化不良というか、救われず、期待値が大きかっただけに少し残念でした。 主人公のお母さん側の視点からもこの物語を見たかったかな。 | ||||
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読み始めは期待感もあり、ドラマでも見ているように文体は読みやすく、物語を追っていればサクサク読み進められるのだけれど、終盤に行くに従って、ストーリー的には伏線の回収やサブストーリーの必要性も首をひねるような状態だった。終章はもう登場人物の思い込みによる独白とそうなるわけないじゃないかのオンパレードで苦笑い。 とにかく人間の汚い部分だけにスポットを当てて、寄せ集めて、これでもかと見せてくれる話だった。 あと、ほとんどの作品が(毒)親が登場するが、なにか思い入れでもあるんだろうか? | ||||
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