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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 61~80 4/7ページ
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世の中には色んな人がいるっていうこと、本を読まないと知らなかったり忘れてしまうことがある。 子供の貧困をテーマにした作者の思いを胸に刻み、それでも生き抜く力をどこかで支える世の中であって欲しい。 読み切るのに時間はかからなかったけれど、内容が衝撃的過ぎてどっと疲れた。 篠宮先生と原田くんについてもう少し書いて欲しかった。 | ||||
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湊かなえさんの作品らしさはあるが、もう少し大どんでん返しや伏線があるかと期待していた。 | ||||
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正直、読んでいて不幸のバリエーションが少ないな、 行き着くところはみな性被害なのかとため息をついたのだが 後書きを読んで少し印象が変わった。 湊サンがここまで踏み込んで書いたということは、当然 綿密な取材もされているはずなので、 家庭で(家で)親・監護者から性暴力を受けている子供たちの数が 実はとんでもなく多いという事ではないのか。 どうしたらいいのか?わからないまま。 | ||||
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途中でやめることができないテンポ感 視点を変えた核心への迫り方が裏切りません | ||||
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確かに現実的に、身勝手な大人達の犠牲になる子供達は多々いるし、連鎖していくんだろうけど、そこに何かしら救いを求めたいのがフィクションの世界であって。。。読んでて辛かったけれど、物語に引き込まれたのは事実。 | ||||
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それぞれが抱える不幸のオンパレードが各章で語られる。“未来”からきた手紙の種明かしが自分にとってはあまりストンと落ちなかったというかふーんという感じかな、、、。 | ||||
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私は作者の作品をデビュー当時(「告白」)から読んでいて、「ミステリの素人が稚拙で無知が故の"まがい物"を書いているなぁ~」との印象を抱き、その印象はその後も変わらなかった。 本作も、(後に章子のかつての同級生の亜里沙だと分かる)女性と待ち合わせをしていた10歳の少女の章子が"30歳の章子(大人章子)"から<未来への希望>を示唆する手紙を保持していたという稚拙かつミエミエの序章から始まり、以下、前半は「章子→大人章子」の書簡で章子の半生を綴るという何の工夫も無い上に既視感の強い体裁。序章で年代を書いていないのは如何にも不自然だし、章子が書簡を出すと言っても、何処宛てにどうやって投函しているのか書かない(書けない)点は、その書簡の中で(仮にこの設定を信じるとしても)大人章子も既知の事項をワザワザ綴っている点と相まって、書簡ではなく日記だという事が直ぐ分かる。その内容も典型的な"お涙頂戴"物で、詰まらない事この上ない。章子に様々な災厄を振り撒けば物語になると思っている作者の浅薄さが際立つだけ。PCの初期化を人生の初期化に例えるなんて陳腐そのものだし、心神喪失のため「人⇔人形」を繰り返す章子の母親の造形は作者のご都合主義そのもの。結局、同じ様な悲惨で貧しい境遇にある章子と亜里沙の友情を綴っただけじゃない。 これ以降は登場人物のエピソード形式で補足説明が主。亜里沙の章では智恵理という似た境遇の女性を掘り下げている(これがテーマの1つらしい)他、亜里沙も章子と同様の手紙を受け取った事がさりげなく描かれているが、作品に深みを与えていると言うよりは、本作の取り留めの無さを助長している印象。続く章子の担任だった篠宮の章は今更感満載で無駄の一言に尽きる。次章以下も同様。「人間は『過去』を清算して明るい『未来』を進む事が出来る」という10頁程の短編で書ける単純なテーマをこれだけの頁数と不統一な体裁でしか書けない作者の構想力・構成力の無さを改めて露呈した愚作だと思った。 | ||||
