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悪い夏
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悪い夏の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 81~100 5/7ページ
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| 標準的なノワール小説。みんながいうほどクズとワルしかいないわけではない。 むしろこれは誰もが持っている汚いものを表に出しているだけで、心のどこかでは共感してしまう。 誰もが認めたくないことだが。それを読みやすくわかりやすい展開で書いているから、 気づかずにすっと入ってくる。 最後の落ちは皮肉ととらえるか、希望ととらえるかは人ぞれぞれだと思うが、実際の生活も 同じようにわかりやすいハッピーエンドではないからこそ、腑に落ちる終わり方だと思う。 ノワール小説って少し気になる、社会の汚い部分を少しのぞいてみたい、今の生活が少しつらい、 どろどろしたきつめの小説ばかり読んで少しおなか一杯の人にはノワール小説の一休みとしては ちょうどいい。 | ||||
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| この作者の本を初めて読んだが まずは端的に面白かった そして、主要登場人物全員がちょい悪 中にはかなりの悪もいるが(笑) 個人的には群像劇は好きで登場人物をいろんな視野で見る事が出来る ただ終盤のドタバタはコメディってぽくて笑えた あとは各登場人物のその後、10年後くらいを書いてFinしても良かったかも | ||||
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| ロクでなしのロクでもない物語。作者の<あとがき>に<近くにいると「悲劇」に見えるものが、遠くからは「喜劇」に見える」とある。<普通じゃない奴ら>という意味では喜劇かもしれないものの、笑えるかどうかは嗜好の問題だろう。<読中感>も<読後感>も良くない。「旋律のノワールサスペンス」と銘打ってあるとおり、趣味の悪い<暗黒小説>と言える。 舞台は架空の都市で、生活保護制度とその不正受給を軸に物語が展開する。これをテーマにした小説は珍しくないが、この作品では、この制度と不正受給は物語の<ツール>でしかない。その意味でこの小説のテーマは<社会問題>ではない。 市役所の社会福祉の担当者たち、不正受給者たち、それを利用するヤクザ、薬物。一応ストーリーはあるが、「これでハッピーエンドなんてあり得ない」と予測するのは普通の感覚だろう。 こういう<救いのない物語>は精神衛生上良くないと思いますが・・・ | ||||
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| 横溝正史ミステリ大賞優秀賞(大賞は該当なし)だけどミステリー要素はどこにもなかった。「鼻血が出るほど興奮した」など派手な宣伝を真に受けてガッカリした。 | ||||
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| この著者の「正体」を面白く読ませて貰ったが、本書「悪い夏」も一気読みさせて貰った。文庫の 帯にあるように、「クズとワルしか出てこない」状況で、ジェットコースターのようにどんどん事態は悪化して みんな破滅していく。奥田英朗の「邪魔」や「最悪」に似た雰囲気の作品だと感じる。千葉県の 生活保護給付者のケースワーカーである守。真面目一本のこの青年がはまる罠。周りに群がるクズと ワルたち。この作品に救いはない。ただ、私にとって所詮他人事であるこれらの事件は「喜劇」だ。 出てくる人物はすべて自分が悲劇的な人生を送らされていると思っているだろうが、余りにも 不器用な生き様は「喜劇」的でしかない。多分、この「ノワールサスペンス」は映画化されるとすれば、 結構コミカルな趣向で作られるんだろうなと思ってしまう。ただ、罪なく真面目に生きようとしている 人間も登場して来るが、やはり破滅の道に向かっていく。哀れとか言いようがない。いずれにせよ、 一気読み必至の作品である。 | ||||
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| 『正体}が面白かっ他ので。今作品を手にとつたが、生活保護をプロットにつかつかた作品はよくあるが、この作品は、大げさすぎる、最後のドタバタはやりすぎ。 | ||||
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| 一気に読めます。面白かった。 登場人物の何気ない日常を何気ない場所で交錯させ、それを最後に回収していく。ちょっと伊坂ワールドを彷彿させる作り方だと思いました。最後の、誰が送って来てくれてるのか分からない絵が、読者には「自分だけは知ってる」という気持ちにさせて憎いなと思います。唯一の救いですね。 | ||||
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| 久々に面白かったな、と読み終わった時に思いました。 ヤクザとか生活保護とかあまり関わることがない人ばかりでちょっと現実離れ感は否めないけど、一気に読めて面白かった。 | ||||
