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未来の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 21~40 2/7ページ
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一気に読み終えました。物語でありながら、読後は社会に対して、子どもたちに対してわたしたちは、私は何ができるのかと考えさせられる現実とリンクしているテーマの作品でした。これまでの湊かなえさんの作品で感じたものとは異なる、なんとも言えない読了感でした。 | ||||
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シーモアでクーポンを使って購入。大後悔です。買わなきゃ良かった。 序章からずーっと女の子のツマラン日記が延々と続きます。 それを超えたらきっと面白くなる…と信じて読んだけど、最後までつまらないままだった。 あとがきで社会に問題提起したみたいに書いてあったけどね。問題提起するにしても、読み手に面白かったと思わせる展開を用意してほしかった。 作者の自己満みたいな小説。 | ||||
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文の構造なのか、物語の構造なのか、序盤から読みづらく、自分の感覚がおかしいのかと不安になりましたが、同じような評価をされている方が結構いることで、ホッとしました。序盤から、手紙のやり取りの形式がしつこくて、また、一回の手紙の中身がダラダラと長く苦痛で、何度か飛ばしました。途中で展開が変わった時に、原因が書かれているところをたどって読み返しながら、先へ進め、なんとか読み切りました。章が変わると、いきなり違う名前の登場人物の視点となり、その章で書いた内容が、なぜそこにでてきたのか、わかるのが本当に最後なので、意味不明のまま読むにはあまりにグダグダ長く、耐えがたかったです。それなのに、肝心のことが描かれていないことが多すぎると感じました。例えば、章子の父が残した映像?内容?が、後でほのめかす説明がもう少しないと流石に無理がないかと思いました。それによって章子がどう感じたのか、それによってどう心に、この後の生き方に影響したのか。そのようなところが、全く描かれていないです。 手紙のやり取りや、四年生の担任の先生と原田くん(大筋になんの影響もなかったかと思います)のやり取りなど、大筋の伏線に関係ないものばかりダラダラと長くて、それが、なんなのか、後で何かあるのか、と期待して読んでも、伏線でもなんでもなく、消化不良のまま終わります。これが評価されているひとの文章なのかと、本当に不信感が募りました。このような文章の組み立て方や個々の文章に疑問を感じるだけでなく、この本の内容、つまり、未来という題名と称して何を伝えたかったのか、プロットと伏線の回収が崩壊していて汲み取れません。また、後書きに筆者が書かれているような、社会問題、貧困問題との関連がある内容とは思えず、かなり違和感がありました。娘が父からレイプされ、兄から売春させられ、誰からも助けられないまま、というのは、とても良くある社会問題などではなく、特異な家庭環境で起こった犯罪行為のレベルだと思います。この感覚のズレがまず共感するには苦しいものがありました。そして、その娘が母となり売春で生計をたてる、そういう連鎖はあるかもしれないですが、そこから抜け出したいというような苦しみ(この苦しい負の連鎖を断ち切りたい、抜け出したい、という点に焦点を当てたなら、まだ、よくある社会問題として理解できます)は書かれてなく、そのあたりは、ママはスイッチが入っていない、とか、人形の状態、という言葉で片付けられていることにも違和感を感じます。(自分の母親ですよ?そんな第三者的なあっさりした感情ですまないと思います) 後半は、娘とお菓子を作ったり幸せそうなことだけになっていき、この母親、文乃の心情や、そのような社会問題化している貧困の負の連鎖への苦しみは最後まで全く描かれていないので、共感できるものが生み出されることなく、その結果、伝えたいコアの社会問題?への苦しみがぼやけ、伝えたいことがわからない作品になってしまっていると思います。社会問題といいますが、社会問題の何に、フォーカスしたかったのですか?それが伝えられていない小説が出版されていることに改めて疑問を感じます。あまりにひどくて、家にわざわざ持って帰る負担も惜しく、新幹線の行きに発駅で購入し、帰りの新幹線の中のゴミ箱に捨てました。。高い文庫だったので、本当に後悔です。 | ||||
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「未来」というタイトルとは裏腹に、読んだことを後悔するくらい重い内容でした。登場人物がことごとく問題(それも性的なものが多い)を抱えています。現代の日本社会でこんなに不幸が連続するものだろうかと思う反面、ニュース番組では信じられないような事件も報道されていることを思うと、実は身近で起こっている不幸なのかもしれません。文庫版で掲載された著者初という「あとがき」を読んで、湊かなえさんがこの作品に込められた思いを知ることができ、少し救われた気持ちになりました。 | ||||
