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悲体
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悲体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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私は作者のデビュー作以来のファンであり、本作は未刊行の"幻の作品"という事で期待して手に採ったのだが、作者のこれ程の駄作を読んだ事はない。記憶障害の男が突然、韓国に旅行して、幼少の頃の自分(及び母、母の愛人、父)と向き合うという物語なのだが、何の構想・工夫もなく、感傷的な文言(特に、「国境線」という言葉をキーワードにしている様である)がダラダラと続くだけ、という驚く程の内容の無さである。 出版社はこれを「私小説的メタフィクション」と称しているが、幾ら"幻の作品"とは言え、本作が出版するレベルに達していない事は誰の目にも明白であろう。作者自身が、韓国のソウルや慶州やプサンに旅行し、そこで偶々自身の父母の事を感傷的に思い出した事をそのまま綴っただけ、という趣きが濃厚なのである。作者のファンの方にとっては、ガッカリするだけなので、手に採らない事を強くお薦めする駄作である。 | ||||
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