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| 生活保護、ヤクザ、ワーキングプアなどの問題をテーマにした ひたすらに救いようのない人間しか出てこない救いようのない話 全ての登場人物が絡み合っての終盤はもはや下手な推理小説よりも凄いというか酷いというかな 大どんでん返し、いやあんだけ熱心に正義感で行動してるように見えた人物がって 確かに伏線はいくつかあったけどまるで喜劇の様なラスト | ||||
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| オチがめちゃめちゃのぐちゃぐちゃで最高に笑いました。誰も幸せにならない。ただ喜劇として見るとこうもおかしく読めるのかという一作でした。好きです。 | ||||
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| 布石は良かったけど、中盤、終盤にかけてアラが目につき、えっ⁉️としか思えない展開。題名の 悪い夏 じゃなく 汚ない・醜い夏の方が良いのではと思いながら読了。あとがき読んで一寸だけ納得したけど、此レビューを認めながら段々腹が立って来た。やっぱり駄作でしょ! | ||||
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| 天国から地獄 真面目で純朴な 佐々木は何も悪く無いのに 悪い人間達によって 救いのない地獄に突き落とされ その佐々木も生保の相談に来た 可哀想な母親と子ども 自殺に 追いやっていく コミカルな文章が運命の残酷さ 増長させる後味の悪い良質な小説 生活保護を周る者たちの 悪徳と犠牲と不幸の物語 | ||||
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| お役所的な腹立つ対応や、潔すぎるヤクザの振る舞いや、底辺で沈没してるシングルマザーや、救いようもない話なのに、スカッと読めた。筆力の勝利。 | ||||
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| 続きが気になって一気読みするくらいにはおもしろかったが、もう少しキャラの人物像や背景が確立しているともっと感情移入できたかも。 守の転落からが早すぎて転落していく時の心境とか、心の葛藤が見えないままラストって感じで残念だった。 ストーリー展開重視ならよいが、これといって読み終わったあとに心に刺さる物はなく、一回読んだらもういいかな。て感じで、ずっと置いておきたいって本ではない。 途中まではすごくよかったんだけど。 あと、個人的につっこみどころがたくさんあったのもいまいち集中できなかった原因かも。 以下ネタバレ↓ 読んでて気になってしまったところ 美空ちゃんの隣の部屋、襖一枚隔てていろんなこと起こりすぎてるのに現実逃避してるのはわかるが大人しく絵描くだけじゃ済まないだろとか、 愛美の家に誰か来るたびに、玄関の靴は隠してないといけない場面でそういう描写がなかったり、(吉男クローゼットシーンとか) 愛美の部屋だって撮影してない風呂場とかトイレとかあるんだろうから、バレないようにトイレにメモとか貼って守に忠告するとかできたんじゃね?とか、ていうかそもそもメールとかできるよね? 金本は、あんだけ気になっていた、守だけが(実際は有野と守だが)高野と愛美のことを知っていた理由を結局追求しなかったのも不自然に感じた。 | ||||
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| 普段本はあまり読まないけど、次が気になってどんどん読み進めてしまった。 | ||||
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| 生活保護の人が、出でくるような小説は今まで読んだことがなかったが、物語に引き込まれた。 映画を見ているかのように、読みやすい。 登場人物の一人一人のキャラクターもよく、これからなど気になる。 染井為人の他の小説も読んでみたくなった。 | ||||
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| 物語の中盤までは展開が気になっていたが終盤で、勢いを落としてしまった。結末をもっと長くしてもいいので登場人物のその後を、詳しく描くといいと思った。 読書初心者の私でも読みやすい本でした! | ||||
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| 面白い。小説にハマる気カッケになった一冊。他の作品も読みたい | ||||
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| 魅力的なクズどもがたまらない! | ||||
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| まるで園子温の映画を見ているような感覚でした。 特に最後のシーンのカオスとバイオレンスはやばい! | ||||
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