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湊かなえの集大成と言う触れ込みだが、タイトルから見て、ひょっとしたらハッピーエンドなのでは? と思いながら、読んだ。心配無用で、最後まで後味悪く、さすがは「イヤミスの女王」であった。 とにかく、気分の悪くなるようなエピソード満載で、それでも読ませる筆力はさすが。ただ「児童虐待」と言うシリアスなテーマを扱うのに、リアリティーが希薄なのは、頂けない。例えば、タイトルに関わる、未来の自分から届いた手紙。この謎が興味深くて、読まされるのだけど、真相がわかると、あり得ないだろうと思えて仕方がなかった。いつも以上に現実離れしたエピソードが目立ったと思う。 読み終えての感想は、リアリティーに欠ける、イヤミスおとぎ話のお徳用詰め合わせ。作者の意気込みが空回りして、残念な出来だった。 | ||||
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湊かなえのリアリティとフィクションの狭間にあるような現実が好き。 | ||||
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読み終わった後に、モヤモヤした感覚に襲われました。ああしとけばよかったのかここしとけばよかったのか……と考え込んでしまいます。 自分が小学生のころ、周りも私も何も気づかなかっただけで、きっと章子のような子達はいたんだろうなと思います。 今思い返してもあの子がそうだったんだ……などとも思い出せません。 遠い記憶のせいもありますが、きっと子供の貧困とはそう簡単に見えるものではないんでしょう。同級生だったにも関わらず何も感じなかったので。 子供の貧困問題、虐待は決してテレビで見る遠いニュースではないんだなと深く考えました。 未来は分厚さを感じさせず、ページは軽く進みました。しかし読み進めるにつれて事件はどれもこれも重たくのしかかってきます。話は面白いのですが、ディープな話題が嫌な気持ちにさせていくのです。 二度とは読み返したくないな、そんな中、私はエピソードⅢがとても気に入りました。 このエピソード内でも、重たい事をあ扱っています。ある意味一番かもしれません。 しかし『森本誠一郎』という登場人物に魅了されました。読むことで落ち込んでいく私の心を癒してくれました。 エピソードⅢの語り手の文体も好きです。彼の、『森本誠一郎』を現す描写が好きなのです。 全体を通して救いはあったのか? ……それについては疑問です。後味の悪さが尾を引きますが、『森本誠一郎』に救われました。 | ||||
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章子と亜里沙を中心とした登場人物にこれでもかというくらい、さまざまな辛いことが起こります。何が起こるのか、これからどうなるのか、後半になるにつれて回収されていく伏線に、ページをくる手が止まりませんでした。 ただ、軽い読みごたえではなく、こんなにあらゆることが起こるのは物語用ではなく、実際目をこらせば子供達の貧困問題は大袈裟ではなく確実な数あるんだ、という作者の後がきが言う通り、伝えたいことがどすんとくるような内容でした。 読んだ後、なんとも言えない気持ちです。どうか2人の未来が優しいものでありますように。篠宮先生の今の描写が少しだけ希望を抱かせてくれました。2人にも、安心できる未来を。 | ||||
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正直、内容としては目を覆いたくなる描写ばかりです。 ただ、これらは現実に起こっているほんの一部を抜き取っただけと、湊さんがあとがきで言っています。 少しでも多くの人が手にとるべき小説だと思いました。 | ||||
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じっくり、きちんと味わいたかったので、主要な登場人物を洗い出してみました。 参考になれば。 | ||||
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「駅のトイレに捨てていくのが妥当」というレビューがあったけど全くの同感で、ほんとうに面白くなかった。湊かなえ節はもういいやって思いました。 | ||||
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レビュー評価がイマイチなのがわからない。 個人的には大好きな作品。 湊かなえさんの作品はイヤミス作家であり、その名のごとく嫌な気分をかきたてられはするのだけれど、その中に小さな希望あるエピソードを混ぜていてそのバランスが良くてぐっとくる。 てんこもりの悪意の中のほんの少しの優しさ、希望。この作品においては担任の先生のエピソードがそれ。そして父の語る物語もそう。 辛いことばかりの話でめいっていたときにさらに暗い話と思っていると思いがけない優しさがでてきてぐっときた。 とにかく素晴らしい作品。 | ||||