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湊かなえさんの告白はとても面白かったです。 その次の作品も。 ただ、初回ヒット曲を出したバンドがだんだんマンネリしていくかのように、出している作品がどんどん既視感を感じるようになってしまいました。 この、未来 は最初の方はなかなか惹きつける文章なのですが、物語そのものがありきたりで、登場人物も好きになれずで、全体的に暗く、なんともいえない読後感でした。 みなさんはどうなんだろーと、アマゾンのレビューで低評価から高評価まで拝見しましたが、わたしと同じ感覚のかたもいて、やはりそうなんだなあと思いました。 この本を読むくらいなら、告白 を2回目読むか映画の告白見るとかのほうがよいかと。 | ||||
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告白の評判は聞いていたものの未読のまま、友人に薦められて初の湊かなえ小説として本書を完読。 ファンタジー的な出だしから、登場人物(多くは子ども)に降りかかる不幸な出来事。どれもが悪意のある大人の行為に起因する不幸であることから陰惨な気分にさせられる。 徐々に謎は解き明かされるが、物語は何も好転しない。非現実の世界に没頭できるのが小説を読む楽しみだが、最後迄読むと、現実に身の周りで起こっている出来事かもしれないと思わせる。作者の構成力によるものだろう。子どもの悲痛な声に耳を傾けることの重要さを痛感させられる。 | ||||
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で、大声で叫んでみたら耳を傾けるどころかヤバい子供扱いされて周りの大人に警備員呼ばれて警察に引き渡される→最終的に保護施設行き。周りの幸せな家族達は「あの変な子たち何だったんだろうね」と言いながらもすぐにころっと忘れて普通に楽しむ。どうせそんなところだな今の日本だと、と読み終わった時には思ったけど、あとがきを読んでそれでいいのか?と少し思えた。 それにしても「章子」の章はさすがに長すぎました。 | ||||
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湊かなえさんの作品は、今までに発売になったものは全て読んでいます。 「贖罪」に衝撃を受けてからというもの、毎作品出るたび物語を通して自分の中の善悪の判断を試されるような気がします。 今作は苦しむこども達の境遇を読み進めながら、今の社会情勢や、周りの環境に振り回されて、自分の中の正解が果たして本当に正解だったのかと何度も考えさせられる状況の連続に心が痛くなりました。 湊かなえさんの作品を読む度にその苦しみを感じます。なんなら、そのために読んでいるとまで思っています。 今作はその色が強く出ていた作品でした。「あとがき」を読んで涙が出た作品は初めてでした。 様々な感想を持たれる方がいらっしゃるとは思いますが、私は湊かなえさんの色がよく出たおもしろい作品だと思いました。 | ||||
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誰かに相談したり頼ることが、必ずしも良い結果に繋がるかというとそうではないけど、2人にはそうすることで、不の連鎖を断ち切って幸せな人生を歩んでほしいと思いました。 | ||||
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未来からの手紙でファンタスティックな作品かと思ってたら、段々と緊張感のある流れに展開していき、もし自分ならどこで手を差し伸べる事が出来るだろうかと考えながら読みました。 私は話を聞く事しか出来ないけど、閉じ込めて生きていくよりは少しは助けられるのかなと思いました。 久々に湊かなえ作品に触れると自分には考えたことない視点を見れるので内容は考えさせられるけど好きです。 | ||||
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入院中に読もうと買いましたが、、、初めから何だかつまらなく、読むのやめようかな?とみなさんのレビューを見まして、もうちょっと読んでみようと思いました。が、読むにつれて内容が、、、どの家庭も親から子への性虐待やら、そんなのばっかで、入院中で気分も悪い中、余計に気持ち悪くなってきました。湊さんの作品はほとんど読んでいますが、最近は…うーんと感じるもの多数です。 好きな作家さんですので、頑張って下さい! | ||||