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ネタバレあり。 登場人物の中の一人もその言動に共感出来ず、ここまで不幸のてんこ盛りか?!と読みながらイライラもし、かと言って読後はスッキリというわけでもなく、、なのに読まずにいられない湊かなえの「嫌ミス」本が久しぶりにまた読めました笑 この本の前に読んだ(完読していないけど)「ブロードキャスト」で、路線変更したのかなあ、、と不安だったので、初めにこの「未来」とのタイトルを見て、明るく希望に満ちた未来があるんだよ!なんて本だったら嫌だな、、と思ったけれど、やはり本来の?「湊かなえ風未来」?で良かったです。 どの場面の誰の言葉だったか忘れてしまったけど、例え法的に罰を受けても(被害者遺族にとっては)決して罪を償なったことにはならない、みたいな言葉には私も共感しました。 特に言葉では勝てない被害者の子供、弱者にとっては。 せめて小説の中だけでも仇討ちもやむかたなし!などと思ってしまう私にとっては暗くスッキリ?した話でした笑 | ||||
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他の人も書いているように、読むと途中でやめられません。 一気に読んでしまい、知らない内に休みが半分終わってしまいました。 第一章、主人公が本当に健気で幸せになってほしい、と思っている中、あんなことやこんなこと…。 でてくる大人達は他の湊作品によくあるパターンの人なのですが、1人本当に職場にこういう人いるな、と思い描けた人がいました。 自分の思い通りに事が進んでいる時は、明るく、人懐っこい人なのに、「ナメた相手」には暴力を振るうことに抵抗がない人。自分の中ではスジが通っているので、自分が殴るのは当然だと思っているようで、今の不幸は全部他人のせい。作中のあの人も自分が悪いとか、考えをあらためることはないとは思います。 だとすると、やはり主人公は逃げるしかないのですが、子供が母親を連れてどうやって逃げられるのか。 自分ではどうしようもない、いま自分が生きてる世界でも助けが求められない、そうなった時ラストで主人公と友達がとったあの行動は「世間」に対して、まだ希望がある、「世界」はそこまで落ちぶれていないはずだという希望を感じました。 | ||||
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皆さんが言う程ダメでは無いと思いました。 イヤミス度はかなり低めになっちゃってますけど。 | ||||
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湊かなえさんの集大成!という帯に期待を寄せて読み進めました。 以下ネタバレ含みます。 登場人物それぞれに、虐待、いじめ、放火などのエピーソードがあり、最後はどうなるんだろう。。とページをめくる手がとまりませんでした。告白 のように、登場人物それぞれの一人称での語りで、進んでいきます。 しかし、最後は消化不良というか、救われず、期待値が大きかっただけに少し残念でした。 主人公のお母さん側の視点からもこの物語を見たかったかな。 | ||||
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「こんにちは、章子。わたしは20年後のあなたです」ある日、突然届いた一通の手紙。 送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年、湊ワーールドの集大成! 待望の書き下ろし長編ミステリー!! こちらの本ですが実は、私が湊かなえを知り、また、愛読するようになった「一冊目」の本です。それまでは巡り合わせのご縁がなく知らなかったんですが「タイトルに惹かれて」購入。いざ本を開き読み進めてみると、「あ、これは未来の自分とのタイムリープ系なのだな」と彼女の作風を知らない私は思ってしまいました。 しかし、章を追うにつれ、DVや近親相姦、親殺しの計画と実行、自殺や公務員がAV出演の過去などの公序良俗に反するようなネタがこれでもかというほど盛り込まれており、自分の心がどうにかなってしまうのではないかという危険を感じつつも、今後の展開で「未来」が切り開かれていくのではないかという淡い期待を抱きながらあっという間に読み進めてしまいました。 結末は...ここでは伏せておきますが、、、、 「私はこの作品がきっかけで湊かなえの虜になりました。」 | ||||
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