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湊かなえさんの作品は、読んだ後のじわっと嫌な気持ちなる所が好きで度々読ませて頂いているのですが、個人的に今回はちょっとやり過ぎなのでは?と感じました。 今回の「未来」というタイトルと黒地に金の文字という表紙を見た時、もしやこれは「絶唱」的な子供達の明るい未来を描く感動系か??と期待と不安を抱きつつ購入。 読んだ感想としては、期待を通り越して、若干引いてしまいました..。 登場人物のほとんどが何かしら不幸なのですが、ちょっと貧しいとか、大事な人が亡くなってるとかのレベルでは無いくらい不幸。 性的な要素を絡ませてる分、より胸糞の悪さが増しています。 あとがきに「貧困な子供は必ずいるし、気づいていないだけでこれは現実で起こっている事です」的なことを書かれてましたが、もしここまで悲惨な目に遭ってる子が数人に1人の割合でこの日本に居るとしたら怖くて外を歩けなくなるレベルです。 文章としてはとても面白くて、引き込まれるので、その分読み終わった後は結構落ち込みました...。 嫌な気分になりたい方には良いのかなと思いますが、あまり人にはすすめません...。 | ||||
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そんなことを考えさせられました。大切なのは、自分を支える些細な何か。それが自分にとって何なのか、他人にとっては何なのか。 何が大切になるかは人それぞれだよねといつもの湊さんらしい表現の中で、見せてくれました。 自分がどんな環境下にあっても支えがあれば生きて行けるし、支えがないとぷつんと切れてしまう。当たり前のことだけど、それは大人とか子どもとか関係なくて、人として大切な何かだと強烈に訴えてくれる作品でした。 読後感も比較的清々しいのかなと思ってます。まさに未来というか期待が持てるそんな終わり方なのかなと。 強いて言うなら、子どもの貧困というテーマだということについては、物足りなさというか、表層を掬ってきたなとと思いました。とはいえ、社会に一石を投じる中で、子どもの貧困を初めて知る人にとっては、子どもの貧困わイメージをしやすい作品だと思います。 | ||||
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強烈なまでに魅せられた「子供目線」からの貧困問題。特に今押し寄せている子供の貧困問題が色濃くでる作品で大事なポイントとなる「子供の声は小さい」という点。 危なかったら、どうしようもなかったら、 【子供から言ってくるだろう】 本当にそうだろうか。自分が子供だった頃を思い出すと分かる。周囲の目が気になり、両親に心配かけまいと嘘の笑顔を漏らしたことはないか。全ての大人に真実を伝えただろうか。絶対にないと言い切れるほどに「真っ直ぐ正直に何でも話した」なんて子供時代を過ごした人はほぼいないと感じる。 作品はすれ違った思いが交錯して結果的に人の死に絡む重大な出来事にまで発展していく。しかし、これは本当にフィクションで済まされるものなのか。 ミステリの奥深さと伝えたい思念がしっかりと伝わる絶妙な作品に湊かなえ先生の新しい世界観が見えた気がする。 今後の格差社会を生きる上で、大人だから読んでおくべき一冊と言えそうです。 PS.うっかりAmazonで2冊買ってしまった。 | ||||
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画面でどんどんこれもこれもと勧められてついついまとめ買い。 | ||||
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最後はどうなるのかな~とページをめくるたび楽しみでした!最後はモヤモヤする終わりかただったのが少し残念 | ||||
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自分が思っていたものとは 全く 別の 物語でした。一気に よんでしまいました。 | ||||
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心にズシンと来る 緻密な伏線と斜め上の展開 少しずつ読んでも良いし、引き込まれるので一気に読んでも良い長編 辛い展開が続くが、何度も泣ける 次に読むのに迷う | ||||
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流石に文章はうまい❗️でも、私にとっては「告白」が一番だな。 | ||||
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『告白』でもそうでしたが、この『未来』も表題の響きから想像していたよりも、ずっとダークな作風で、独特の毒性があって私は好きです。 ネタバレにならない様に言えば、夢でも見ている様な雰囲気から一気に現実問題を突き付けられる展開で、読んでいて胸が苦しくなる場面が山ほどあります。 『作品』と『自分』と言ったように、切り離してエンターテイメントとして、この本を読めたらいいのですが、妙にリアリティが感じられる作品なので、気がつけば、私はこの世界に没入していました。 普段小説は読まない私でも引き込まれたので、皆さんにもオススメです。 | ||||
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